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#319 ディフェンスバトルは広島に軍配

Bリーグ チャンピオンシップ、クォーターファイナル以降は、じっくり観れないまま、昨日のファイナルになってしましました。

昨年王者の琉球とワイルドカードから勝ち上がってきた広島が、お互い1勝1敗で迎えた最終決戦。
泣いても笑っても今シーズン最後の戦いでした。

バスケ大好きおっさんの勝手な寸評です。

1Qは、広島がスタートダッシュに成功。
2Qは、どちらのオフェンスもディフェンスもイーブンという内容。
3Qからが、まさにディフェンスのガチンコ勝負という感じでした。
両チームとも気持ちが入ったディフェンスで、このクォーターが11対11というロースコアという結果にも表れていました。
気持ちが出ている分、不要なファウルというより、強度の高いディフェンスの延長で吹かれたファウルが多かったように見えました。
そこを搔い潜るかのように、琉球は今村、広島はエバンスのドライブからの得点が光りました。
4Qは、両チーム譲らないディフェンス強度の中で、ここぞのスリーポイントを決めきった広島に軍配が上がりました。

・時折アップで映るガード陣の腕の傷が、ディフェンスやリバウンド、ルーズボールの激しさを物語っていた。
・どちらのディフェンスも強度が高くて素晴らしかったが、ターンオーバーの差が結果にもつながった。(広島13、琉球は19)
・広島は、スリーポイントの成功数と決めたタイミングもよかった。
 (広島9/24、琉球4/24)
・広島は、インサイドプレイヤーを効果的に使えたのも大きかった。
 (琉球は、控えのカークが7:18、飛勇が0:00のプレイタイム)

たらればになりますが、琉球はクーリーとダーラムでインサイドを、今村と岸本、小野寺でアウトサイドをバランスよく攻めたかったですね。
それをさせなかった広島のスイッチディフェンスが秀逸でした。
1試合通して、ディフェスでバトルしているような試合で、力が入るシーンが多く、ラグビーを観ているときに近い感覚に陥りました。
初優勝の広島、東京と千葉という強豪との激戦を制してきた琉球、素晴らしい試合を魅せてくれた両チームに拍手。

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