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怒鳴る指導が意味のない理由

こんにちは。皆さんの職場には怒鳴る人っていますか?上司や同僚、取引先など怒鳴るタイプに苦労している方もいるはず。私は過去働いていた会社で怒鳴る人が上司でいました。感情的に言えば、かなり嫌な思い出として残っています。自分がアラサーになり後輩を指導する場面も増えてきてから、いかに怒鳴る指導が論外であるということがより一層分かるようになりました。今回は怒鳴る指導が意味のない理由を説明していきます。

怒鳴ると尊敬されなくなる

怒鳴る人は周囲から尊敬されなくなり、嫌われていきます。怒鳴る人って自分を客観視することが苦手なのでしょう。怒鳴っている間に自分がどのような表情で、どんな声で、相手にどんな印象を与えているかが理解できていません。顔を赤くして、目を血走らせて、口の端に泡をためて、職場中に響くくらいの音量で怒鳴る。

例えば上司がこのように怒鳴ったとして、怒られている対象の部下は尊敬できるでしょうか?内容に関わらず「感情をコントロールできない人」として見なされます。その場面を目撃した部外者も怒鳴る人には引いてしまうはずです。怒鳴っている間に話している内容など、周囲は確実に聞いていません。「迷惑な人」として扱われるだけです。

怒鳴る行為は相手との信頼関係を確実に壊してしまいます。尊敬が前提にないと、人は相手が言うことをなかなか受け入れてくれません。特にネガティブなアドバイスは尚更です。

相手に言うことを聞いてほしい、と思うのであれば一層、怒鳴る行為はマイナスにしかなりません。

怒鳴るとモチベーションを下げる

怒鳴ると確実に周囲のモチベーションを下げます。「頑張って仕事したところで、あの人は意味の分からないことで怒鳴るだけ」、「問題が起きたときに一方的に怒鳴って理由も聞かない」、など周囲は頑張ることが嫌になってしまいます。

ほとんどの人が褒められるとモチベーションが伸び、けなされるとモチベーションは下がります。怒鳴るという行為はけなすことの最上級といっても良いでしょう。特に怒鳴っている理由が検討違いだった場合は、相手のモチベーションを急落させること間違いありません。

怒鳴る人が職場にいるだけで、会社に行きたくない気持ちも増幅させます。このような状態が続くと離職をする人が増える環境も作りかねません。

自分自身も怒鳴る上司がいたときには、極力怒鳴られないように細心の注意を払っていました。本来達成すべき仕事の目標ではなく、上司の機嫌が仕事において最も重要になってしまいます。単純に気疲れしますし、誰かの顔色を常に伺っていることに嫌気がさしてしまいます。

最後に

もし、あなたが怒鳴る指導をしてしまっている場合は、その指導が意味のないことを冷静に見つめなおさなくてはいけません。怒鳴るという行為が相手を本当に成長させることにはつながりません。

そして、怒鳴る人が周囲にいて困っている人はいますぐに逃げましょう。転職や部署異動など逃げる手段は遠慮せずに取るべきです。怒鳴る人は生来、短期な人が多く年齢が上であればあるほど変わるのは簡単ではありません。立派なパワハラなので今すぐ脱走プランを立てましょう。

今日も読んでくださりありがとうございました!


サポート頂いた際には、英語や他のスキルを磨くことに使用させていただく予定です。そのスキルはnoteの記事で皆様に還元できればと思います!