勉強しなさい!!というと勉強しなくなる子どもたち
最近、お肉よりおさかなのほうが好きになってきたぼんさくです。
歳を重ねてきたなと実感しております。
さて、子どもも大人もそうですが、人は、強制されることを嫌います。
勉強しなさい!とかゲームをやめなさい!!
って言われると対抗したくなってしまいます。
人からあれやれ!これやれ!と言われて、無理やりさらされるのは、大人でも気が乗らないです。
掃除しろ!!飯を作れ!!
と言われたら、絶対に嫌な気持ちになりますよね!
今やろうと思ってたのに!!!!!
とイライラしちゃいます。
でも、人って自分からやる!!と決めたものは案外できたりします。
なので、僕も強制してやらせるより、自分で決めさせて、やる姿を見守るようにしています。
これをやろうと思うと、対話が必要で、なかなか時間もかかるし、宣言させたからと言っていきなりできるようにもならないです。
なので見守る姿勢というのが一番大事になってくるのですが、まずは宣言をさせることで決定権を渡してあげることが必要になります。
僕も実践している4つの質問あるので、ご紹介させていただきます。
あなたはどうなりたいの?
あなたはどうなりたいの?と聞くと答えはバラバラです。
スポーツ選手になりたいと言ってくる子もいれば、お金持ちになりたいという子もいます。海外で暮らしてみたいという子もいます。
まずは、その子の願望を聞くことにします。
そして、それを僕の場合は、勉強と結びつけるように促していきます。
例えば、スポーツ選手になりたいという子であれば、運動神経だけを鍛えればいいわけではなく、戦略を考えたり、チームのみんなとコミュニケーションをとる必要があるよね。そうやって戦略とかコミュニケーションをとっていくためには、国語力だから国語の勉強をしていったほうがいいね。もしくは、本を読んでみたら?と伝えます。
お金持ちになりたい子には、数学や算数。お金持ちになりたかったら、お金の計算はできたほうがいいよね。どうやったらお金が増えるのかは数学を勉強していくと、金利や税金とかの話もわかるようになってくるよ。逆に計算ができないとだまされる危険もあるから危ないかもよ。算数とか数学って結構大事だよね。って具合で話していきます。
その子の願望に向けて、必要な能力と勉強を結びつけていきます。
なぜそうなりたいの?
さっき答えてもらった姿になぜなりたいのか?という本質を聞いていくことで、その子が心の中で思っていることを引き出していきます。
注目されたい、有名になりたいからと答える子もいれば、認められたいからというように答える子もいます。
なんとなくと答える子には、もっと質問をしています。
スポーツ選手になりたいと思ったきっかけはあるの?
お金持ちになってやりたいことはあるの?
子どもは、本心では思っていることをなかなか言語化することができなかったりするので、
「それってこういうこと??」
って言葉にしてあげると
「あ~そう!!そうなりたいんだよ」
という風に意思疎通することもできます。その子の本心ではどう思っているのかを聞くことで、その子の本当に望んでいることが見えてきます。
それが実現・達成できたらどんな気持ち?
無理・できないとすぐいう子が多いです。これは、成功体験を積んでいる経験が少ないことが原因です。
自分にはできる!!
って感覚が少なかったりするんですね。
だからこそ、実現した気になってもらうことが、その子のモチベーションにもつながってきます。
ここで「あんたには無理よ」と他人が決めつけてしまっては、その子の可能性はつぶれてしまいます。
「大丈夫!できるよ!どうやったらできるようになるか考えてみようか」
と提案してあげることとまずはスモールステップでできる体験を積ませてあげることをしてあげます。
実現出来たらどんな気持ちになるのかを想像することで、
あっ!!なんか楽しそう!!やってみようかな?
と意識がやる方向に向いていきます。
それを実現するって自分と約束できる?
最後はやると決めさせます。実現すると宣言させることで覚悟を決めてもらい、やる自分になるんだという気持ちを促していきます。
あくまで自分との約束です。仮にそれが守れなくてもしかることはありません。じゃあ、どうやったらできるようになるのかを一緒に考えていき、次はできるように頑張ろうかと背中を押してあげます。
大人でも宣言したことを守れなかったりするじゃないですか?
でも、一緒に頑張ってくれる人がいたら、次は頑張ってみようかなって気持ちになったりします。
宣言をすることで、覚悟を決める。
そしてその宣言したことは紙に書いて、どこか見えるところに貼っておくのがいいです。
毎回毎回、目を通すことで忘れないようにすることが目的です。
2学期期末テストでは、英語で80点取ることを宣言します!!
こんな感じで自分で考えたものを宣言することで、後にひけなくなって頑張ろうという気になります。
あとは、頑張っている姿を認めてあげていくことです。
その宣言を達成するために頑張っててすごいね。と認められたらうれしいです。
大人だと例えば、
ダイエット頑張る!!
と宣言して毎日5キロ走ってる姿を家族とか友人に頑張っててすごい!!
と認められたらうれしいし、もっと頑張ろう!!って思えますよね。
4つの質問を通して、子どもに自分で宣言をさせることで
自分で決めて行動することができる子に成長していきます。
強制をせずに、質問と対話をしながら、ともに成長していくことが大人の役割なんじゃないかなと思っています。
ぜひ、試してみてください(*^-^*)
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