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学校に行くのってそんなに大事?

✦✦ いまの学校って ✦✦

お子さんが学校へ行くのが嫌で不登校になり、悩んでいる方たちがたくさんいると思います。

お子さんが不登校になる理由は様々だと思います。いじめが原因だったり、ただ単に学校がつまらない、いじめは無いけどクラスメイトとなじめない、勉強が大嫌い、学校という施設に無理やり閉じ込められているような感覚がして嫌だ等など、実に多様な理由があると思います。

特に知的レベルが高いお子さんだと、同じ年齢のクラスメイトが幼稚に見えてしまい、そんな生徒さんたちと一緒に行動を共にするのは、勘弁して欲しいと思って不登校になる場合もあります。

私が小中学校の頃は、学校へ行って同級生と遊んだりするのが楽しくて、毎日喜んで登校していました。でもそれは、「昭和」の時代の話です。

時は流れて、いまは「令和」の時代です。私が義務教育を受けていた時代の学校と、現代の学校では色々な面で様変わりしていることでしょう。

特に気になるのは、「いじめ」と「教師による犯罪」です。現代は、実に教師による犯罪が非常に多いと感じます。教師が生徒への性的犯罪を犯したり、更衣室にカメラを設置して盗撮したり、16~17歳の高校生をホテルに連れ込んだり、教師が教師をいじめたり・・・。数え上げるときりがありません。

教師は、「聖職」と昔は言ったものですが、現在は非常に人気のない職業になってしまっていますね。時が過ぎるとこんなにも価値感が変わるものなのだと残念な気持ちになります。


✦✦ いじめに対して思うこと ✦✦

私が本当に許せないのは、「いじめ」です。幸いにも自分は、いじめられたことは無かったのですが、私の息子は、中学時代の一時期と高校2年の一時期いじめられたことがありました。

息子本人は、私に心配をかけまいと「学校で僕いじめられているんだ。」とは一言も言わず、家では明るく振舞っていましたが、身体は正直でした。

ある日の朝、息子が歯磨きをしていたら突然、「口から水が漏れる。」と言い始めたのです。口の右半分が閉じられず口に含んだ水が漏れてしまうのです。息子は、いじめによるストレスで顔面麻痺になってしまっていたのです。

直ぐに病院へ行き、適切な治療を受けることができたので、顔面麻痺はすぐに治りました。顔面麻痺は発症から48時間が勝負だそうで、48時間以内に治療を受けなければ後遺症が残る可能性が非常に高いそうです。

その時、私は息子が学校で苦しんでいることをやっと知ることができたと同時に、そんな嫌な思いをするくらいなら、学校なんて行かなくていいんじゃないのと思い、息子に「学校行かなくてもいいよ。」と言いました。

息子は「大丈夫、学校は行く。」と言い、私のすすめには乗りませんでした。その後、進級していじめっ子とは別のクラスになったので、いじめ行為は無くなりました。そして、無事に中学校も卒業することはできました。

いま思うのは、息子へのいじめは、短期間で終わったからよかったものの、もし、長期に渡るいじめが続いていたら・・・と考えるとゾッとします。

中学生は考え方も稚拙な面があると同時に、残酷な面も持っています。手加減ということができない生徒もいますので、そんな生徒が息子に危害を加えることにより、息子がうつ病になったり、自殺を考え出したりしていたらと考えると恐怖と怒りを覚えます。

だから、私は思うのです。学校でいじめられているなら、学校なんて行かなくてもいい。なぜかって・・・

自分の子供が学校でいじめを受けて、学校に相談しても学校側が的確な対処を行わず、我が子が学校で毎日恐怖を感じているようなら、それは異常な状況だからです。警察に傷害罪として被害届を出してもいいレベルだからです。

中学生や高校生が、いじめを苦に自殺したニュースは、毎年必ず報道されています。その時の学校や教育委員会の「いじめ」に対する見解が、まともな回答を行っているのって殆ど無いに等しいと思います。教師や教育委員会の責任の押し付け合いか、責任逃れって印象をすごく受ける報道ばかりです。少なくとも私は、そんなずさんな教育現場に大切な我が子を預ける気になどなれません。

だから、学校に行きたくなければ行かなくていいよと困っているお子さんには言ってあげたい。

現在の通学制の学校で学ぶ内容は、殆ど書籍から学ぶことができるし、現代ならインターネットで殆ど情報は手に入ります。高校卒業しなくても、「高校卒業認定試験」(旧大検)に合格すれば、高卒とみなしてもらえて普通に大学受験だってできるし、何しろ怖い思いをしながら通学することに意味はないと思う。そんな怖い思いをしながら通う学校は、異常な場所、異常な世界です。

学校以外にも必ず居場所はある!学校が全てではないと思うから、死にたいくらい嫌だったら逃げ出してもいいじゃない。



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