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非リア充である事を肯定してくれる『映画大好きポンポさん』

ここ1ヶ月観たいと思っていた映画をやっとみる事ができた。
作品名は『映画大好きポンポさん』

ストーリーは敏腕映画プロデューサー・ポンポさんのアシスタントをしている冴えない映画好きの主人公が、監督に大抜擢され作品作りを通じて人との関わりの大切さなどを説いている作品。

本作を知ったきっかけは、ゴッドタンやあちこちオードリーなどのプロデューサーで知られる佐久間宣行さんが、おすすめのコンテンツを紹介しあうというTV番組で紹介をしていたから。

非リア充である事を肯定してくれた

というタイトルにもつけたこの事について
劇中、ポンポさんが何故主人公をアシスタントに抜擢したかというシーンで「あんたが一番目に光がなかった★」という理由を告げた。

何で?

と思ったがポンポさん曰く、

「満たされた人間はモノの考え方が浅くなる。幸福は創造の敵。現実から逃げた人間は自分の中に自分だけの世界を作る。まさに創造的精神活動!」

自分の解釈としては、青春を謳歌してきたような今が楽しい、仲間最高とか思っている思慮が浅いお前らより、俺達の方がライトノベル・深夜ラジオ・過去の名作映画など面白いものを沢山知っているんだ!

と言う風に捉えれた。

潜在的に思っていたが、言葉にできなかった気持ちを代弁してくれた気がしてスカッとした。

本作とても素晴らしい作品で、特にものづくりに携わっている人にはお勧めします。ただ、映画自体都内は2箇所しかやっていなく9月上旬で上映は終了するので、気になる方はお早めに・・・

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