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会社の同僚からの目を気にし過ぎていたかもという話

なんだかんだで新卒で入社してからあと数ヶ月で社歴が10年になるということで、新入社員の頃と今の自分の中で何が変わったか考えてみました。

そうしたところ、多分同僚からどう見られているか、というのを気にしなくなったなと感じました。
簡単に言うと、周りの先輩達から嫌われても別に良いやという感覚です。

何故こうなったのでしょうか。

1. 新入社員の頃の話

そもそも学生時代に人見知りだったというのもあるのですが、入社してからしばらくは研修や異動が多く、行く先々で初めて会う先輩達に対して、いかんなく人見知りを発揮していました。

というのも、新入社員の時は何かと周りに迷惑をかけてはいけないという意識があり、質問したいけど忙しいだろうか。邪魔ではないだろうかと考えていたのです。

そしてそれにより与えられた仕事の処理が遅くなってしまい、最終的には怒られていました。

その結果、顔色をうかがう→仕事が遅れて怒られる→怒られたくないから尚更顔色をうかがうという完全なる負のループに陥ってました。

しかもタイミングが悪いもので、体育会系で上下関係に厳しくしたい先輩が同じ部署内に多く居て、意味もなく叱責されたりしていたので、いつも以上にふさぎ込んでいました。
(急に、「君ほど後輩らしくない後輩は見たことない!なんなんだ君は!」とか言われてました。笑)

2. 部内の先輩以外との絡み

さて、この部署に配属されたのが、数ヶ月後に抜ける人の代わり(体育会系の先輩とは別の人です)としてだったので、業務の引き継ぎ後、自分だけで仕事を進めることが増えていきました。

正直なところ、まだ2年目だったのでそこまで危機感が無く軽い気持ちでいたのですが、その人が抜けた途端に一気に業務がのしかかってきてしまいました。

しかも僕のことが嫌いと言った先輩は、似てるけど違うジャンルの業務をメインで対応していて、質問を受け付けるのに「そっちの業務は知らない」と突き放すのです。

こうなってくると、関係部署巡りやたくさんの電話会議や遠隔地との調整やらで席に戻る余裕が無くなっていきました。
ただ、それに比例して他の部署の先輩や同僚と絡む時間が格段に増えました。

業務の都合上、関係部署の職制とかともやり取りをするのですが、こちらが経験を積むにつれて段々と認めてくれてきていました
いわゆる、叩き上げだな。よく頑張ってるよと言ってもらえてました。

3. 冷静になって考えてみると…

ここまでくると、結果的に仕事が問題無く回るようになったので、自分の上長からも評価されるようになってきました。

でも業務上で全く絡まないあの先輩は相変わらず僕の評価が低いままでした。

まぁ毎日席にほぼ戻らず歩き回っており、コミュニケーションを完全に切ってたのでしょうがないのですが。

ただ、「上長と仕事以外でも仲良くしてるから評価されてんだぞ!」と言われた時はもう言葉も出ませんでした。笑

さて、こういった経験を積んでいった中で、段々とある考えが芽生えてきました。

あの先輩から嫌われたところで、仕事は回るし評価もされるし、何も影響無くないか?

という考えです。
すごく冷静に考えると、別にその先輩が僕の評価をするわけではないし、仕事上どうしても絡まなくてはいけない時は、最低限の絡みにすればストレスもそこまでたまらないではないか。
と気付いたのです。

この時から、僕は会社の同僚の目をあまり気にしなくなりました。
別に仕事がこなせて上長や関係部署から評価されてれば、あとはどう思われようが関係無いのです。

大体、仕事が出来ると認識してもらえれば、どんな態度でもある程度は認めてもらえるものです

多分、この考えに至ったのが6年目くらいの頃でしたが、その頃から仕事することに対してストレスは減っていったと思います。

なのでもし今、会社の同僚の目を気にし過ぎている人がいるのであれば、1つの体験談として見ていただけると嬉しいです。
こんな奴も居るんだと知っていると、それだけで少し楽になると思いますので。

4.最後に

最後に、本当に無理してまで嫌いな人と人間関係を築く必要性は無いと思っています。
そんな関係は簡単に瓦解してしまうので、頑張るだけ無駄だったりすると思います…

それよりも自分が尊敬できる人や好きな人達との関係を重要視して、大切にしていけるようにしていきたいですね。

もしあなたが日常生活で感じている違和感や興味を僕が言葉で具現化出来ているのであれば、これからも続けていくモチベーションになりますのでサポートいただけますと幸いです。