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私の教育の夢

今回は、私の教育の夢について。

私は2021年の3月に脱サラをした。
私が脱サラを決意できたのは、自分が残りの人生全てを賭けてやりたい夢があったから。

それは、2.4億人をゼロにすること。
2.4億人という数は、日本の人口の2倍だが、何の数字かというと、世界中で基礎教育を受けることができない子供たちの数を表す。

それをゼロにすることが私が残りの人生を賭けてやりたいこと。

日本には、小学、中学と義務教育があって、すべての子供たちが当たり前に基礎教育を受けることができる。
日本では学校に行くことは当たり前だが、世界の一部発展途上国では当たり前ではない。

世界中には学校に行きたくても、学校に行くことができない子供たちが沢山いる。
しかも、その問題は、国の経済力であったり、親の経済力に起因する。
つまり、本人の努力とか、意思とかとは関係ないところで決まってしまっている。
自分は、残りの人生を賭けて、この現状を変えていきたい。

なぜなら、今の現実は、教育のあるべき姿ではないからだ。
教育とは、本来、誰かのためではなく、みんなに平等でみんなのためのもの。
だから、私は世界中のすべての子供たちが当たり前に基礎教育を受けられる世界にしたい。

もちろん、自分が生きてる間に、この2.4億人をゼロにできるとは考えていない。
しかし、ゼロに近づけるための、土台を作ることはできると思っている。
そうすれば、自分の思いに共感してくれたたくさんの人たちが、自分が作った土台をもとに、さらなる高みへと発展を続けてくれて、いずれかは私の夢の実現をしてくれる。

ではなぜ私がこのような考えを持つに至ったかというと、それは私の20代前半の時の経験によるものだ。

私は高校を中退し、19歳になる歳に東京に上京した。
上京してから、しばらくフリーターを続けていたが、あるきっかけにより大学入学を目指すことになった。
きっかけというのは、私は中学時代、野球をやっていたが、自分と仲の良かったキャッチボールの相手が慶應大学に入学し、東京六大学野球でプレイしていて、それを神宮球場で見たことがきっかけだった。

それを見た私は高校時代、一度諦めた野球への思いが再燃し、自分も神宮球場で早慶戦の中でプレイをしたいと思うようになったからだ。

そして、早慶に入学することを目指して、受験勉強を開始することにした。
しかし、1人だとどのように勉強したら良いのかよく分からなかったので、私は予備校に通おうとした。

しかし、予備校に通うためには、100万円近いお金を払わなければならず、私の両親は裕福ではなかったので、払うことができず予備校に行くことができなかった。

したがって、私はアルバイトをしながら、独学で受験勉強を始めた。
そして、24歳の時にようやく法政大学に入学することができた。
アルバイトをしながら何とか合格することができたものの、私の両親はお金がなかったので、大学の受験料や入学金を、全て自分でアルバイトして稼ぐしかなかった。

そして、大学に入ってからもお金がなかったので、奨学金を使って、大学を卒業することができた。
また、大学の学部を首席で卒業し、一橋大学院へと進学することができた。
大学院を卒業した後、日本の大手企業に就職したが、1,500万円の奨学金の返済をしなければならなかった。

一方、奨学金を使わなくても、親に授業料を払ってもらって何不自由なく卒業できる人もいる。

この差は何かというと、親の経済格差だ。
私は運良く大学院まで卒業することができたが、親の経済的理由により、大学進学を諦めた人も沢山いる。

それはなぜかいうと、教育にはお金がかかってしまうからだ。

この、「教育には金がかかるという仕組み」を変えない限り、教育の機会平等を作ることができない。

そして、そのための取り組みのスタートして、読書コミュニティーの運営を始めた。

このコミュニティーのコンセプトは、『学びから人生を変える、世界を変える』だ。

私は、このコミュニティーの中で、コミュニティーのメンバーが、学びを通して、人生を変える、世界を変えていくお手伝いをしたいと思ってます。

そして、私はこのコミュニティーを通して、自分の夢に共感してくれる仲間を増やしたいと考えています。

そうすれば、自分の夢の実現も決して不可能ではないと思っています。

自分の夢と夢への思いを語ったところで、続きは、また次回。

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