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ウデマエが上がらないのは本当に味方のせいなのか

2020年7月21日でスプラトゥーン2が発売3周年を迎えましたね。
おめでとうございます!
今でも楽しく遊ばせてもらっています。今後とも宜しくお願いします。

さて、今日はウデマエを上げる動きではなく、ウデマエを左右するマッチングについて書きます。

スプラトゥーン2は味方運ゲーなのか?

最初に結論から話すと、スプラトゥーン2は味方のせいで負けるゲームです。
え?って思うかもしれませんが、そもそもスプラトゥーン2は4vs4の対戦ゲームなので、当然味方に来たイカの強さが勝率に影響します。単純に考えて、自分が活躍した25%より、残りの味方3人の75%の方が影響が大きいのです。
つまり、あなたがどんなに活躍しようが、絶対に勝てない試合というものが出てきます。
「じゃあ結局味方運ゲーなのでは?」と思うのは早いです。

スプラトゥーン2はオンラインの対人ゲームである以上、必ず勝つチームと負けるチームが同数存在します。
その為、勝率は50%に収束するはずなんです。
その中で、勝率50%以上を維持できている人は十分勝ちに貢献するための動きができています。
では、ガチマッチでウデマエを上げるためにはどれくらいの勝率が必要なんでしょうか?
ずばり、約60%以上の勝率があればウデマエが上がります。
S帯以下だと、ゲージがすぐに上がるので、S+でのウデマエを1つ上げることを例にします。
S+は基本的に、10勝でゲージがMAXになり、8敗で割れます。
つまり、8敗する前に10勝をすれば良いので、最大試合数は10勝7敗の17試合ということになります。
これは勝率で表すと 58.8%、つまり約60%です。
勝率60%と聞くとなんだか思っているよりは簡単に思えてきませんか?
ウデマエを上げるためにはすべての試合で連戦連勝をする必要はないんです。

それでも40%の試合は負けるということを認識する

さて、60%勝てれば良いと言いましたが、それはすなわち残りの40%の試合はどんなに自分が活躍して100点の動きができても負けてしまうことを意味します。
連続でプレイをしていると、活躍できてないのに急に連勝が始まった、めちゃくちゃ活躍してるのに連敗が始まった っていうことがあると思います。
これは、当然敵が強いor味方が弱いことも関係していますが、スプラトゥーン2のマッチングシステムが影響しています。

直近50戦の内、勝ち数というのは大体30~20の間で推移して、それ以上にもそれ以下になりにくいのです。当然ランキング上位レベルで強かったり、意図的に負けるようにすると例外にはなりますが、基本的には上記の数で調整されます。
つまり、自分が活躍して連勝した後は勝ち数を調整するように負けるようにマッチングされ、連敗し過ぎた後は負け数を調整するように勝てるようにマッチングされるということです。
負ける例としては
・明らかな編成事故
・ウデマエ帯の実力に満たない味方が来る
・明らかに強すぎるイカが敵に固まる
などなど
「あれ?それって任○堂側が意図的にマッチングしているような…」って思いますよね(笑)
まぁ任○堂側は否定していますが、私はこのマッチングはあると思っています。そうしないと、弱いイカが一生勝てないですしね。下位層でも勝てて楽しめるようにマッチングするというのは良いと思います。
(中間層が割を食うわけですが…)

話が逸れましたが、このマッチングで必ず勝てない試合が出てくる ということは分かったと思います。
しかし、必ず勝てない試合と同数だけ、何をしても必ず勝ってしまう試合 も出てくるんです。
体感として、

①適正の敵・味方で自分が活躍すれば勝つ、できなければ負ける試合 50%
②自分がどんなに適当な動きをしても勝てる試合 25%
③どんなに活躍しても勝てない試合 25%
の割合で存在します。

②は絶対に勝てて、勝ち星を稼げる試合です。
③は絶対勝てないと割り切って、①の時に30~40%の勝ち星を維持すれば勝率60%以上でウデマエを上げることができます。
大事なのは、③の試合でイライラしてプレイの精細を欠いたり、メンタル崩壊して本来勝てるはずだった①の試合で勝ち星を逃してしまうことを防ぐことです。
③はもう絶対勝てないので割り切ります、ウデマエを上げるのに全勝する必要はないので。
このことを理解しているだけでプレイは変わってきます。

同ウデマエ帯にいるプレイヤーの比率

さて、試合には①~③のタイプがあると書きましたが、それぞれの試合でどんなプレイヤーがいるのでしょうか?
3つタイプに分類すると、以下のようになります。

A:そのウデマエ帯での立ち回りができており、ウデマエを上げることができるプレイヤー(通称 エース枠)
B:活躍も戦犯もせず、そのウデマエ帯に留まる程度の実力のプレイヤー
C:そのウデマエ帯で活躍できず、ウデマエを落としてしまうプレイヤー

