見出し画像

さみしさと身軽さ

係争の彼と別れて1日。ふとした瞬間に涙がこぼれそうになる。
ベットでゴロゴロしている時、電車に乗っている時、勉強をしている時。思い出すと泣いてしまう。
以前noteに書いた彼の時も同じだった。職場の廊下で涙が出てきて、すごく困ったことを覚えている。
失恋をするといくらでも言葉が出てくるなあ。言えなかった言葉がたくさんある。もっともっと、いい終わり方があったはずなのになあ。
シャルルの「あなた」と同じ。さよならは私から言ったのに、頬を濡らしてしまうのも私。

4月から係争が続いて、1度は改善した兆しを見せて、また6月から会わなくなった。最後にうちに来てくれた時、どんな顔をしていただろうか。最後に私が作った料理はなんだったかな。しばらく作ってなかったなあ。とか、色々と考える。

1人になって、その身軽さに心地よさを覚えながら、じわじわと寂しさに侵食されていく。誰かと一緒にいたいのに、いたくない。もう彼とはお別れして、会わない約束もしたのに、今は彼がいない寂しさで溺死しそうな感じ。一緒にいるべきではない。未来がない。合わない。傷つけあってしまう2人。わかってる。わかってるけど、好きだった。

これは一生覚えてるなって表情がある。別れ際や、怒った時の顔。昨日の彼の手は、一生覚えてると思う。細長い手のひら。顔じゃないけど、全てが表れていた気がする。きちんと触れられなかった。

経験則で、時間薬がどうにかしてくれるまで待つしかないことはわかっている。しばらくは辛い。

noteに書いた3年前の元彼の話はこれ。


いただいたサポートは、note執筆のための感性磨きに使わせていただきます。拙筆ですが、テーマ等ご希望あれば、それに沿った記事を作成致します。