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ビブリア古書堂の事件手帖 /本に関わる人々の秘密と物語

北鎌倉にある古本屋から物語は始まります。
五浦大輔は、亡くなった祖母の形見の古本を査定してもらいにビブリア古書堂に訪れます。
そこで出会ったのは店主の篠川栞子。
鋭い洞察力と推理力で古本に関わる人の謎を解き明かしていきます。

ジャンル: ミステリー、青春小説、恋愛小説、
     ライトノベル
著者: 三上延
出版社: ‎KADOKAWA

古本にまつわるミステリーものです。
古本屋に持ち込まれる、古本の謎を主人公たちが解き明かしていく物語です。
題名になっている本の内容も作品内で、少し紹介されます。
謎解きの内容と作品の内容は関わってきますが、
作品を読んだことがなくても、大丈夫です。

題名ごとに完結する、4つの短編から成る作品で、
最後の短編で4つの短編に少しだけ関わっている事柄が完結(解決)する流れになっています。

栞子さんはちょっとぬけてて可愛らしい女性なのですが、本に関わることになると凄い推察力を発揮します。
大輔くんも身体が大きいという設定なのですが、
優しい心配りができる男性で、この二人の関係性も距離感もほほえましく感じます。


少しの謎解きと、読んだことのない本と
出会いをしたい方におすすめの本です。

☆5点満点中
ミステリー ☆☆☆☆
本 ☆☆☆☆
ロマンス ☆☆☆


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