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今日の投資経済ニュース 21.11.21 海水温が原因?シシャモ激減、価格高騰

皆さんこんにちは。ボンバです。
今日の気になるニュースはシシャモの高騰について紹介します。

海道の太平洋沿岸の特定エリアに生息するシシャモの漁獲量が激減し、価格も高騰している。不漁の原因についてはっきりしたことは分かっていない。資源保全のため、終漁の時期を前倒しするといった対応に追われた漁協もある。

11月1日に今年のシシャモ漁が終わり、漁獲量は過去最少の約1・4トンに終わった。2017年に約72・6トンと一時的に資源が回復した時期もあったが、徐々に減り、ついに著しい不漁だった20年(約3・1トン)の半分以下となった。

今年の18日までの浜値(単価)は1キロ当たり平均で税別4332円。15日には1キロ同5990円という高値がついた。昨年の平均も1キロで同2576円と例年に比べ高かったが、今年はさらに上回っている。藤田正明総務部長は「以前ならば1キロ1000円を超すと、高いなという感じだったのに……」と嘆息した。

産地の漁協の声をまとめると、21年は記録的な不漁となる可能性がある。ただ、その原因は分かっていない。シシャモがどう生きて何を食べてという基礎的な研究がこれまでほとんどされてこなかったからとのこと。

海水温とシシャモの成長の関係を解明しようと、道立総合研究機構栽培水産試験場では今年から4年計画で、飼育実験に乗り出した。

シシャモ好きですと言おうと思いましたが、普段食べているスーパーに並ぶ「子持ちシシャモ」は、北太平洋や北大西洋に広く分布する「カラフトシシャモ」で、見た目は似ているが、北海道のシシャモとは味も生態も異なるとのこと。

海水温などの環境の変化が原因とも言われていますが、一部では乱獲も問題になっているそうです。いずれにせよ、一度本物のシシャモを食べてみたいところです。

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