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行動力MAXで欲求に忠実な人 【百人百色インタビュー】 3/100

2022年の夏の夜、僕は友達のKの家に泊まりに行った。
Kのお父さんのハルさんに、【百人百色】のインタビューをするためだ。

ハルさん(Kの父)の記事はこちら↓

ハルさんのインタビューを終えた。

K:「ちなみにうちの姉ちゃんも相当おもろいよ。

韓国アイドルに憧れて、本当に今韓国に行ってる」

その姉ちゃんが今回の主役、チーさんだ。

Kに頼んで、LINEでインタビューをさせてもらった。

自分のやりたいことに忠実で、真っ直ぐに生きる女性だった。

インタビュー 


プルルルル、、、プルルルル(呼び出し音)

「もしも〜し」(以降「」内がチーさん)

B:
初めまして。Bongと言います。インタビュー、よろしくお願いします!

「はーいよろしく〜!」

B:韓国にいるとKから聞いたのですが、どうしていこうと思ったのですか?

「好きなアイドルに会いたかったから!

画面で観てた相手に会えて、超嬉しかったなあ。

行って良かった。

親には反対されたけどね笑」

K:「姉ちゃん、あんとき暴れてテレビぶっ壊したよね笑笑」

B:そんなことがあったんだ笑笑

K:「それで新しいの買ったら、それもぶっ壊すの笑笑。」

「それでパパたちも、もう韓国に送ろうって笑」

B:すっごいな笑笑

「反対されてもなんでも、自分の人生じゃんって感じ。やりたいことやるしかないっしょ。」

「やりたいことはすぐにやった方がいいと思う。

ハムスターを飼いたいと思ったら飼う。
何かを欲しいと思ったら買う。」

「だってさ、何かをしたいって思っても次の瞬間にはその思いが消えちゃうかもしれないじゃん。

今欲しい服はおばあちゃんになったら着れないじゃん。

だからチーは、やりたいことをすぐにやるようにしてる。

たとえ反対されてもね。」

B:なるほど!すぐにですね!

「そう。すぐにやる!😊

ちなみに、会ったアイドルは全員ゴミクズだったよ爆笑」

「わざわざ付き合った人数とか自慢してきた。」

B:うわあ。最悪だ。

「会った日に、持ってたCD、アルバム、全部破いたもん。

水につけて捨ててやった。

調子に乗るなよ?って感じ。」

B:めちゃくちゃ怒ってる笑笑

じゃあ会ったこと、後悔してますか?

「会ったことは失敗だったかなあ。アイドルを好きになった事自体は、韓国語を学ぶきっかけになったから良かったけどね。」

B:僕もBTSが好きで、韓国語を覚えたいんですけどコツとかありますか?なかなか進まなくて、、、。

「えー可愛いんだけど笑!コツかあ。

うーん、、、。韓国人の恋人を作る事かなあ。

恋人のことを知りたいと思ってやる気が出るからね。」

「まあチーの場合、3ヶ月以上続いたことは無かったけど笑 

チー嫌いになったらすぐに振るからね。」

B:こちらもすぐに、ですね!笑

「そうそう笑」

B:これからはそのまま韓国人になろうとしてるんですか?

「なれたらなりたいなあ。

こっちで夫ができたら韓国人になれるのかな。

こっちで就労ビザ取れればいけんだけど。」

B:無理だったらやばくないですか?

「まあそん時はそんときよね。」

B:ほんと度胸の塊なんですね。本当にすごい。

失敗が怖くなったりしないんですか?

「うーん。今んとこ人生何とかなってるからへーき!」

B:そっかあ。マジですごい。

「そうかなあ」

B:めっちゃ面白かったです!ありがとうございました!

「はーい!」

インタビューを終えて


「やりたいことをすぐにやる」

言うは易し。でもこれを全てをかけて実行することは容易じゃない。

僕自身、何かはやりたいけど動けない。

休みの日にダラダラとYouTubeを観て後悔してしまう。

それは、やりたいことの前には困難が立ちはだかるから。

それと向き合い、乗り越える自信がないから。

親を説得する情熱。慣れない土地に旅立つ恐怖。韓国語を習得する根性。

チーさんは、インタビューでは簡単に「行った」といっていた。

でも実際には、多くの障壁があったと思う。

障壁を予期して怖くなってしまう僕には彼女はとても眩しく見えた。

不安定な国際情勢の中で、いつ核爆弾が降ってくるかわからない世界。

人類史上初めて、人類が確実に自らの種を絶滅させる武力を保持した時代。

今、死んでもいい。

常にそう思える生き方をすることの大切さ。

それがこの言葉にふんだんに詰め込まれているように思う。

どんな人にもこの思考回路は役立つと思った。

スティーブ・ジョブスは毎朝、その日自分がやることが本当にやりたいことか自分に尋ねていたらしい。

彼とチーさんの心の根底には同じものが潜んでいるように感じる。

今回のインタビューは人生を楽しむ秘訣があったような気がした。

改めて、チーさんありがとうございました! 

終わり


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