#351 質疑応答に怖がりすぎない

澤円さんのVoicy澤円の深夜の福音ラジオ 【第454回】「プレゼンの醍醐味は質疑応答にありとういう話。」を聴いたことのアウトプット。
どういったマインドセットで質疑に対応するかという話。

プレゼンが苦手という人に一定数いるのが、質疑応答が怖いという方。
質疑応答が怖くてしょうがない、何を聞かれるかわからないからどう覚悟していいのかわからない、という人がたくさんいる。
そういう方に対しての最初のアドバイスは、「質問というのはすべて必ず答えなければならないものではない」ということ。
質問というのは、追加サービスくらいに考えてもいいんじゃないかと僕は思っている。
聞いた側も、答えなければ罪人であるみたいなマインドセットで聞くというのは、ちょっと違うんじゃないかと思う。
本当に言わなければいけないことをまったく言わなかったら、これはそもそもプレゼンテーションがなっていないので、これは別次元の話。
自分がコンテンツを提供して、さらに追加の質問が来て知らないなというときに、知らないということに対して、あまり罪の意識を持ちすぎる必要はないかなと思う。
知っていて然るべきであるという風にオーディエンス側は思っているかもしれないが、全知全能の神ではないですから、知らないものがあっても不思議ではない。
知らないことは、自然なことなんだと、まず自分自身が納得をしておけば、質疑応答で答えられないということに対して、異常なまでに罪悪感を持ったりとか、恐怖心を抱いたりすることは減ってくるんじゃないかと思う。
そしてもう一つが、その質問が何かの正解を求めるのではなく、思考の縺れみたいなものが原因で、それが質問になって出てきている場合もある。
そういった場合には、「質問に質問で返すのはちょっと申し訳ないんですけど」というように、相手の頭がこんがらがっちゃってるのを解くのを手伝うやり方もある。

プレゼンにもいろいろあって、自分からの価値提供がある場合は、澤さんのおっしゃるように、質問を怖がらなくてもいいように思います。
しかし、会社内でオーソライズを得るようなプレゼンテーション、ピッチ大会などで勝敗や順位付けをするプレゼンテーションでは、質問に答えられないと承認が得られない、評価が得られないことがあり、怖さはあると思います。
そのために想定問答を考えて準備するのですが、想定問答以外の質問が1つ以上あることがほとんどではないでしょうか。
質疑応答に怖がり過ぎないために、プレゼンテーションそのものも想定問答も、これだけ準備したから準備以上の質問が来たら仕方ないと割り切って全力を出す方に注力するのもよいかと思っています。


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