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FXをする上で考え方のベースとなる基本的な要素

~はじめに~

今やインターネット、本、YouTube等の情報源がある中でFXに関する情報は様々あるが考え方のベースが固まっていない方がいるのであればこの記事を参考にしてもらいたいです。

この記事で伝えたいことはFXで勝つ方法などではないし手法を紹介しているわけでもはないが、FXというよりは普段の生活、人生の中で答えがわからないものについて考える際に人が根本的に「答えを見つけようとする手段に必要な要素」に近いと考えていて、それを私はFXに当てはめてるよってことです。

もちろんこの記事はFXにフォーカスして話を進めるが伝えていく要素や考え方はFXに限らず他のことにも共通する部分でもあると考えています。

ただし、書いてあることがfxの全てではないし私自身完璧ではないのでわかっている部分だけを書いているが、この記事を読んだあなた自身でFXというものの捉え方の判断材料にしてもらいたいです。

fxにどんな要素が必要なのか

私自身、要素を形式に表すと

fx=数学的考察力(演繹法と帰納法と確率)+空間認識力+瞬間的判断力+心理的考察力

だと思っています。

一つずつ分けて説明していきます。

仮定するということ「数学的考察力」

FXにおける数学的考察力とは、物事を考えたときその答えがあるor近しい答えを仮定して考えを進めることだと思っています。

fxでは結果として上と下の二択しかありません。つまりこの時点で「fx」の答えはあります。だけどその瞬間にはどちらかのみしか勝てないし、その瞬間になるまで勝敗の答えはわからない。だから分析する際は上下両方のシナリオを仮定してどちらに優位性があるか考えなければなりません。

ただし相場には、考えて勝てる相場と考えても勝てないorわからない相場があるため、常に仮定できるわけじゃないので仮定できないのであれば無理にその相場で取引する必要はないし「わからない」は間違えではないので安心して欲しいです。

逆に勝てる相場には仮定できる何かしらの要因があると思っているのでそれをロウソク足の配列やインジケータorオシレーター、経済指標等から導き出せれば取引する価値はあります。

仮定の仕方については以下の方法を個人的に使っています。

帰納法と演繹法(えんえきほう)

人は物事を予想,推理,仮定,つまり未知になことに対してわかっている事実や結果から当てはめて考えるということをするが、fxも同じだと思っています。

帰納法は、結果ABCD→法則E

FXに置き変えれば、ロウソク足の動きやインジケータorオシレーター、ひいてみたラインからわかった結果→法則性のありそうな相場だと考える。

演繹法は、法則E→結果ABCD

FXに置き換えれば、ダウ理論やエリオット波動、フィボナッチ数列を使ってみた結果→今の相場には有効性がありそうな相場だと考える。

これは普段から物事を考えている人にとっては無意識にこの方法使っているかもしれないからあまり難しく感じない人もいるだろうが考えることを避けている人には難しく感じると思います。

ただこの能力を鍛える上で「考える」ということは避けられない。

また法則や答えを知らないと堂々巡りになるので「自ら調べる」というのも同時に大切になってきます。これらを繰り返すことが「数学的考察力」を高める上で必要になってきます。

確率的な考え

FXでは仮定する上で確率的要素も考慮しなければなりません。

簡単に言えばテキトーにどちらか片方にエントリーし続けてても資金に余裕があるならいつかは当たることもある。こういうとギャンブル的に聞こえるがギャンブル要素があるのは事実。

だけどその確率的要素の捉え方ひとつで良くも悪くも変わるので一概には言えないがそれを織り込んだ仮定を想定しておくと考察力が上がると考えています。

相場の流れをイメージすること「空間認識力」

自分の経験上勝った取引のほとんどが分析段階である程度現在のチャートから今後どうなるか動きをイメージできていた。こういうと未来のチャートがわかるように聞こえますが実際は違います。

勝った時の相場の流れや形、パターンを事前に知っていたが正しいです。

どういうことかというと例えば下の図1のチャートなら図2の赤線レンジで相場を捉えると青線のように一度下抜けて再度上げた際に赤線レンジ下で上げ止まったら大体下に行くことを知ってた=図2のチャートパターンがあること形で覚えていたということです。

図1

チャート画像保存2

図2

チャート3

知っている私から言わせると本能寺の変で死んだ人物は?という問題で織田信長を知っているかどうかと同じレベルのことです。

つまり暗記していればそれに似たような相場が来たときパターンのイメージができる。

チャートパターンはネットで調べれば出てくるのである程度覚えることをお勧めします。

またチャートパターンに関しては相場を見てきた数が経験として生きるので取引せずとも日頃のチャートを眺めてその中で自分なりに相場の共通性や法則性がありそうな場面を見つけ検証することが大事になってきます。

そしてここでの本題はイメージできたら実際のチャートの値動きと照らし合わせる感覚でイメージのような値動きに近い動きをしているか見ていく必要があります。

私は照らし合わせを頭の中でするが感覚でいうと目を開けた状態で物体を確認し、目を閉じてその物体を目を閉じたまま掴もうとする感覚に近いです。

要は頭の中で立体的に物事を考え現実的に実現させれるかどうかということです。

もちろん実際に動いている相場がきっちりイメージ通りに動くことがないかもしれないけどイメージとのズレが生じたとき、どの程度なら許容範囲なのか、あるいはズレ過ぎているor照らし合わせの途中経過で相場を見失ったとなった場合にやめるという判断ができるかも重要になってきます。

