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産後の腱鞘炎について(現在進行形、治ってません)

この記事は、どうしたら治る、ということを書いているわけではなく、「私も腱鞘炎なっているよ!」、「産後腱鞘炎仲間がここにいるよ!」という発信です。


出産直後(~1か月)

腱鞘炎(けんしょうえん)、という言葉は、育児雑誌などの買ったグッズ紹介コーナーに添えられた読者の声の一部に「…腱鞘炎にもなりました。…」と書かれたりしていて、「は~なるかもしれないんだ~」くらいには思っていた。ただ、その時は「腱鞘炎」という言葉は知っていても、具体的にどのようなモノかわかっておらず、もっと、打撲的な痛みがある、ケガ的なものだと思っていた。

出産後、数週間のうちに、両手首の内側のあたりに不思議な痛みが現れだした。どこかで打ったわけでも、重いものを持ちすぎてひねったりしたわけでもないため、「これはケガではない。ということは、、、病気か?!」と何らかの循環器系や免疫系の病気を疑った。少しネットで調べたが、腱鞘炎はケガ系だと思い込んで、頭から除外しており、一人で「せっかく子供を授かったのに、私は、このまま謎の奇病で死ぬのかな…」とまで不安になっていた。

しかし、すでに子供を産んだことのある友人が遊びに来た時に、相談してみたら「いや、それ腱鞘炎だから」と言われ、改めて調べてみると・・・腱鞘炎だった!!

腱鞘とは、腱(スジのようなもの)の鞘(さや)と書き、トンネルのような構造になって腱を通しているものらしく、腱鞘炎は、手を動かすたび、腱と腱鞘が擦れて、腱鞘部分が炎症を起こして起きるらしい。
↓参考にしたサイト

そこで、どうやって対処すればよいか調べたり、産院に相談してみたりしたが、普通のレベルの痛みの人は、抱っこの仕方を工夫することぐらいしかなさそう、ということが分かった。(一応、ひどい場合は、炎症を抑えるための注射や、手術で炎症部分を切り取る、という方法もあるらしいが…ハードル高いな…)

ちなみに、腱鞘炎になりにくい抱っこの仕方はここのを参考にした。
↓参考にしたサイト:手首に負担をかけない横抱きのやり方

普通にお世話していても、腱鞘炎になりにくい抱っこの持ち方を参考にしても、「首や頭は大事!!」と思うと、どうしても手首を使ってしまう。
結局、いつの間にか、右手の痛みは消失したものの、左はずっと痛いままだった。

3~4か月検診の時期

健診時、併せて「子供のことではありませんが・・・」と医者に軽く聞いてみても、「うーん、どうしようもないね」という感じだった。

7~8か月ごろ(第二段階に進んでしまった)

だんだんお座りができるようになってきたが、それでも左手首の痛みは消えず、できるだけ夫にお風呂などの、持ち上げるお世話をお願いしていた。

そんな中、腱鞘炎が第二段階に進んでしまった。

何かの拍子に「ゴキッ」と筋の向きが変わるような感じになり、より痛い、という状況が発生することに。しかもこれは、夜中、寝ているときや、朝、腕を頭の方向にあげて、少し伸びのような動きをした際などにも突然なるようになって、悲鳴を上げてしまうほどになった。さらに、どうやったら元に戻せるのかわからず、手首を動かして、何かの拍子に元に戻る、ということが続いた。さらに熱を帯びたりもした。

もう、これはどうしようもない!と、改めて病院を調べ、「整形外科」がよさそう、と思い、行ってみた。

結果は、やはり、以前と同じ、痛みを取る対症療法か、安静にする、ということしか方法がないようだった。かろうじて、聞けて良かったことと言えば、「すでに赤ちゃんのお座りが安定してきている場合、これからだんだんと良くなってくる人がほとんどだから心配しないで」と教えてもらえたことか・・・。

なお、「ゴキッ」について、最初は戻し方が分からず、いろんな方向に手首をまわしたりしてさらに痛くなっていたが、今は、戻し方が分かった。私の場合は、親指を、ぐっと手のひら側に倒す(親指を手のひらの中に入れて“4”を示すポーズ)と戻ることが分かった。どなたかの参考になると幸いだ。

保育園が始まって、保育士さんにも「子供のことではないのですが」と話をすると、「保育士にとって、腱鞘炎は職業病です。私たちも、毎日お風呂でマッサージなどをして、うまく付き合っています…」と。そうだよね・・・保育士さんは、子育てに終わり/卒業がないよね…と切ない気持ちになった。

一人じゃないよ!

皆さん、私は、まだこんな状態です。一人で悩んでいる方、一人ではありませんよ(T_T)とりあえず、すでに頑張っていますが、もう少しの間、できるだけ安静に頑張りましょう・・・!

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