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【7/17(日)まで】散歩社のブランドパートナーシッププロデューサーを募集! ボーナストラックや散歩社のブランドと企業・自治体の思いを掛け合わせて、新しい価値を生み出すスペシャリストになりませんか?

下北沢線路街に位置するボーナストラックをはじめ、新しいまちやエリアの提案を通して人々が挑戦しやすい社会の実現を目指す散歩社。この度、ブランドパートナーシッププロデューサーを募集するということで、どんな人に参画していただきたいのか、また、なぜ今この役割を必要としているのか、散歩社の経営メンバーに話してもらいました。記事の最後に募集要項がありますので、ぜひ最後までお読みください!

小野:ここ1年くらい内沼さんと話してきたテーマが2つあって、1つは日々ボーナストラックで行われるイベントを全部散歩社の持ち出し企画でやるんじゃなくて、ちゃんと経済活動にしていこうということ。もう一つは、散歩社としてのこの先を見据えた中での組織化についての話です。

経済活動にしていこうというのは、主催のイベントをやめるということではなくて、それも場のキャラクターを形成する上では大事なので継続しつつ、昨年ボーナストラックでやった〈介護月間〉のように複数の会社に少しずつお金を出していただく形や、一社まるごと協賛という形まで含めて、散歩社と外部の方で一緒にイベントを企画し、運営することをきちんとビジネスとしてやっていこう、ということです。

そういうことが得意なスタッフが現状散歩社にいるかというと、今はコンテンツメーカータイプの人が多くて。クライアントさんを連れてくる難しさはもちろん、問い合わせが来てもクライアント側の意図をうまく掴みきれないこともあると思うので、そうした機会をちゃんと捉えて経済活動につなげていくために、営業マインドがあるとか数字に強い人が必要だろうなということを考えています。

もう一つの組織化というのは、ボーナストラック以外にも散歩社が関わる拠点をこの先展開していく予定があるので、そうなると当然僕や内沼さんが下北沢にベタ付きでいられなくなってくるので、組織として自立していく必要があると思っていて、今回の募集も含めて散歩社を組織として整えていく準備を進めています。

今日来ていただいている但馬さんに、社外取締役として散歩社に参加してもらったのもそのひとつです。組織のこと、一緒に考えてくれませんか、ということで。

僕も内沼さんも、自分たちのノウハウをスタッフに渡していくとか丁寧に教えるとか、組織化に際して大事な部分を自分たちではやりきれないなというのがあって、僕ら二人での散歩社の「キャラ付け」以外の部分を、但馬さんの力を借りてやっていきたいと思っています。

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散歩社:小野

内沼:そうですね。この記事の趣旨としては、おのっち(※小野さん)が言ってくれた通りで、2020年4月にボーナストラックがスタートして、いろいろ活動してきましたが、この先もっと外部の方々と一緒に新たな価値を生み出していきたいと思う中で、ビジネスマインドのある人を募集します、というのがメインなんですけど、但馬さんに入っていただいたことも含めて、散歩社の今の状況とか、目指しているものについても知ってもらえた方がいいかなということで、その辺りについてもお話していければと思っています。

小野:ということで、基本は求人記事なんですが、まず但馬さんに自己紹介していただいてもいいですか?但馬さんの視点でも散歩社がいま必要としているものについてお話しいただきたいので。

但馬:はい、但馬といいます。「ファンをつくりファンと歩む」というキャッチコピーで、fascinate(ファッシネイト)という会社をやっています。長くパタゴニアに在職していたのですが、その時に触れてきたパタゴニアのブランドの作り方がとても理想的だなと思っていて、そうした企業を増やす、というのに伴走型で取り組んでいます。おのっちとは、10数年前からの付き合いで、内沼さんとは今回ボーナストラックから初めまして、です。

僕の目から見た散歩社、ボーナストラックですが、すごく刺激的で面白い活動だと思っています。不動産がどうしても投機目的になる傾向が強いこともあって、多くのまちは資本力のある大手企業ばかりがお店を開きやすい環境になりがちです。本来まちというのは、創造性を高め、挑戦者を応援するような場所であるべきところが、新しい人が挑戦しにくい状況になってしまっているんです。そんな中で散歩社は、なるべく小さな挑戦がしやすい場所をつくり、そこを訪れた人たちがそこからなにかを学んだり、刺激を受けて帰れるように、ということを手がけようとしている。

