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楽しい時間を過ごす とは

フットワークが軽すぎるので、すぐに出かけてしまうわたしですが、こんなご時世ですので、その軽さは全然発揮できておりません。

去年の今ごろ、緊急事態宣言だったりで、当時会社員だったわたしも例にもれずリモート勤務となりました。
フルリモートでした。

リモート勤務、最初は「昼休みに料理と洗濯できるやんけ〜」と喜んでおりました。
学生時代なんかも、日がな一日ごろごろごろごろ。
満員電車嫌いだし、動画配信サイト観るのもすきだし、おうち時間エンジョイできると思っていたのです。

が、数ヶ月で、限界を迎えました。

おうちもお出かけもどっちも好きなら、おうちだけでも平気かと思いきや、わたしは「どっちも」もしくは「ずっとお出かけ」の方が向いているというのが、このご時世でわかったんですよね。

まあ、出かけようがないので、家でどうにか「家じゃないこと」をしようと考えた。
当時はお店も開いていないし、出かけたところですることないし、でも家はやだし。

そこで、思い立ってインターネットでポチポチ。

すだれと、キャンプ用の椅子買いました。
料理の作業台に使っていた、折りたたみの机を持ち出して。

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ベランピング……とまでは行かないけど、ベランダでお茶したり、読書したり、作業したり……ができるスペースを作りました。

最近は暖かくなってきて作業を何時間もできたりしましたし、去年の夏なんかは、ジャム作ってソーダに入れて飲んだり。

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朝方寝れなくて、洗濯モノに囲まれながら本読んだりもした。

ちょーっとだけ、家時間が楽しくなりました。

楽しくはなったんだけど……わたしは結局、その楽しさを「お出かけと同じ」には感じられなかった。

「同じレベル」にはできても、「同じ質」にはできない。
新しい楽しみにはなるけど、これで今まで楽しんでいたものの代わりにはならない、ということがむしろ浮き彫りになった感。

結果的には、その差を埋められない自分の面倒くささとかが、後ろめたくなったり。体調も崩したし。
より虚脱感が増してしまった、わたしは結構コスパが悪いですね。

当時はね。

今は、出かければ時短でも何かしらはやっているし、本当に気をつけないといけないけれど「出かけるときの楽しみ」を味わうことは可能になっています。
だからこそ、このベランダスペースを今の方が楽しめていて、今は楽しいことが倍ある感じです。

1年がかりでやっと、元を取れた感じがしますね。

相変わらず、出かけることはあんまり良いことじゃないし、出かける回数は減った。
自分がさほど出かけられない生活に慣れただけかもしれない。

人よりなんでも時間がかかるタイプなので、それでも慣れたことを喜ぶべきか。
人よりすぐに飽きてしまうタイプなので、この楽しさが続くのかという不安もあるが。

それでも、今は、いまを楽しむことしかできないし、その方が精神的にもコスパがいいよな。

志邑でした。

#おうち時間を工夫で楽しく

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