この3タイプはどのウデマエ帯でも存在します。
試合タイプ②と③は偏りが極端なので、①のタイプの割合で見ると、敵も味方も1チーム4人は大体下記の人数比率になると思っています。
A:1人 B:2人 C:1人

まず結論として、ウデマエを上げるためには、自分がAタイプ になるしか無いです。
(まれに強運でわかばやエクスなど 塗り特化のイカがBタイプでウデマエを上げているのを見ますが)
よく「自分が活躍したのに味方が弱くて負けた」と言っている人がいますが、これは
・相手のAタイプ(エース枠)が味方のB・Cをボコっている
・あなたが相手のAタイプに勝てていない
ということです。
ウデマエを上げるプレイヤーというのはB・Cタイプのプレイヤーを守って、相手エースも抑えることができる人なのです。

ではあなたが勝つためには何をするべきか?
試合タイプ①・③で勝ち星を掴むなら、あなたが相手のAタイプのエースを上回る活躍をしてください。
対面での撃ち合いは負けてはいけません、味方のB・Cタイプが相手エースにやられる前にあなたが倒してください。
これしかありません。

上位勢は例えタイプ③の試合で 相手1チームにエースが2人~3人いようがこれができているから勝率が高く、Xパワーも高いのです。
しかし、ただウデマエをXにするだけなら、タイプ③の試合で勝つ必要はなくて、タイプ①の試合でこれを維持するだけ良いのです。

勝つためには相手のエースをいち早く見極めろ

さて、相手のAタイプを倒せば勝ちやすくなることが分かりました。
ガチマッチで勝つためには、「相手のエースを見抜く」ことが大切です。
では、どうやって相手のAタイプ(エース)を見抜くんでしょうか?
私の考えですが、
前衛~中衛 から見ます。
キル特化なブキと対面してみて、相手の動きに注目してください。
左右の動きでエイムずらしをしてきたり、とっさの足元塗りが上手い、先手を取ったのにすぐに逃げられてしまった、気付いたらやられていてそもそも対面にならない って感じたらそいつがエースです。
対面で絶対負けてはいけません。無理に突っ込まず、一度引き、潜伏を多めにして味方に近づかれる前にあなたがキルしてください。
(ここであなたが相手エースに勝てないのであれば、その試合で勝てる可能性は低いです… 諦めてキャラコン、エイム、撃ち合いを鍛えてください)

さて、次のパターンは、
・前衛と対峙していて、なんとか撃ち合いには勝てる、しかし後衛にカバーキルされた。
・前衛との撃ち合いの最中に相手後衛に刺されてやられた。
これが何度も繰り返される場合、相手後衛のハイドラント、バレルスピナー、チャージャーがエースである可能性が高いです。
味方が踏ん張って人数が揃っているタイミングで裏取りをし、後衛から潰しましょう。無理ならボムを投げて牽制するでも最悪良いです。
放っておくと、そいつに味方が壊滅させられます。

最後のパターン、
・前衛と対峙していたら横から刺されてやられた
・いつもブラスター・バケツ・デュアル・竹・プライムシューターにカバーキルされる
この場合は、その中衛がエースです。
上手い人というのは、カバー意識が高いです。必ず味方前衛を見ていて、自然と1対2の状況を作ってきます。
このタイプのエースが一番厄介です。相手前衛と戦いながら倒さなければならない、中衛に辿り着いてなんとか撃ち合いができても後衛の弾が届くので自然と1対2を強いられる からです。
この中衛エースと戦う時は、あなたも味方と2vs1の状況を作って、
前衛→中衛の順で倒すか、潜伏キルで確実に相手前衛を倒してから中衛と対峙しましょう。
中衛を見てすぐに突っ込んではダメです。確実に前衛を処理してからにしないと、中衛と戦闘中に後ろから前衛に挟まれてしまいます。

まとめ

最後に、スプラトゥーン2のマッチングには上記のような側面があり、同じウデマエ帯に3タイプのプレイヤーがいる、ウデマエを上げるためには必ずしも全勝する必要はなくて、必ず負ける試合もある
ということを分かっていただいたと思います。

「活躍したのに負けた、クソゲーだ、Amazonの評価にクソって書き込もう」
となるのではなく、冷静に試合内容を分析してスプラトゥーンのガチマッチを楽しんでいただければと思います。
もちろん、知識は勝つ可能性を広げますが、当然相手のエースに撃ち勝つキャラコンやエイムは必要です。
日々の努力は惜しまないでください。
では。

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