TABF2019と、19歳のわたしが教えてくれたこと
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TABF2019と、19歳のわたしが教えてくれたこと

菊地 亜希(bonyari aki)

三連休の初日は、
毎年夏に開催されている「TOKYO ART BOOK FAIR(以下、TABF)」へ。

今年の会場は3月にリニューアルオープンしたばかりの東京都現代美術館。
ガラスばりの回廊は曇天でも明るく、素敵な場所でした。

今年の戦利品は
安野モヨコさんの漫画「オチビサン」の豆本が作れるキット2冊分と
カルチャーマガジン「Wooly」の15周年特別号。

「オチビサン」の豆本は夫が組み立ててくれるらしい。
なかみだけでも可愛いのに、豆本とか可愛すぎてどうなってしまうのだろう、という気持ち。楽しみ~。


「Wooly」は、わたしが大学生の時インターンでお世話になっていた師匠たちとともに創刊したカルチャー誌なんですが、創刊以来ずっと出版され続け、フリーペーパーだったものが今は書店で販売されるようにもなって、
15周年アニバーサリー号が今年のTABFで特別販売となったのでした。

トレンドや価値観が移ろいやすいこの時代に、
「続けられる」ということは、それだけで本当にすごいこと。

思い返すと、創刊当時のわたしはめちゃくちゃ生意気な大学生で、
周りの大人たちからつけられたあだ名は「無敵」(笑。いや笑えないか…あの頃ご迷惑おかけした皆様すみません本当に…)。

雑誌作りの知識も技術も持たず、
それ以前に、
センスも、礼儀も言葉遣いすらなってないワガママ娘の
「雑誌作ってみたいんです!」という思いつきに対し、
師匠が「いいじゃんやってみなよ」と面白がってくれたおかげで、生まれたのがWoolyでした。

そんなこんなで15周年特別号…
プロローグに、師匠からわたしへのメッセージが。

「わたし、まだ全然生きてますよ!」とツッコミつつ笑、
師匠たちへの感謝と懐かしさで胸がいっぱいになりました。

今ではわたしも、後輩たちになにかを伝えたり、
逆に自分とは違う世代のユースカルチャーを教えてもらったりする機会がたくさんあります。

あのころの師匠たちのように
新しいことを「いいじゃんやってみなよ」と共に面白がり一緒に形にしていけるような、
一方で、自分のセンスや価値観の軸を大切にしながら挑戦し続ける大人でありたいなと。

プロローグを読みながら19歳の頃を自分を思い出し、
生き方のスタンスをあらためて再認識した日でした。

プロローグ冒頭「無くしものが出てきたのと同じくらいか、それ以上に嬉しいこと、それは忘れていた自分に又出逢うこと…」って、本当にそうだった!
今でも師匠には教えていただくことばかりです。

鶴さん、Wooly15周年おめでとうございます!


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菊地 亜希(bonyari aki)
wooly mag founder⇨サイバーエージェント⇨ウエディングパーク ブランドマネージャー。食べることと寝ることと旅と読書とJ-POPが好き。旅するように暮らしていきたいです。bonyari akiは文筆業のときのペンネーム。投稿は個人的なものです。結婚/結婚式/生活芸術