おのっちからの依頼でボーナストラックのテナント向けのストアマネージャー研修をしたのが最初の関わりでしたが、その時から面白いことをやっているなーと。一方でこの世にまだない業態をやろうとしているからこそ、チーム作りが難しいだろうなとも感じていて。

そんな中で今回お声がけいただいて、散歩社が目指すことには非常に共感しているので、僕が培ってきた知識や経験をうまく共有しながら前に進めることができたらそれは僕にとっても楽しみなことだな、ということで参画させていただいた次第です。

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散歩社:但馬

−− 小野さんから社外取締役をお願いしたとのことですが、但馬さんにお願いしようと思った一番の理由はなんですか??

小野:まあ、おじさんだ ってことですかね(笑)。

一同:(笑)

小野:半分は冗談で、半分は本当で(笑)。というのは最近、同世代だけでチームを創る難しさを感じていて。若い人や、年上の人がチームにいるほうがぶつからなくて済むし、仕事も進むケースが多いなぁということを、実感を伴って思っていたんです。

例えば若い人の意見を聞いて、自分の原点を見つめなおしたりとか、逆に20年とか30年近く組織運営してきたベテランの方が「それってこうだと思うよ」って言ってくれる、いろんなケースを見てきた中での話しぶりがすごく参考になったりする。

当事者性や、同世代性が強すぎたりすると、どうしても物事が前に進まないことがあるので、少し俯瞰してもらえる存在というのがすごく貴重なんです。

あと、さっき但馬さんが元々パタゴニアにいらしたという話がありましたけど、パタゴニアの裾野を広げる活動をしっかりやる感じがすごくいいなと思っていまして。

どの業界でもそうですが、先鋭的なことをやっている人たちって、その人たちだけで閉じてしまって支援者になりうる人たちがついていけないということが結構起きているんですよね。一方で、広い裾野を相手にビジネスをするような大きな企業では生活者を少し下に見るようなスタンスで「寄り添う」みたいな言葉を使ったりして、本当はもうちょっと分かっているんじゃないかと思う生活者に対して、「いやこれくらいしか分かってないからさ、生活者って」って言ってしまったりする。

両極端ですけどそのどちらも違うよな、と思う中で、尖った部分は尖らせつつ、裾野も広げていくバランス感覚を僕たちは持っておきたいなと思っていて、でもそれって矛盾することだし、難しいことだとも思うんですよ。

その辺りのバランス感覚において、パタゴニアのあり方はすごく理想だし、加えて類似企業の事例をたくさんご存知なことも含めて但馬さんが人生の先輩として見てきたことをインプットしてもらえると、僕たちもこの先のことを決めたり、進んでいったりしやすくなるんじゃないかというのがありました

あとは、単純にこのふたり(内沼さんと但馬さん)を結びつけたらなにか化学反応が起こるかなというのもあって。(笑)

内沼:僕はさっき話題に出た、ボーナストラックのいくつかのテナント合同で行ったストアマネージャー研修の際に、初めて但馬さんとお会いしたんですけど、ちょうどその時期コロナとの向き合いとかも含めて「組織の壁」みたいなものにぶつかっていたのもあって、僕自身もその研修を通して、チームとか組織のあり方ってこんなに大事なんだなということに気付かされたんです。

B&Bにしても、ボーナストラックにしても、表向きはいい店だとかかっこいいとか思ってもらうことができていたとしても、それを継続していくとなるとチームの空気とか、メンバーひとりひとりのモチベーションとかってものすごく大事だから、丁寧に向き合っていかないといけない。けれど自分自身、ちゃんとした組織に長く所属したことがないぶん、そちら側の経験が圧倒的に少ないので、但馬さんにずっと教えていただいている感じですね。

今回、散歩社は「ブランドソリューションプランナー」を募集しようとしているんですけど、その人に何を売ってもらうかということを考えても、やっぱり愛されるブランドを作る必要があって、それを作るにはベースの組織がすごく重要で。

その意味でも、但馬さんが加わってくれたことでいろんなことがうまくいきそうだと感じているところです。とはいえ、男性ばかり3人になってしまっていることは課題だと思っているので、これがベストというわけではなく、あくまで前身の第一歩、という認識です。

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散歩社:内沼

−− 散歩社設立のきっかけになったボーナストラックの誕生が2020年4月。コロナと向き合いながら運営を続けてきた中で、ここまでをファーストフェーズとしたときに、第二創業に入っていく、というような感覚もあるのでしょうか?

