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【日記】2020年12月19日(土)

『わかりきった事』

忙しい。

忙しすぎる。

わかりきった事だが。

体がついていってない。

何せ体がしんどい。

創作意欲が湧かないわけでも。

ネタがないわけでもないのに。

書きたいこと。

描きたいこと。

あるのに。

どうしてか。

頭の中が無になっている。

頭と体、そして心。

そのバランスが完全にチグハグ。

まー、珍しいこの感じに。

新鮮さを覚えながら。

そして、また。

それに逆らわずにいる。

§

今日、仕事で社長から。

お小言を言われた。

これもわかりきった事だった。

覚悟はしていたが。

実際に言われると。

「何だかなー」であった。

いろいろ言いたいことはあるが。

いいわけは通用しない。

仕事1本で生きてきた、うちの社長。

貧乏な家庭に育ち。

働くことが食うことだった世代。

1000万のレクサスを。

ローンを組まずに。

キャッシュで買えるぐらいの富を。

一代で築き上げた。

仕事への意欲が違う。

ハングリーさが違う。

御年75歳、未だ現役。

ホンマ。

いろいろ言いたいことあるが。

いいわけが。

まるっきり通用しないのは。

わかりきった事。

何も言わず。

笑って。

おっしゃる通りと切り抜けた。

笑ってればいい。

来月には忘れている。

再来月にはさらに忘れている。

それもわかりきった事。

ただ一言。

「君ぐらいの能力があるのに気持ちで負けるな」。

との言葉に嬉しさと安心もあった。

どっちにしろ。

良くも悪くも。

簡単に評価が変わらんのも。

うちの社長。

わかりきった事だ。

まー、また来月に。

頑張ればいい。

結果を出せば文句は言われない。

§

ともあれ。

年末までは。

公私ともに忙しい。

そろそろ年賀状も。

作らなければならない。

まぁ、何とか。

この12月を乗り切れば。

新しい年を迎え。

あの清々しい気分になる。

それが待ち遠しい。

それが楽しみである。

年始の何も考えなくていい時間。

あれが好きだ。

何も考えずに済むだけでなく。

なぜか期待をしている。

なぜか希望に満ちている。

あの清々しい気分。

それまでもう少しの辛抱。

年末さえ乗り切ればいい。

あの清々しい気分。

あの清々しい時間が。

手に入るのだ。

わかりきった事である。



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