見出し画像

やっぱりビートルズはよいなと思っているという話

先週の日曜日にNHKラジオのディスカバービートルズⅡが終わり、その後一週間はらじるらじるで聞き逃し配信されてましたが、それも終わってしまいました。

昔であればカセットテープなどで永久保存版にすることができたでしょうけど、なぜかそういうことはできない便利なような、不便なような世の中ですね。

さて、そんな私は90年代にティーンネージャーだったのですが、そんな世代の私にとってもビートルズは身近な存在でした。

初めて聴いた、実家にあったビートルズのCD盤は謎の盤?であり、それにはA Hard Day's NightとHelp!がいっしょに入っていたり、さらにはThe fool on the hillが入っているなど、赤盤寄りなの?青盤寄りなの?というごちゃ混ぜのベスト?アルバムだったのです。(当時はそのような謎盤が本屋の入り口付近によく置いていたのです。)

友人の車内で、別の音楽付きの友人が持って来たリボルバーCDをカーオーディオ(CDチェンジャー!)で聴いて、Here, There and Everywhereは純粋にとても良い曲、Taxmanはモッズ系以前にあって、the jamのようなクールなかっこ良さがあるなーなどと思っていました。

その後、各世代の洋楽、邦楽を色々と聴いていましたが、NIRVANAのカートコバーンも「ビートルズのコピーバンドになる」的な発言をしていたり、RadioheadのHail to the theifはビートルズの影響を受けていると言っています。

BLANKEY JET CITYがジョンレノンという曲を作っていたり、村上春樹の小説にしょっちゅうビートルズの曲が出てきたりと、とにかくあらゆる国、世代、ジャンルに影響を与えた偉大なバンドであるという認識はありつつ、90年代の音楽キッズにとってはビートルズは少し前の世代にいた、スタンダードな曲から、奇抜な曲までできる良きバンドという認識なのでした。("レジェンド"という感じではなかったというニュアンスを伝えたい感じです。)

年齢を重ねても、ちょくちょく自分の中でのビートルズブームは再来し、とくに何故か年末になると無性にビートルズが聴きたくなる発作はほぼ毎年のように起こります。

そんななか、ディスカバービートルズを一昨年初めて聴いた際に、トライセラトップスの和田唱さんが、UKモノラル音源のビートルズ盤を紹介していて、その音がすごく良かったんですね。

もちろん何度も聴いたことある曲なのに、音が太いというかなんというか。アナログ盤をかけてくれるバーでアルバムPlease Please Meをかけてもらった時もなんか迫力あって感動したなー。

なので、自分もモノラル盤が欲しくなって、でもネットでバカ高くって、そんな中まともな額のモノマスターズを買い、聴いたときの音はやっぱり良かった。(まあレコードってだけでも味わい深いのですが。。。)

Amazonで買ったモノマスターズ

その時、その場所、その年齢で、そのミックス、音源、マスタリングで何度も楽しめるビートルズだなーと。ディスカバービートルズIIを聴いて改めて思った次第です。

昔からジョンレノンは声が、その魂がかっこいいなーと思っていますが、やっぱりポールのポップセンスはやばいな。とか、ジョージのワンコードセンスはすごいなとか、リンゴの絶妙なオカズは唯一無二だな、とかそのような感慨を与えてくれるビートルズと、番組に感謝です!

そんな私は無性にストロベリーフィールズのアナログでの音が聴きたくなってら中古レコード屋に行き、たまたま売っていた赤く透明なかわいいジュークボックス盤を衝動買い(でも千円)したのでした!

STRAWBERRY FIELDS FOREVERのジュークボックス盤

うーん、いい!♪

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?