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チームの"人数"が多すぎることへの危機感

こんにちは。出戻りガツオ🐟です。
新しい職場で、心機一転がんばっております。

さて、今日のKindleの日替わりセールは凄いです。

午前中時間があり、読めましたが、改めて学びが多い。
改めて「業務改善あるある」かもなと感じたので、noteにします。

最初に書いておくと、特定のチームや企業を増やすことに対するグチではなく、建設的にその課題をどう解決すればいいのか、オープンクエスチョンのつもりで書いていますので、悪しからず。

では本編に入ります。

チームに人が多すぎること ≠ シゴトが早く終わる


今までのキャリアを通して、改めて感じたことは、
"業務に携わる人が多すぎるチームの課題解決は、とてつもなく難しくなる"
と思っています。

なぜ人はいるのに仕事は終わらない?

単純に担当者が増えるとマンパワーは増えるので、仕事は速く終わりそう・・・と思いますが、実態はそんなことはありません。

  • 業務が細分化されすぎて、業務フローがわからない

    • 何のための仕事であるか把握できていない

    • 単純化された仕事を、できる派遣社員にまかせっきりだったから、
      実態をわかる人がいない

    • 〇〇式独自の業務運用が出来上がって、さらにブラックボックスと化す

  • リーダーからの情報連携の時間がひたすら増えて、定例ミーティングが増えまくる

    • 「いつ、何をすべきか」こういった情報共有は全員に対してしなければならないことになるが、人数が多い分、日程調整や実行の仕方も一苦労。極論ミーティングはめちゃめちゃ増えます。

結果は全員労働時間が増加するという残念な結末に至ります。
人数が増える、ということは性格もモチベーションもバラバラな集団を統率するというマネジメント力も問われることになり、

自部門をなんとかするために人を採用したはずが、自分を苦しめる結末になります。

めちゃめちゃ頑張っているのに、仕事で忙殺される・・・・
悲しいことこの上ないと思います。

業務のノウハウもためる暇もない、カイゼンのために費やす時間もない、
「業務改善をしよー!」といってもモチベーションが上がる理由がないともいえます。

自分の仕事でいうと、ノウハウの伝達や業務フローの立案で課題解決にあたるのですが、
「相手の立場と空気を感じ取り、視座合わせからスタートしないと、そもそも動かないなという学び」もあります。

スパン・オブ・コントロール

以前頂戴した、とある偉い方のお言葉ですが
マネジメント可能な人数・スパン・オブ・コントロール」を意識することは非常に大切だと思います。

「スパン・オブ・コントロール(Span of control)」とは経営学の用語で、一人のマネジャーが直接管理できる部下の人数や業務領域のことをいいます。スパン・オブ・コントロールを超えた人数の部下を抱えてしまうと、部下の教育や能力開発ができなかったり、ケアが行き届かずメンバーが孤立してしまったりする可能性が高まります。人材マネジメントや組織の生産性の観点からも、適切な人数でチームを構成することが大切です。

スパン・オブ・コントロールとは――意味、組織ごとに適切な人数を考えるために必要なことは - 『日本の人事部』 (jinjibu.jp)

上記は引用ですが、まさにこれです。

改善の提案をしていても、「ステークホルダー」がわからないため、変えていいかわからない、そもそも必要かわからない
そんな事情がボロボロでてきます。

とはいえ、「今の体制マジで無駄なんで無視して、やることやりますね」っていう人は協調性に欠けて、チームの輪を乱します。

他にも、退職・入社者のケア、産育休などによる人の出入りも必然的に増えるので、組織的にもジェンガのような状態。だれが一人でも抜けるとなれば一大事です。

また、ここでバーサーカーになっても、火に油を注いで、誰かに辛い思いをさせるだけ。
そんな業務改善は全く楽しくないのでしたくありません。

何が大切なのか"ふりかえり"と"むきなおり"が必要ではないのか


  • 現状把握

  • 目的の明確化

  • 課題

  • チームで認識をそろえる

今回ご紹介している「PMBOK対応 童話でわかるプロジェクトマネジメント[第2版] : 飯田剛弘: 著」に、
つながる部分ですが、
注力すべきは"採用"ではなく、現状の認識合わせ、そして改善を達成するためのクリティカルパスの明確化です。

まずは枝葉の部分まで、自分たちの状況とToBeを明確化しなければなりません。

現状把握とメンバーの士気向上こそが改善につながる処方箋!

RPAやIT活用推進!という形でかかわっても、これでは入った人は、業務委託かただのウザい人です。

ひたすらコード書いて仕組み作っても、自分が全部それを背負うのか、というのも、決してあるべき姿ではありません。

やはり一人ひとりが自発的に改善していくことが、理想だと最近は特に感じています。

これぞリーダーの仕事!と言いたくなりますが、賛成100%にはなれません。リーダーシップは、役職名がある人だけが必要なものではないと思っています。

部署も役職名も関係なく、
会社のVision・Mission・Valueを達成するには!
自分自身のVision・Mission・Valueを達成するには!
他人行儀の姿勢も賛成しかねます。

私は、仕組みや例、トレーニングなどで半径数Mからでも変革することを後押しする存在でありたいと思っています。

まあ、バーサクも疲れますし、そういった失敗も沢山してきたので苦笑
Twitterを中心に、何か変えたい!という気持ちをもって、勉強会やコミュニテイに沢山参加されていることに、ただただ驚きました。

私の主催する「コミュニティ、魁!!鰹塾」もコンテンツとしては、あと三回です。

新しいことを取得することも楽しいけれど

新しい技術を得たり、ノウハウで高速に仕事をする
これがメチャメチャ楽しくて、勉強してきましたが、それ以上に「変えたい!」という人を一人でも増やす方が偉大だなって感じ、それを実現している人をリスペクトします。

今の環境では、会社のVision、Mission、Valueの実現と同時に、
自分があるべきだと思う改善を実現できるように奮闘したい!そう感じて、noteを書きなした!
読んで下さり、ありがとうございました。

最後に


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お読みくださり、ありがとうございました。では!

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