うーに

顔を合わせばぶつかってしまう人がいる。
実の母である。

無論喧嘩や口論なんてするつもりは毛頭ないのだが、先方が自分の主張の絶対性を信じきっており、それをこちらにも飲ませようとしてくるのが僕にはどうしても納得いかないのだ。

だからといって、より強い言葉や思想をぶつけて抗うのはまったく馬鹿げている。馬鹿げているし、争いを加速させるだけだし、何よりそれは自分の主義美徳に反する。

だというのに、なんだかムキになって言い返してしまうのである。肉親と分かり合えないことに、自分自身どこか苦しさを感じているのかもしれない。

でも、あまりに腑に落ちないことってさすがに首を縦には振りづらい。魂が違う!!とでけえ声をあげるので、僕は驚いてつい「違う」と口に出してしまうのである。

僕は傷つきたくないし、誰のことも傷つけたくはない。綺麗事ではなくて、本当にただ何のメリットもないからである。誰もハッピーじゃないのはハッピーじゃない。Dr.くれはがハッピーかい?って聞いてきてもハッピーじゃないって言うしかなくなる。Dr.くれはも反応に困るでしょ。解釈違いやん、そんなん。

それに、争いっていかなる場合も美しくないと思う。僕はなるべく「美的生活」を実践して行きたいから、母上にどんなことを言われようと、じっとおし黙る術をもっと磨くしかないだろう。

黙すれば花
答えは「沈黙」
っすね

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