それでも続けることはできるか

自己紹介note3部作2部目の前半を書き終えたところでまさかの関係ないことをはさみたくなりました。
このどうしようもない注意散漫さ。
もはやこれすら自己紹介になりそうです。

昨日図書館の隅っこの棚の隅っこで見つけた『カキフライが無いなら来なかった』というせきしろさんと又吉直樹さんの本。
なんとなく気分で手に取って読んでたら、ハッとする文を見つけました。

そういう面白いものをここぞというときに見つけてしまう才能があるような気がします。

本の中で、「単色になった虎が踏切を眺めている」というタイトルの文章が。
この文章が、約17カ月前の自分にも全く同じことを、いや、何なら今の自分にも同じようなことを言えるような気がして。

作者の又吉さんが上京して間もないときの不安や言いようのない孤独感を書いている文章です。

人はみな違う。そんな事実、誰だって百も承知でしょう。
それでも「普通」は確かに存在する。
そこから外れることの心細さ。罪悪感。
それらと向き合いながら進み続けて今の彼があるのでしょうか。

「それでも進み続けられるか?」


又吉さんに会ったらぜひ聞いてみたい。
虎はいつか黄黒になりますか。別の色になりましたか。

いつか吠える時が来ましたか。





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