内沼:まさしく、そうですね。散歩社としてもいろいろな壁を乗り越えてようやく、こういうことをやりたいんだ、こういうものを作りたいんだ、というのが見えてきた時期でもあります。

さっきちょうど散歩社のみんなで期初会議をやったんですけど、そういうことができるチームになってきたんだ、という感慨深さもありますし、そのチームでこれまで以上に豊かな場をつくっていくためにも、自分たちで次のビジネスを生み出していく部分に少しずつ取り組んでいかなくてはいけないなという思いもあります。

但馬:その意味でも、今回募集するポジションはセカンドフェーズに入る散歩社にとってとても重要だなと思っていて。

今の散歩社には、「内発的動機」を大事にしていて、自分がこれだと思うものを誰かに届けたい!というクリエイティビティにあふれた人たちが揃ってるんですよね。

一方で、今回募集する「ブランドソリューションプランナー」は、散歩社もしくはボーナストラックを作品と捉えて、外部の人たちと掛け算をして新しい価値を生み出すことにクリエイティビティを発揮してもらう役割の人というイメージです。

今いるメンバーは主に、散歩社が運営する場に来てくれる人たちをいかに楽しませるかに軸足があるのですが、今回募集するポジションは軸足の置き方が違います。外部の人たちといかに新しい価値を生み出すか。そういうことに関心がある人に加わってもらえたら散歩社のこの先にとって非常に意味があることだなと思います。

内沼:ちゃんと小さくても面白い企画と、実際の現場を作ることができるイベントのクリエイティブチームとしては、散歩社は既に東京でも有数のチームになっているんじゃないかな、と思うんですよ。自分たちで使える広場を持っていて、かつ、そこで開催するイベントを自前で作れる会社って、実はあまりないというか。イベントを仕事にしている人たちは基本どこかの場所を借りてやるし、場所を持っている側はだいたいイベントの企画や運営は外注しますよね。

散歩社およびボーナストラックの特徴は、広場やギャラリーのような自由に使えるスペースを持っていて、かつ、それをどういうふうに活用すると面白いイベントができるかの企画と運営、施工までできるチームであること。かつ、この自由に使えるスペースというのがただの空白じゃなくて、個性あるテナントが営業している間に存在している余白であること、なんですよね。

日常的に運営しているテナントは、雑誌に例えるならば「連載」。連載陣としての魅力的なテナントがたくさんあって、その人たちの存在が、場の基本となるカラーをつくっている。日頃から染み出すことのできる広場、主体的に関わることのできる広場っていうのが真ん中にあって。

非日常のイベントは、雑誌の例えでいうと「特集」。その広場で毎週末のようにマーケットをやったり、ギャラリーでは展示をやったりしている。少しずつ、いい特集をつくることができるようになってきています。

この場所のこの状態には、価値があると自分たちでは思っています。この力を使ってなにかいい化学反応を生み出せると思ってくれる企業や自治体の人がいるはずだし、僕らからしても、そういう方々と組めたらもっとできることが膨らんでいくだろうという確信があるんです。

だけど、そうした方々とのコミュニケーションを考えた時、僕やおのっち、但馬さんは経験があったとしても、現場のスタッフにはクライアントへの提案や、クライアントとの併走みたいな経験を積んだことのある人が多くない。

外部の人が僕らの価値に気づいて声をかけてきてくれたときに、ちゃんとその企業が持つ価値と、ボーナストラックや散歩社が持つある意味で“稀有な価値”を理解した上で、掛け算して良いものを提案できる、企業とつないでいける、そういう人が必要だなと。

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−− クライアントの希望をそのまま引き受けるイベント営業担当になってほしいのでなく、散歩社にとってもクライアントにとっても、そしてその場を訪れるお客さんにとっても価値になるようなソリューションを提供できる人、ということですね。

小野:それをやらない限り、メディア企業における広告部が人気職種にならない気がするんですよね。メディア企業ではどうしても編集部が人気で、広告部って言うと不人気職種みたいな扱いを受けていることが多いなと思っていて。

