見出し画像

人と人

はじめまして

noteに初めての投稿です。

福岡県大牟田市生まれ、現在は福岡県糸島市に住んでます。

大学在学中に1年間のバックパッカーとしてオーストラリア・アジアを中心に一人旅をし、卒業後に営業会社へ就職。今では希少な?バリッバリの営業会社で『営業とは・・・』のノウハウを徹底的に叩き込まれました。テレアポ、飛びこみ営業、ノルマへのコミット、etc...

商品を買ってもらうということ、自分を知ってもらうということ、相手を知るということ、生活に置いて当たり前であることのステータスがこの時期に一気に上がったことを今でも実感しています。

25歳の時にご縁を頂いた社長よりお誘いを受け転職。自分が経験したスキルを還元しながら、新規事業部の立ち上げに参画したり、福岡・大阪・東京の3拠点にて事業を展開したり、たくさんの経験をさせてもらいました。

その時の立場(役職)によって自分の役割が変わり、人材育成・経営・HP作成・商品開発などなど『自称ジェネラリスト』と自分で呼んでいるほど知識と経験を与えてもらいました。

15年間の在籍を経て、一念発起で今年(2020年)に起業。オリジナルウェアの作成、グッズ作成事業を中心に展開しています。

突然のプレゼント

先日、自宅に宅配便が届きました。両親と一緒に住んでいる私の家には、基本的に両親宛の贈り物か、通販で購入したものがほとんどです。

宅配物を受け取り、確認すると私宛に送られてきたもので、中にはブドウとマスカットが入っていました。送り主を見ると『どっかで見たことある名前だな~』と。その方は、私が前職で働いていた際にお客様だった方でした。

そのお客様との出会いはもう10年以上前です。初めて会ったのは、彼がまだ大学生で、私が入社4年目ぐらいで出会った方です。初めてお客様として接してから定期的に会ったりはしていたのですが、突然の贈り物にビックリしたと同時に感動と嬉しさがこみあげてきました。

人と人

前述したとおり、私は様々な仕事内容に従事し、様々なことに関わってきました。そのすべてを振り返っても結局一番重要なことは、人と人との関係だなということを感じています。

『営業』という言葉を聞くと、営業をやったことがない方には、「大変そう。。きつそう。。」というネガティブな印象を持たれる方がいます。たしかに、大変なことはたくさんありますが私の中では仕事を創る上での基本がそこにあると思っています。

私は、約20年近く人と関わり仕事をしています。その中で今でも大事にしていることは、『お客様を大事にしすぎない』ということを意識して接しています。大事にしないというと、語弊や誤解を招くかもしれませんが、お客様であるのはビジネスとしての関係の時だけであってそれ以外の時間は『人と人』であるということを常に考えています。

お客様を下に見たり、礼儀が欠けたりするということではありません。礼儀、礼節、挨拶は私の基本中の基本ですので、誰であってもリスペクトは欠かしません。

関わり方

今回、突然のプレゼントをしてくれた彼の職業は医者です。彼が大学の医学部にいた時に知り合いました。ではなぜ、今でも関りを持っているか?

お客様を大事にしすぎない と言いましたが、最初の出会いの時に「自分はお客様から誘われたら食事は断らない。」ということを言っていました。すると大学生の彼は「じゃあ、今度飲みに行きましょう!」と言ってきました。大抵の方は『今度』を設定しないので、そのまま流れてしまいます。ですが、関係性が続く人というのは必ず『いつ』を設定します。

彼とはその『いつ』が設定されて一緒に飲みに行くことにしました。医者を目指す彼にとって私はなんのプラスにもならないでしょう。(笑)

飲みに行った日、乾杯前にネクタイを外し、「仕事は終わったので、この時間は友達として飲みましょう」と。よく使うセリフです。そこからは、気さくに医者を目指すきっかけを聞いたり、学生生活の話、恋愛話など色んな話で盛り上がりました。

そして、私は「実は、医者が嫌いなんだよね。。。」という話をしました。なぜかというと、病院の待合室でどれだけ待たされても「お待たせして申し訳ございません。」や「いつもお待ちしていただいてありがとうございます。」などの言葉が無いからだと伝えました。(注:お医者様が皆そうではありません)

患者は私たちの仕事ではお客様と一緒だということを伝え、医者が医者として当たり前にやれてるには理由があることを伝えました。(コロナ禍で言うと語弊があるかもしれません。。。)だからそこには感謝の気持ちをもって接するのが普通だということを伝えると、「今度から毎年一緒に飲んでください。多分、この世界にいると僕は勘違いして生きることになります。」と。

それから、一年に一度連絡をもらい、一緒に食事に行き仕事の状況やお互いの状況を話して今では友人の一人になりました。

自宅への突然のプレゼント。

今までの関係からもう一段階上がって大切な友人の一人なんだと感じ、この関係性の成り立ちを思い出して自分にとっても忘れないように記しておきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?