断捨離は自分と向き合っていく過程
ペンシルママです。今日は洋服を断捨離した話を書きます。ペンシルママは時々整理整頓や断捨離関係の本を図書館で借りたり、本屋で立ち読みするのが好きです。整理整頓の本は「こんまりさん」が大ブームになりましたが、他にもインスタなどで活躍されている方の話が書籍化されたり色々あります。カジュアルに写真を眺めながら読めるのも良いですし、ちょっとした時間つぶしや、心の休息みたいになっています。
そして読むと不思議なもので断捨離をしたくなります。そうでなくても時々ペンシルママは火が付いたように「片付け」をしたくなることがあります。掃除ではなく、物を減らしたい衝動に駆られてしまうのです。とはいっても子どもの遊び道具のようなものは(一見ゴミのようなものも「後に工作するかもしれないから」と取っておくので)大体捨てるのを断られてしまいます。部屋において子どもの娯楽品の存在感は大きいです。
また、毎月娘のブッククラブから届く本もあり、本棚は確実にスペースを埋め尽くし、ほとんど余裕はない状態ですし、子どもの学校関連や通信教材などで毎月確実にものは増えていきます。教材などは年度末には処分するか考えることになりますが、それまでは残しておかなくてはと思います。ペンシルママの本も図書館で借りることが多いですが、予約待ちで当分借りれないものなどは買ってしまいますし、やはり少しずつ本棚を侵略していきます。読んだら売ることもありますが、また時間がたって読み直すこともあったりしますし、ブログの記事を書くときに参考に読み返すことも出てきたので簡単に手放しにくいのが本だなあと思います。図書館ですぐに借りられる本はすぐにでも売ってしまった方がスペースの節約になるのは分かっていますが、なかなか行動に移せません。まして子どもの本はとても売ったりできないものがほとんどです。子どもが読んだ姿を思い出すからでしょうか。絵本は子どもが大きくなるまで取っておきたいと思うのです。
結局今回断捨離に着手したのは「お洋服」でした。子どもの洋服はいつのまにかサイズアウトするので、そうすれば気軽に手放すことが出来ます。使い切った気持ちになれますが、中には買ってもらったお洋服など、ほとんど着ることなく手放すことになってしまったものもあり、もったいないなあと思います。子どもにも立派に好みがあるのですから仕方ないことですが、お金の問題だけでなく来てもらえなかった洋服にも、買ってくれた人に対しても不憫に感じてしまうので、なるべく洋服は本人が気に入りそうなものだけを買いたいと思っています。
一方でペンシルママは自分で選んで買ったにもかかわらず、やっぱり着なかったと思うお洋服がいくつもありました。最初はお洒落でいいかなと思ったり、安いから、機能的だから、着古すのに良いからと思っていても、段々と毎日着るお洋服に妥協したくなくなるのです。そう、なんとなくお洒落だけれど着にくいお洋服などはあっという間にタンスの奥に眠ってしまいます。また、お洒落でないけれど、安くて着古すのに便利なものも、自分がそこまで気に入っていないと着たくなくなるのです。頂いたお洋服なども、自分の体形へのフィット感が良くないと、デザインが気に入っても結局着ません。一方でそんなにお洒落ではないけれど、シンプルで動きやすく、品も良く着心地の良いものばかりを着るようになってしまったのです。
ペンシルママは長めのアウターが苦手だと気づいたのは最近のことです。コートをぬいだりする際に不便に感じますし、動きにくい気がするのです。ですので、冬のコートやレインコート以外では極力長いコートは着たくないと思うようになりました。他にも長いワンピースを今は日常的に着たくないと思うようになりました。やはりパンツスタイルが好きなようです。よそ行きに着ていく良さそうなものだけを残し、日常使いのものは手放そうかと思いました。同じく会社勤めをしていた頃20代の時に買ったスーツも遂に手放そうかと思いました。用途のかぶっていたコートも1着を手放そうかと思いました。すごく気に入って買ったけれど、高かったけれど、全く自分に合っていないようなしっくりこないスカートも手放そうと思いました。20代の頃に気に入って着ていて、今はほとんど着ないスカートも手放そうかと思いました。
こうして、手放そうかとおもったアイテムを一度タンスから出したり、クローゼットから出して、紙袋にまとめることにしたのです。いきなり捨てるのは勇気がいりますが、タンスやクローゼットにない状態が普通になったら、それらはもうないものと同じなので、そのうち手放せるかもしれないと思ったのです。
少しずつクローゼットや収納がすっきりして、自分で把握しているもので、気に入っているものだけに厳選されていく過程はとても心地よくて好きです。自分自身が研ぎ澄まされていくような感覚になるのです。
それでもまだ減らせそうな気がして、しかしもったいない気がして手放せないものもいくつかあります。一方で、気に入ってたくさん着たので大分古くなってしまったけれど、代わりのものが見つからず手放せないものもあります。これもどうしようかまた頭を悩ませてしまいます。
オードリー・ヘプバーンは、晩年クローゼットに10着ほどしか服がなかったのだそうです。以前訪れたオードリー・ヘプバーン展で知りましたが、あのようにスターの最前線を歩いてきた方が、最後はわずかな服で過ごしたというのは興味深いですが、ペンシルママもそんなクローゼットに近づけたらと思いますし、共感します。一方で日本は四季がありますし、必要な衣類が多くなってしまうのは仕方ないことにも思いますが、なるべく厳選していつもお気に入りを着られたらと思うのです。
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