見出し画像

【自己分析編】MARCHから総合商社へ


0. 初めに


始めまして!こんにちは!私のことを知らない方に向けて改めて自己紹介をすると、MARCHの大学を卒業し、現在は総合商社(5大)で働いている者です。就職活動の結果は総合商社を含む日系大手複数社から内定を頂くことができました。

MARCH:明治大学/青山学院大学/立教大学/中央大学/法政大学

ビハインドを背負っていた私が総合商社内定という下剋上を達成するために行っていたことを惜しむことなくご紹介します!ただ、自己分析をするので
はなく、日系大手・総合商社の面接で有効だった「本当の自己分析」を書いています。

自己分析から面接に向けてどう考えていけばよいかまで書いていますので是非見てみてください!!


今回は自己分析編です!今自己分析に励みながら就活を進めている方が多いのではないのでしょうか?最近よく後輩からよく聞かれる質問があります。

自己分析の仕方がわからない
自己分析の目的は?内定に生きるのか?


上記の質問が非常に多いです。そこで今回のnoteを執筆することに至りました。今回は私の意見を交えながら実際に行ったことを書いていきます。後半
には私が総合商社から内定を取るために行った「徹底した自己分析から面接で相手の心を掴むために行ったこと」を公開します。


1、自己分析の目的とは?

自己分析の目的は3点大きくあると思っています。————————————————————

①自分を知るため
これはいわゆる自分のこれまでの人生を振り返り、何を頑張ってきたのか、なぜ頑張れたのか?どのように課題に向き合ったのかを知るためのものになります。これは1番有名な方法で、経験ベースで自分を知っていくものになるかなと思います。

②やりたいかもしれないことを見つけるため
就職活動をする中で受ける業界や企業を決めないといけないタイミングがあります。その際の判断軸を作るためになります。福利厚生などの面でも決めると思うのですが、そういった部分ではなく、「何をしたいのか」での軸になります。これは過去の経験から自分がどう言う時に幸せな気持ちになったのか、やりがいを感じたのかという点で考えることができます。このラインより上のエリアが無料で表示されます。

③面接で納得感を持たせるため
面接で聞かれるのは何も大学時代の話だけではありません。あなたの「人生」が聞かれます。そこで自己分析をしていないと納得感のある回答ができないので、そのために自己分析をする必要があります。

⇒今回のnoteではここの③に焦点を当てて、徹底解説をしていきます!
※世の中に①と②については沢山出回っているので、今回は省略いたします。詳しくはググってみてください。

※自己分析に終わりはありません。私も総合商社の面接前日の5/31まで自己分析は行いました。気楽にかつ逆算的に自分を深く知る機会だと思い、頑張りましょう!!


2、オススメ自己分析法(ミクロ×マクロ)

この章では「面接で納得感を生む」ということを達成するために最もおすすめの方法をご紹介いたします。

※これは私が良いと思った方法の1つなので、自分がやりやすい方法でやってみてください🙇‍♂️
————————————————————

Step1: 自分史を書く→※モチベーショングラフでも良し

自分史というのは幼少期からの自分の歴史になります。総合商社志望の方は自分史を一度時間をかけてに書くことをお勧めします。なぜなら三〇物産のESが2500文字の自分史だからです。時間のない人はモチベーショングラフでも補えますが、この記事の読み手のボリューム層は総合商社志望だと思うので自分史を推奨します。自分史を書くのメリットは大きく2つあります。

①自分を多面的に分析できる
②逆算的に経験を取り出せる→詳しくは4章で解説します!!!


書いていたことは
①幼少期からの細かい経験(小さなことから書いていました)
②期間ごとに分けて性格の形成の流れや考え方の変化を書いていました。

その次に行うことは幼少期から大学時代までの期間ごとで「良かった経験と悪かった経験を1つずつ」切り出します。ここの経験を基本的には面接で使っていくことになります。


Step2: 経験ベースで丁寧に整理していく→※以下「経験シート」と呼びます.

次は幼少期から大学時代までの期間ごとで切り出した良かった経験と悪かった経験を1つずつ丁寧に整理していきます。

悪かった経験からは「自分が課題に対してどう向き合ったのか?」「何が悪かったのか」を見つめます。実際に後の良かった経験に紐づいていることも多いので丁寧に見ていきましょう。

ここで大切なことは
①面接で使う内容になるので丁寧に深ぼること
②「自分らしさ」を見つけていくこと

の2点になります。


<幼少期・中学校期>
状況を整理して、「何を?」に対して「なぜ?どうして?」を積み重ねてください。そして「なぜ?どうして?」先に出てきた抽象的な言葉、例えば、「結果で示したかった」とか「興奮やワクワクを味わいたかった」とかの言葉にもう一度『どうして?』を書いてみてください。

そして最後に「自分らしさ」を抽出します。

〇自分らしさの例
・高い目標に対して努力できる
・自分で考えて練習できる探求心
・自発性
・1度決めたことは最後までやりきる粘り強さ
・小さい力を集めて大きなチームに勝つ喜び



<高校時代・大学時代>
実際に面接で使うことも多いです。ここに対しては自分の意思が強く出た良い・悪いエピソードに対しての深掘り方法です。丁寧に見ていきましょう。

よくある、ガクチカのマトリックスで整理していきましょう。背景、目標、…結果と学び ですね。

ここでも細かく「なぜ?どうして?」を重ねる癖をつけてください。その中で、自分が何かの行動を起こした時の『自分の感情』を描くようにしてください。そして最後に、同様に自分らしさをまとめます。

「自分らしさ」に関しては面接で最大限アピールするべき点です。
※次の章を参照。逆算的な自己分析を通じて選択していくこともある。


またこの自分らしさを「自分の言葉で表す」ことで唯一無二の強みになります。この「自分の言葉で表す」は時間がかかるかもしれませんが、かなり差
別化できるポイントなのでやってみてください!!


