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30過ぎても、日々成長しています。

日曜日、息子と2人で温泉施設に行ってきた。

5月に行こう行こうと思ってから早2か月。気温が暑いと熱い物が食べたくなるのに似ているのか何なのか、真夏になってようやく重い腰が上がった。

昨年の引っ越しの際、新居はまだガスの開栓が済んでいなかったのでその節もお世話になった場所だ。

その日はイクメンぶりたい夫が息子を男湯に連れて行ってしまったので、息子の温泉デビューを拝めなかった。出てきてどういう反応だったか聞いたところ、「ただただ大人しく入っていただけ」だったらしいが、家のお風呂に毎日入れている身としては、それでも見たかった。

あれから半年以上経った今、どんな様子で温泉に入るだろうと、すごくワクワクしていた。最近は水遊びが好きだから、温泉もキャッキャッと楽しむんじゃないか、と。喜んでくれるといいなぁ。

そんな、さも「息子のため」に温泉に連れて行くような言い方をしているが、私自身「大浴場」とか「温泉」という言葉に本当に目が無い。何かの研修や旅行でホテルを予約するにしても「温泉があるといいなぁ~」なんてことを頭の片隅に置きながら選ぶようにしているほど大きなお風呂が大好きだ。

とにかく、息子のためというより自分のために行きたかった温泉。いい加減、リフレッシュしたい。息子がいるからゆっくりは浸かれないだろうけど、温泉に行ったという事実があるだけでもなんとなく違う。

目的地に着き、券売機で大人と子供の券を買う。結構高い。元を取れなかったらどうしようと思ったが、すでに息子ははしゃいでいるので、そんな思いは一瞬でかき消された。

脱衣所で服を脱ぎ、浴場のドアを開ける。何人かいたが空いている。体を洗い、いちばん手前の大浴場から浸かることにした。

足が着くか恐る恐る入っていた息子もすぐに慣れて、一通り入り終わる頃、何やら視線を感じた。

ふと目をやると、やはりその人も見ている。これは持論だが、自分が見た時に目が合うということは、その人の方が先にこちらを見ていた、ということ。(だと思っていますが、違っていたらすみません。)

しかも、どこか睨んでいるような気がする。その後もその方と同じ湯船に浸かることがあったが、やっぱり睨んでいる。

それからはできるだけその方を避け、なんとか最後まで会わずに済んだ。

きっと何かが気に入らなかったんだろう。こちらは静かに入っているつもりでも、もしかしたらうるさかったかもしれない。それなら非はある。特に注意はされなかったので謝ることはできなかったが、次はもっと気をつけようと心に決めた。

そして、帰りながら「いや、そうじゃなくて、何か別の理由があったのかもしれない」と、またあの女性のことが気になりだし、家につくなりインターネットで似たような経験者がいないか調べてみた。

色々調べていく中で私がこれかなと思ったのは「女湯に男の子を入れている人に嫌悪感を抱く人がいる」ということ。そういうことだったのか。違うかもしれないが、こういう人もいるんだなと、一つ勉強になった。

確かに、私がまだ母親になるずっと前に温泉に行ったとき、小学校低学年くらいの男の子を連れたお母さんが一緒に浴場に入ってきて、裸をジロジロと見られた経験がある。はっきり言っていい気分ではなかった。

小学校に上がる前くらいになって、気を遣えばいいかと思っていたけれど、いくら幼児とはいえ、異性と入るのは嫌な人もいるんだろう。

次からは気をつけたい。

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