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生ける伝説①

勝手に伝説化シリーズ第1弾
果たして今後も続くかは不明…。

函館の観光地である西部地区の
メインストリート『二十間坂』と
日本の坂100選に選ばれた『大三坂』を
登りきった間に位置し、函館山の麓にある
『ギャラリー村岡』に行ってきた。

『ギャラリー』というとアートなイメージで、
今まで存在は知っていたが、なかなか行く
理由が見つけられず、スルーしてきた。
では、なぜ行ったかというと、
先日知り合った親子が、私の地元、
徳島県の藍を使い藍染をしており、
それを「ギャラリー村岡で展示販売している」
とのことだった。
今までも何度も行こうかと思いつつ、
本日まで伸びたが、意を決して行ってみる。

すると優しそうな男性がお出迎え。
その人こそ、ここの店主、村岡さんである。

音更出身で、20代に函館に移り住み、
函館の歴史的な古建築に携わりながらも
自らは地元作家に特化したギャラリーを経営。
紹介記事元町倶楽部の代表も務める。

私が徳島県出身だというと四国好きらしく、
やたらとそっちの話で盛り上がり、
コーヒーまで頂いてしまった。

函館の街並みを愛する村岡さんとしては、
良い建築物が解体されると聞くと、
市へ陳情書を提出する等で
訴えかけてきたそう。
私自身もそういった解体されそうな現場を
見つけると解体を何度か止めてきたし、
お願いもしてきたと伝えると、
そうやって活動している人がいたんだなと。
「50年待ったよ」と言われた。
他にもたくさんいますから〜。
しかし、まあ色々とお話ができて良かった。

函館の西部地区に住む70代は本当に若い!
そして、函館の隆盛、衰退を肌で
感じてきている。
実際になにを見ても書いていないことを
知っている。
まさに『生き字引』。

点在する『生ける伝説』達の話を
集約したアーカイブ本をだれか
出版してくれへんかな〜。
peepsさん、どうでっか?

裏は取らない都市伝説でいいから!

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