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撃ち合いに勝てない人が頭に入れておくべきこと

前回の記事で、ガチエリアの打開について書きましたが、現環境 最強ブキのデュアルスイーパーカスタムを使ってもシューター同士の撃ち合いに負けてしまう、マニューバーのスライドずるすぎ全然弾当たらないじゃん! って人はいませんか?
スプラトゥーンは塗り合いを制せば勝てるとは言いますが、どうしても撃ち合いは発生してしまうものです。
毎回相手に倒されてしまう人が少しでも撃ち合いの勝率を上げられるように、頭に入れておくべきことをまとめます。

射程管理できていますか?

本題に入る前に、皆さん試し撃ちってしたことありますか?
「練習とか嫌いだし」って人は多いかもしれませんが、撃ち合いをするのに試し撃ち場の止まったバルーンにさえ満足にエイムを合わせられない人は、実践で動いている敵にエイムを合わせることはできません。
何時間もガッツリ試し撃ちする必要は無いと思いますが、ガチマに潜る前の5分間くらいエイム練習するなど、最低限の基礎は付けておくことはおすすめします。

さて、ここから本題。
あなたは今どんなブキを使っていますか?
スプラトゥーンには様々なブキがあり、一発の威力や弾の出方が異なります。特に、射程に関しては、自分が使用しているブキよりも射程が長いブキ、短いブキは頭に入れておく必要があります。
今回はデュアルスイーパーを使っていると想定して、このブキよりも射程の長いブキは
・チャージャー系
・スピナー系
短いブキは
・その他マニューバー系
・ZAP
・スプラシューター
・シャープマーカー
・バケツ
・ブラスター
・フデ などなど
短いブキに関してはたくさんあると思います。

自分より射程の短いブキは引き撃ちで間合いを保て

相手が自分より射程が短いブキを使用していた場合、こちらは相手の弾が当たらないギリギリから一方的にこちらの弾を当てることができます。
まずはこの有利なポジションを保つことを最優先に考えてください。
さて、相手もバカではありませんので、弾を当てられる距離まで間合いを詰めてくるはずです。
その時撃ち合いしているあなたは下がりながら間合いを詰められないように歩きます。(属に言う「引き撃ち」というやつです)

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上の図のように、自分の弾は相手に当たる、敵の弾は当たらない距離を保つように意識してください。
相手が人速をたくさん積んでて前にでてきたり、マニューバーのスライドを使って急激に間合いを詰めて来た場合はどうすれば良いでしょうか?
ここで、私が勧めているデュアルスイーパーなら、自分もスライドを使って後ろに下がってまた距離を取ることができます。
他のシューターではできないデュアルスイーパーの最大のメリットです。
相手が間合いを詰める→スライドで間合いを取る→相手が間合いを詰める→スライドで間合いを詰める→(エンドレス)
相手を倒すまでずっとこの動作を心がけるようにしてください。
こちらから相手に近付いてはいけません。せっかくこちらが一方的に弾を当てられる距離にいるのに、わざわざ相手の得意射程に入る必要はないんです。撃ち合いが苦手な人は、自分が不利な状況で撃ち合っている人が多いです。

また、撃ち合いの際に意識すべきことは、
・自分が後ろにスライドするスペースはあるか
・インクは足りているか
です。
前者はマップの理解と、なるべく見通しの良い場所で戦うことです。
ハコフグ倉庫やホッケふ頭など、障害物、遮蔽物の多い場所で戦う場合は十分にクリアリングし、むやみに前に出過ぎないことです。撃ち合いを挑む前に、自分の後ろにはスペースがあるか?やられそうになった時にスライドで身を隠す場所があるか?を把握してから戦いましょう。(マップ理解については数をこなすことで自然と戦いやすい場所が分かってくるはずです)

後者については、サブの無駄投げに気をつけてください。
サブウェポン(デュアカスの場合はスプラッシュボム)は強力な反面、インクを著しく消費します。
特にウデマエ帯が低いと、無駄にボムを投げてインクを枯渇させて、撃ち合い中にインク切れになって倒される というパターンが多い気がします。
デュアルスイーパーの場合、メインウェポンの性能が高く、メインを押し付けているだけで戦況が有利になります。
ボムを使用するのは、「クリアリングをする時」「メインで届かない位置にいる敵を牽制する時」の2つだけとし、相手との撃ち合いが始まる際は必ずインク残量が8割以上残っている状態を心がけましょう。
(不意打ちの場合は仕方ないですが)
目の前に敵がいても、まずは自分のインク残量を確認して、十分なら前に出るようにしましょう。

自分より射程の長いブキに正面から撃ち合いを挑んではいけない

続いて、相手が自分より射程の長いブキを使用している場合です。
相手がチャージャーやスピナーのような射程の長さを押し付けてくるブキを使用しているのが分かった場合は絶対に正面から身体を晒して近づいてはいけません。
例えイカ状態でスニーキングしたとしても、正面から近付くと相手のクリアリングがたまたま刺さって倒されてしまうこともあります。
すぐに前に出たい気持ちをグッと抑えて、多少遠回りでも後ろを取ったり、横から近付いて撃ち合いになる前に倒すことを心がけましょう。
相手の長射程には「気付いたらやられていた」となる状況が一番強いのです。
背中をついて一瞬で倒す、サイレントキリングこそが「撃ち合いが強い」ことだと私は考えます。
相手へ気付かれないように近付く方法や裏取りの成功率を上げる方法はまた別の機会に記事にしようと思います。

もう1つ、高台に敵の長射程が居座っている場合、メインブキの射程が足りずに苦労することがあると思います。
あちらは見通しがよく、自分のメインの射程を押し付けてくるため、近付く前にやられてしまいます。
こういった時は絶対に無理やり近付くことは止め、ボムを投げるようにしてください。
サブを使うタイミングはこの時です。長射程ブキというのは、射程が長い代わりに、弾を撃つまでに時間がかかります。
チャージャーやスピナーがチャージしている時にボムが飛んでくると、避けるためにチャージをリセットしなければならず、非常にウザいのです。
さらに、相手は「敵が近くにいる」「ボムを投げられる」ということを意識しなければなりません。それだけで自分の攻撃に専念できず、長射程としての仕事をさせない ことができるのです。
自分が短射程の場合、長射程を倒せればもちろん戦況が有利になりますが、相手に仕事をさせないだけで味方の生存率が上がります。
味方の生存率が上がれば、自分にヘイトを向けている長射程に味方が近付いて2対1の状態を作ってくれます。
長射程ブキというのは、小回りが効かないため、2人以上に攻撃されると逃げられず、倒せる可能性が大きいのです。
どうしても高台などの強ポジで敵が攻撃してくる時は、以上のことを頭に入れておきましょう。
「撃ち合いに勝つ」ということは、「1対1の無茶な撃ち合いでも勝ち続ける」ことではありません。ウデマエXのプレイヤーだろうが、複数の敵に囲まれればC帯のイカにだってやられます。イカランプの生存とは別の、局地的な数的有利を上手く作れる ということが撃ち合いの「上手さ」に繋がるんです。

今回の記事では書ききれませんが、同射程同士の撃ち合いの勝率を上げる動きや、数的有利を作るコツなんかもまた書きます。
では。


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