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カメムシへの恨み言

わたしは虫が得意な方です。ゴキブリがでても、ひええ!とかきゃあー!とか助けてぇ!とか言えない。静かにゴキジェットを噴射し、その後ティッシュで掴み取り、処理する。
小さい頃は田舎に住んでいた。遊ぶことといえばまず虫取りだったので、セミとか、カナブンとか、蝶々は余裕です。セミのオスは触ると鳴いて震えるので、あまり触りたくないけど。

今は引っ越しをして、一軒家に住んでいる。まあ虫が出る。茶色虫にはじめ、人でも食うたんか?というサイズのクモまで。ありとあらゆる種類が出る。毎日モンハン状態。一軒家はなぜあんなに虫が入ってくるんだろうか。そんなに隙間ある?我が家がザルすぎるだけ?

※茶色虫というのは、小さくて茶色い虫のこと。正式名称は知らん。

幼少期の環境+今のモンスターハウスで虫耐性がかなりついたけど、どうしても拒否してしまうやつがいる。

そう、カメムシです。

我が家では蚊と同率一位くらいで出現する。しかもでかいやつ。
我が家がカメムシと定義しているやつは3種類いて、以下の通り。

①茶色くて丸い。てんとう虫サイズのやつ
②緑。一般的なカメムシの形
③②の茶色いやつ

①は、以前住んでいた田舎のマンションで発生しがちなタイプだった。丸い石かな?と思って近寄ればだいたいこいつ。フェイントをかけるな!階段の端っこにポツポツ集合していたりする。
②と③は、今の一軒家によく出現するタイプ。サイズがでかい。威圧感がある。我が物顔で我が家をとぶ。態度もでかい。

①〜③で共通しているのは、やつらが出す汁の強烈な臭さ。まじで臭いよね。命を守るために出す汁だから、臭いのもわかるんだけど、臭すぎ。

わたしは五感の中で嗅覚が一番強いので、こいつらの汁には非常にダメージをくらうのだ。トイレの臭いがキツすぎて吐くことがある私に対して有効打すぎる。しかも残り臭もえぐい。10分は臭い。
生きるか死ぬかってときに出す汁なんだから、そりゃ人生ならぬ、カメムシ生最臭をだすはずだけどさ、もうちょっとなんとかならんかいね。

カメムシ臭が取れないタオルを手に、こんなことを思いました。もう!本当に恨めしい。

写真は、かなり前、淡路島のニジゲンノモリにいたしんちゃん。カメムシへの怒りをおさめるためにながめました。かわいい。


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