私はこの空間認識力を子供のころはサッカーや将棋、最近ではfpsゲーム等で使っていたと思います。

科学的根拠はあるのかわからないけどサッカーはゴールや相手とボールまでの距離、将棋は三手先を読む、fpsゲームは建物と自分の距離と相手との距離でここらへんで出くわすから決め打ちしようといったシュミレーションを頭の中でしてきた経験がfxでイメージをシュミレーションすることにつながっていると思うのでこの空間認識力を鍛えるという意味ではゲームやスポーツをするのはいいかもしれないです。

相場状況から臨機応変にできるだけ早い判断「瞬間的判断力」

臨機応変なんてものは実際には難しいし完璧にできないのは事実。

いきなり矛盾していることを言ったがなんでも自分の都合よく物事が進まないは何事も一緒だと思う。

相場も例外ではなく、どれだけ知識があっても失敗することはあります。


じゃあ無理だと割り切るのではなくあくまで臨機応変にするという理想と完璧に出来ない現実のズレを結果的にできるだけ最小限に抑えることに努めることが大事になってくると理解した上でここでの本題に移りましょう。

瞬間的判断力とは流れの速い環境で的確な判断することだと私は理解していて二つに分けて説明します。

先に判断力を説明すると

判断力=現在の状況を正しく理解して現在の状況から論理性、根拠がある評価をすること

だと私は思っています。

つまり根拠のない自分の意志や希望で物事を評価するのとは違う。それは「決断」になるので理解する上ではこれを分けておいてほしいです。

FXに限らず何かを判断するには私の場合、状況を理解した上で根拠のある判断基準を自分で作るor既存の根拠あるものから選んで用いることをする。

FXでは、チャートから法則性を見つけるか自分でFXについて調べてインジケータやオシレーター、特にロウソク足の法則性の使い方を理解した上で相場に用いることをする。

この「判断力」で出来るだけ的確な判断をしていくにはまず自分自身の判断材料自体を増やすこと=知識や情報、経験増やし知ることが大事。

そして状況に応じてその知識の中から選んでそれ基準にFXでは取引するしない、やめるやめないを決めています。

次に瞬間についてですがここでは

瞬間=思考の速さ

のことを指しています。

相場の動きは速いので思考の速さに慣れていないと分岐点がきたとしても逃してしまう。この思考の速さの慣れも私の場合はゲーム等で身についた部分だけどゲームに限らず、日頃から流れの速い環境で物事を考えるということをするのがいいと考えています。

これは勉強すればいいという問題ではないのですぐにはできないかもしれないけれど意識的に考えることをはやくすることで慣れていける。

つまり二つを組み合わせると、流れの速い環境で物事を考え判断するということになります。状況変わりがはやい時があるFXにおいて臨機応変に判断するのは難しいと思われがちだけど、前提の判断基準=取引ルールがしっかりしていればさほど迷うことも少なくなってくると思っています。

また上か下かの臨機応変ではなく、取引前ならするかしないか、取引最中なら持ち続けるかやめるかの臨機応変応変と理解して欲しいです。

これを難しいと感じる人は思考の速さに原因があるのか、もしくは知識経験不足なのかで解決方法は変わるので前者の場合は慣れ、後者の場合は調べるや取引せずチャートから法則性を見つけるだけの作業をするといった方法をとってほしいです。

自己コントロールより意識的に感情をフラットにする「心理的考察力」

人はお金が絡むと誰しも多少心理的に良くも悪く影響してくると思うけれど、FXではその心理を自分でコントロールしなければどんなやり方でもおそらく続いていかないと思っています。

そして私自身コントロールできているかわからないが感覚としてはコントロールより普段の生活からフラットにしているといったほうがあってるかもしれないです。

フラット=ほとんどの欲求を無に近い状態、環境にする

これが私が思う心理的考察力の本質と考えています。

どういうことかというと、例えば好きもなければ嫌いもない、これが正しいとか正しくないとかもない、FXで言えば下がってるからそろそろ上にいくだろうとかまだ下がり続けるとかない、

といった自分の意思を普段からあまり持たないように意識している感じです。だから自分的にはFXしている心理状態と普段の生活の心理状態は同じだと思っています。

そうすることで固定概念もないので私的には物事を深く客観的に考えられるようになった反面、考え過ぎることも多々多くなりがちだがFXにおいてはお金に執着せずあくまでそれは結果に過ぎないと思うようになったので非常に大事なことだと感じています。

FXをするときだけ心理をコントロールすることはできない、少なくとも私自身はできないのでFXというよりは普段からフラットの状態でいることが心理的に左右されにくくなる方法と考えていますので心理的に考えがまとまらない人は普段からの意識を変えてみて下さい。

~終わりに~

以上の四つの組み合わせ

数学的考察力(演繹法と帰納法と確率)+空間認識力+瞬間的判断力+心理的考察力

がFXをする上で私が現時点で思う考え方のベースとなる基本的な要素です。

長文になりましたがまた今後も新しい考え方や発見しましたら発信しようと思いますので見て下さった方に少しでも為になったら幸いです。


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