これを幼少期から大学時代まで行うことで、人生を通じた自分らしさを5つほど発見できると思います。

3、逆算する自己分析(面接準備)

次は面接につながる部分になります。前の章で時代ごとの経験を綺麗に整理できました。実際に面接を受ける際に多く人は次の準備すると思います。

想定質問の回答を考える


これは間違ってはいないのですが、甘いです。
私が考える正しい順序は以下になります。

①企業が求めている人材を徹底分析する
→求めている力、内定者の特徴、社員の学生時代の特徴、業務レベルで何が求められるのかなどをインターン・OB訪問・セミナーで徹底分析する。

②自分の人生やガクチカのどの部分で求められる力を訴求できるか考える
→自分史や経験シートから探します。

③想定質問の回答を考える
→その際に「求められている力をアピールする一貫性」と「自分らしさ」が惜しみなく伝わっているのか考える。

④模擬面接などで聞き手の印象を聞く
→伝え方にも気をつけていきましょう!

⑤想定質問の回答や伝え方を修正する

この手順でやること企業が求めている力を逆算的に自己分析から取り出し、勝負することができます。これで納得感を生み出せます。


※注意点
①企業が求めている人材を徹底分析する
⇒サンプル数を確実に取りましょう。少ない情報だと判断できないですし、間違っている可能性があります。多くの情報をOB訪問を通じて獲得し、複数
個決めていきましょう。

②自分の人生やガクチカのどの部分で求められる力を訴求できるか考える
⇒自分史や経験シートから探すまでは多くの学生がやることだと思います。

総合商社志望の方は次の章の内容を絶対に取り入れましょう。圧倒的な差別化になると思います。

③想定質問の回答を考える
⇒「求められている力をアピールする一貫性」は大丈夫だと思うのですが、「自分らしさ」必ず忘れないようにしましょう。この自分らしさこそが企業
があなたを採用する理由になります。

<自分らしさに関して>
自分らしさを認めてくれる企業が行くべき企業だと私は思います。逆に求められる力だけをアピールされても気持ち悪いですし、ロボットみたいに見え
ます。ロボットのような学生は企業から見ると鎧を着ている人にしか見えないため、採用する理由は見出しにくいです。伝え方の部分も大きいですが、
「自分らしさ」を突き詰めていきましょう。


次の章が本記事の最大の目玉部分になります。難関企業への下剋上を目指す方は必見です!!


4、納得感を作れ!!(日系大手・総合商社で超有効)

ここでは自己分析を突き詰めることで納得感を最高級に生み出す方法をお伝えします。

結論を先に申し上げると、それは

「成長ストーリーを作ること」になります。

ここでやるべきことは経験シートで抽出した自分らしさの1つ1つに対して成長ストーリーを作ることです。この成長ストーリーこそが面接官に対して納得感を生み出すことになります。

<一般的な就活生>
企業が「タフネスさ」を求めているのなら、○○時代のこの話だ!!


これでも間違ってはいませんが、これだと弱いです。下剋上を狙う学生がこれをしたら経験勝負になり、まず負けます。

勝つ学生は「人生単位で」説明しにいきます。

大学時代はこの部分から出た。でもこれは中学時代のある経験から培ったんです。この経験から価値観が〇〇に変わって〜〜


これこそが納得感を生み出す方法になります。
ハイスぺ学生は経験が凄いのでここまでしなくてもある程度の納得感は生み出せます。下剋上を狙う学生は「人生単位で」勝負しましょう。


<ストーリーを作るべき内容>
PCやノートにテーマごとに整理しておくことでわかりやすくなります。

①自分らしさ1つ1つに対して
②企業が求めている力、リーダー経験、挫折経験というようなテーマ
③ガクチカの1つ1つの行動の意図に対して
④就活の軸や志望動機を考えるようになった経緯に対して



これによって
・企業が求めている力を得たプロセス
→成長ストーリーがある

・自分らしさ
→成長ストーリーがある

この2つだけでも戦える状態になります。


更に
・ガクチカの1つ1つの行動の意図に対して
・志望動機を考えるようになった経緯に対して


なども全てストーリーを作成しました。ここまで行えば無双状態です。


これが本当の自己分析です。

①自分のことを多面的に知る
②経験ベースで振り返る
③逆算的に求めている力を訴求する
 →自分史・経験シートから切り出す
④さまざまな観点の成長ストーリーを作る

ここまでくれば言語化が圧倒的にされると思いますし、あとは伝え方の問題になります。

※もし不満・疑問・指摘がありましたら、遠慮なく質問ください。原則、1週間以内には対応します。

以上になります!!!最後まで読んでいただきありがとうございました!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?