でも自分たちの強みを理解した上で、社会的なニーズとクライアントのニーズを重ね合わせて、自分たちもフィーがもらえる状況を作るメディアの広告部って、実はすごい価値だと思うんです。

greenzでも編集とかライターが人気でクライアント系の窓口はやりたい人が少なかったんですけど、僕としてはそこを担ってきた中で成功体験もあって、僕がいた頃から10年くらい継続して付き合っているクライアント企業もいて。そういう時のメディアとクライアントの関係性って、「一緒になにか仕掛けましょう」なんですよ。メディアのブランドへの理解があって、一緒に仕掛けたい、その上で媒体を使う、っていう順番になってるんです。

散歩社も、社会に対して提案を投げかけていくことに積み上げてきたネットワークやエリアの雰囲気といったものをアセットとして提供できるし、そこをどんどん強化したいと思っているので、そこを理解してくれて一緒に文化を育てていけるようなクライアントさんと取り組んで行けたらということで、今回そういうポジションの人を募集するんですが、この今回募集する職種の呼び方が僕の中でいまだにふわっとしていて、「ブランドソリューションプランナー」って今のところ呼んでいますけど、うまくそのポジションの機能の価値を言い当てられてない感があるんですよね。

本来は場所とか媒体としての価値と、クライアントが出せるアセットを元に、共通した社会的な目的を達成しながらその中で利益を得ていくっていう事をやりたくて、そんな中で長くいい付き合いができる相手を一社、二社と増やしていくことができたら理想だなと思っていて。いきなり長期でというのはもちろん難しいと思うので、それを見越した上での実験的な取り組みからはじめていけたらとは思っているんですけど…。

内沼:今の話を聞いて思ったんですが、今回散歩社が来て欲しい人材ってパートナーシッププロデューサーみたいなことなんじゃないかな。ソリューションプランナーっていうと、相手の課題解決をやります、みたいに聞こえてしまうんだけど、今回募集している人にお願いしたいのは散歩社やボーナス・トラックの価値とパートナーシップを組むとうまくいきそうな企業を見つけてきて、その人たちと一緒に何かをやることで、両方の価値を上げていくことをプロデュースする仕事かなと思って。

小野:パートナーシップのほうがしっくり来ますね。

内沼:記事中で募集する職種名が変わるのもいいかなと思うんだけど(笑)。どうですかね。

但馬:いいんじゃないかと思いますよ。

内沼:では、散歩社は「ブランドパートナーシッププロデューサー」を募集しています!ということでいきましょう(笑)。

−− 媒体のブランド力を理解した上で、そのブランドに愛を持って一緒になにかやりたいと言ってくれる人たちと組んで、その場に関わった全ての人にとってプラスになる価値を生み出す。たしかにソリューションよりパートナーシップのほうが言葉として適しているように感じます。具体的にどんな人に来てもらいたいというようなイメージはありますか?

内沼:そうですね。例えば広告代理店の経験があるとしたら、色々組み合わせてソリューションを提供する仕事の仕方に、少し物足りなさを感じ始めている。自分のものを売っている感覚をもう少し持っていたいと思っている、というような人。雑誌やメディアの広告部を経験したことがある人だったら、紙とかウェブとか平面のメディアよりもう少し立体的な、リアルな現場に関わりたいと思っている人もいいかもしれないなと思います。

いずれにしても散歩社と一緒にやったら面白そうなパートナーを見つけて提案していくこと、逆に声をかけてくれるクライアントに対して、こういう事が出来たらきっとお互いすごくいいからこうしましょう、っていうのを、納得してもらえるように説明できる人に来てもらえたらと思っています。

企画の部分は、散歩社みんなで一緒に考えたらいいと思うんですけど、それをどう提案できるかっていうところですかね。

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小野:わかりやすくいうと、企画書は書けたほうがいいですね。企画を持って、クライアントに提案したことがある人。それを、散歩社やボーナストラックというものの魅力を理解した上で、広げていくようなことに興味がある人ですかね。

内沼:ここは大勢人が通りますよ、PVが高いですよ、というトラフィックを高値で売るような仕事じゃなくて、そもそも毎週末なにかしら自主的なイベントをやったりして、ずっと耕し続けられている場所に、外部の人とどんな種を植えるかを一緒に考えながら、価値を生み出していく仕事なんだと思うんですよね。

雑誌の世界だと企業広告をそのまま載せる“純広”からその媒体の記事の手法やテイストにあわせた“記事広告”が生まれていきましたが、リアルの世界では“純広”みたいなポップアップイベントばかりで、“記事広告”は生まれ得なかった。それは、いわゆる普通の商業施設には、有名なテナントやちょっとしたイベントスペースがあったとしても、それを「連載」や「特集」にできていないからかもしれません。普段から意識的に耕す主体がいないので、ブランドもあるようでないというか、単にテナントそれぞれが集客して、人がたくさん来るってことでしかない。

