リズムネタ芸人=面白くない学生を見つけるシステム
僕が高校生の頃、
リズムネタ芸人がたくさん出ていた。
8.6秒バズーカ、クマムシ、バンビーノ…
「クソつまんねぇな」と思いながら、
全くハマらなかった学生時代の僕。
しかし、学校に行くと
クラスの人気者やマドンナ的な女子集団は
こぞって真似ていた。
「あー、くだらねぇ」
心の中でどれだけ思ったのだろう。
僕は高校時代あまり目立たない方であったが、
お笑いが大好きであった。
決して前に出て何かできる様な人間ではないけれど、
クラスのお笑い担当的な奴が、
しゃしゃり出てリズムネタを披露するのを見ると
めちゃくちゃ腹が立った。
コイツはお笑いをバカにしているのだろうか。
それとも本気で自分が面白いと思っているくらい
バカなんだろうか。
だから僕の中で、
リズムネタ芸人=面白くない学生を見つけるシステム
になっていった。
数年経った今もそう思っている。
リズムは良くも悪くも記憶に残るもの。
お笑いは心に残るもの。
決して同じものではない。
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