読書についての雑感

京都から徳島に帰るバスの中でこの文章を書いている。京都にて素敵な本にたくさん出会えたので、ワクワクしながらかって帰っている。
ふと、本を読むことについての記憶を思い出したので書き留めておく。

小学生の時、とても読書が好きだった。毎日のように学校の図書館に行っては、貸出可能冊数の3冊を借りてはその日のうちに読み次の日にはまた3冊借りに行くような本の虫だった。もちろんそんなに難しい本ではなく、西遊記や伝記や世界のひみつ、みたいな本が多かった。読んでいてわくわくするものを好み、自分の知らないが詰まった本を好んだ。本当に好きな本は何度も読み返す点も今と共通していると思う。
本を読むのに集中しすぎてチャイムが聞こえず、授業担当の先生が焦って探してくれた時もあった。マイペース極まりないがそんな自分を思い返すと可愛らしい。

月に数回市立図書館に連れて行ってもらえる時は嬉しかった。1人10冊まで借りられたし、学校にない本もたくさんあった。
車の中で活字を見ているとすぐに酔うくせに、家に帰るまでの車の中で一冊読み切ってしまうこともあった。


さっき、自分がバスの中で買った本を開いていないことに気がついた。
それは車酔いにならないためなのか、わくわくへの衝動を抑えられるようになってしまったのか。そんなことを考えながら文字を打ってると酔ってきたのでここまでにする。

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