僕らの場合は、施設やエリアの成り立ちや普段の運営方針から違うので、普段ここで行われていることとの掛け算を売る、“リアル版の記事広告”が作れるんですけど、そういうことを一緒にやりたいと思ってくれる外部の担当者と、その人の会社を巻き込んで提案を作っていく、そういうことに興味とやりがいを感じてくれる人に来て欲しいです。

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−− 今回募集されるのは、お一人ですか?働き方や業務量のイメージがあればそれもお伺いしたいです。

小野:はい、今回募集するのはお一人です。働き方は、フルタイムで入っていただけたらもちろんそれもいいし、業務委託のような形で最初は週半分くらいでもいいかもしれません。いきなり爆発的にこの領域を伸ばさなきゃいけないってことでもないので。今すぐたくさん時間を割いてとにかく仕事をとってきて欲しい、というよりは、じっくり理解して向き合っていただくようなイメージです。

さっき、広告代理店経験者とかメディアの広告の方という具体的な例も出ましたけど、働く人にとってもキャリアがちゃんと活かせてぶつ切りじゃないほうがいいのかなとも思っています。

内沼:とはいえ、僕らはまだベンチャーみたいな感じなので、今この記事で提示している仕事に対して出すことができる金額というのは、決して求める能力に対して高額とは言えない、むしろ低いと思われるかもしれません。

ですが、小さい会社なので全体が見通せる中で働けると思うし、僕らとしては、重要なポジションをお任せするという気持ちでいるので、その環境で一緒に成長しようとチャレンジできる人が理想です!

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−− 今回の募集は、途中で職種名も変わりまして「ブランドパートナーシッププロデューサー」ということですが、基本的には今話したような役割をイメージしているけど、とはいえ、散歩社の日常的な仕事に横断的に関わっていただく可能性もありますか?

小野:はい、そうですね、もちろんあります!タスクとして何かをやってもらうというよりは、負担にならない程度にみんなに情報共有してもらったり、ブランドを理解するために関わってもらうようなイメージです。メインの仕事はもちろん、これまで話したようなことで。

僕もgreenzで経験があるんですが、クライアントを連れて行くとやっぱりちょっと編集部に嫌われるじゃないですか。商業的にはありがたいと思うんですけど、それ、ありかな、とざわざわするというか。それもあってできるだけ編集部にとっていい感じの案件を持ってこようと意識してやっていくうちに、最初噛み合わなかったものがだんだんお互い円熟味のある夫婦みたいにわかってきて、5年とか10年とか長く続く案件が生まれていったなと。

散歩社でもブランドを理解していただきながらいろいろ作っていく中で、長く続くものが生まれていくといいなと思っています。

但馬:散歩社がボーナストラックで伝えようとしていることってまだまだ新しいことだし、定着するまで時間がかかると思うんです。

アクションがムーブメントになって文化になるっていう流れをよく話すんですけど、アクションを自社だけでやっている時って、なかなかムーブメントにはならないんですよね。その時、外部の人と共同でアクションすることでムーブメントになっていって、それが定着して数年経つとやっと文化になってくるって思ってるんです。

今散歩社は、クリエイターや編集者のみなさんがアクションをおこしている段階。長い年月かけて文化になっていくこともできると思うんですが、アクションを他の価値観を持った方々との共にすることで、進化を早めることができるだろうなと思っていて、その意味でも僕は今回募集している人に取り組んでもらう内容は非常に価値のある重要な取り組みだなと思っています。

小野:最終的には、テナントやマルシェ出店者と、今回募集するパートナーシッププロデューサーが連れてきてくれる企業が同列で語られるようになるといいんだろうなあと思っています。別なものが入ってくるというよりは、みんなで一緒になって、社会に対して提案できるようなカルチャーを作り出していく、その仲間を増やしてくれる人、お待ちしています。

内沼:そうですね。この記事を読んでいただいて、もしかしたらそういうの得意かもしれない、と思う方、いらっしゃると思うんですよね。まずはぜひ、ご連絡いただけるとうれしいです。

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ブランドパートナーシッププロデューサーの求人詳細/ご応募については、下記のリンクからご確認ください。


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