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旅行にいけない、そんな日々

とにかく海外旅行のために働き、現地の下調べを趣味に、休日は次の旅先を考え情報収集をしていた、そんな日々も、気がつけば随分と遠い思い出に。

そんな私のここ数年の息抜きは、旅のエッセイでした。
そして今回紹介するのは、旅がテーマとなったこちらの小説。

「たまごの旅人」近藤史恵

主人公は新人の旅行添乗員。そう、ツアコン(ツアーコンダクター)です。
旅好きの私にとって、客室乗務員と同じくらい憧れていた職業。
でも雇用形態も厳しいし、変な客多そうだし…と結局は選ばなかった仕事。

この本のなかでは、そんな厳しい事情にも触れつつ、添乗業務をとおしてかかわり合うツアー客とのエピソードが描かれています。

そしてなんといっても旅好きの私の心をつかんだのが、旅先の観光地の描写。

いま一番いきたい国、それがアイスランド🇮🇸(そしてモンゴル🇲🇳、南アフリカ🇿🇦)な私にとって、ベストな1冊でした。

添乗員さんってこんな人間関係まで考えて食事の席を決めてるの!?大変すぎ、、
人によるんだろうけど…

若い+女性+サービス業 の相手に対して、すぐ怒鳴るおっさん…
これはきつい。いるよね。

楽しくてあっという間に読めました。
この夏は旅行を我慢した、そんなあなたにおすすめの1冊です。

近藤史恵さんの本でおすすめがもう1冊。

「わたしの本の空白は」

こちらは通勤電車でぱらぱらと読み始めて、止まらなくなってその夜に読了した本。

夫だという見覚えのない男。記憶のないわたし。最後に頼りになるのは私だけ。

というメモを当時残していました。
先が気になってするする読めるので、ミステリー好きな方に。

最後まで読んでいただいた方、ありがとうございます。
本が好きで、次に読みたい本を探すときには、誰かの感想を参考にしています。
このnoteも誰かが次に選ぶ本の参考になればな、なんて思いで始めました。


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