幸せってなんだろう②

来てくれて　ありがとう

の続きだよ

幸せって何だろう

幸せは
満足したとか
満たされた時に
感じるって書いたけど

満足するってどういう事なんだろうね

人間には様々な欲求がある

その欲求が満たされた時に満足した
と感じられる
すると
幸せだと感じる事ができる

では様々な欲求とはどんなものだろう

①生理的欲求
②安全の欲求
③所属と愛の欲求
④承認の欲求
⑤自己実現の欲求

欲求と調べるとこんなのに出会うだろう
①から順に生きていく上で
必要な欲求で
⑤まで行きつくのはわずか数%なのだそう

君たちが直面しているのはたいてい
①～③がほとんどで
④が時々とかたまにといった感じだと思う

①～③は自分でなんとかするとか
家族や親友やクラスメイト
その他のコミュニティなんかでだいたいの
事が味わえる
つまり
わりとありふれた所に幸せって
感じるポイントはたくさんある

④に関してはなかなかハードルが
高くなってしまいがちだし
ハードルは高いと
思い込みがちな部分だね

たいていの
幸せの話で出てくる
小さな幸せをもっとちゃんと
よく感じとろうよ
と言うのは

①～③の事を言っていると思っていい

その一つ一つを見逃さずにとらえていくとか
その一つを丁寧に感じとると言うこと

そうすると
これまで感じていた世界や
これまで見てきた見方が
変わって見えてくる

そうするととても生きるのが楽になるんだ

この小さな幸せを紡ぐ事は
ものすごく大切な事なのに
以外とやれていない

みんな
毎日は当たり前に過ぎて行き
明日が必ず待っていると思って
今を生きている

明日はあなたの命が
無くなることもありうる事や
今日が当たり前の連続では無いこと
そう言う事を
考えたり思ったりする事は
ほとんど無いかもしれないね

この様な考え方をしたことがある人は
とても不幸な事を経験したか
不幸な出来事を目の当たりにしたか
たいていは
そんな感じだろう

皮肉な話だけど
不幸な事に出くわさないと
幸せを知らない
ということはいくらでもあるんだよ

不幸な出来事に会うことは
幸せをより鮮やかに際立たせることすらある

昔から
苦労は買ってでもしろ
と言われるのはそう言う事を指している

苦労すると今ある幸せに
よく気がつくようになれる

結果的に
とても幸せを感じられる人になれる

不幸も苦労も悲しみも苦しみも
幸せに繋がっているんだよ

ところが
このての話は流行らない
苦労なんてしたくないとか
子ども達に苦労させるなんてとんでもない
と言う人も必ずいるからね

だけど
一生涯苦労知らず
なんて人は存在しない

どんな人にも不幸な出来事は訪れるし
どんな人にも生きていく上で
苦労はつきものなんだ
避けて通ることもできないし
無かった事にもならないんだよ

今もしも君が
辛く苦しい時を迎えているとしたら
必ずトンネルには終わりがあり
苦しみに向き合った人だけが
感じられる特別な幸せがある
だから歩みを止めないで
出口はもうすぐそこだよ

大丈夫
君ならできるよ

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次回は
幸せって何だろう③で
それぞれの欲求について詳しく考えてみよう

この記事は2019年3月、間もなく思春期を迎える息子への手紙としてアメブロに残したものです。

https://ameblo.jp/bombomcat/entry-12447834034.html