見出し画像

ナンテンの花散って梅雨明け待つ

 昨日の夕方、スーパーマーケットへ買い物に行った。買い忘れがないか確認し、レジの列に並んだ。
 今日は混んでるなあ、などと思っていたら、現金を持ってこなかったことに気がついた。スマホには、その店で使えるアプリも入っているが、あほらしいことに残高がない。
 私は、カゴに入れた商品を棚へ戻すため、コースを逆にたどっていった。近くに店員がいた場合は、なんとなく気まずくて別の棚へ行ったりする。
 商品をすべて戻し終え、入り口まで戻ってカゴを置いた。そして、精いっぱい何食わぬ表情をし、小雨の降る梅雨空を見あげながらジムニーへ向かったのであった。


 さて、トホホの昨日は横へおき、今日はナンテンの花を紹介しよう。文字は少なめにするのでご安心(?)いただきたい。

花が咲いたことに気づくのが遅かった。気づいたときにはかなり散ってしまっていた。




 ナンテンの実はよく知られているが、花となると極端に知られていないのではないだろうか。

散ってしまったもののほうが多く、花びらや雄しべの残骸が目立つ。



 ごちゃごちゃと寄り合っていて一つひとつの花を判別しづらいが、白いものが花びらだと察しがつく。

花の咲き方は自由奔放。向きはばらばらで一貫性がない。



 ちょっとクローズアップしてみよう。

 黄色いものが雄しべで、その中心にあるのが雌しべだ(と思う)。



 中央の、ぷっくりとした薄緑のとっくりのようなものが受粉した雌しべ、つまり、実への準備段階だ。

これが、あの真っ赤な実になる。


 
 枝先に花が一つ残っているが、ほぼ実の初期という感じになっている。

まだ小さいから実の間がスカスカしているが、大きくなればびっしりと詰まった房状になる。

 参考までに、拙作「少しばかりの雪ですが」に、雪を冠したナンテンの写真があるのでぜひどうぞ。




 さて、おまけはカリンの実。
 まだ生長途中で、長さ7センチから9センチ、幅4センチから5センチ程度。
リンゴなどのように直接食べることはできないので果実酒にする(あえて調べていないが、直接食べることができるのだろうか)。

昨年、思いきり大胆に剪定したら今年は豊作になった。


 今年の梅雨明けはどんなぐあいだろうか。早く明けてほしい。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?