『頼るといいよ』

かつての私は頼るのが苦手でした。今でも得意ではないけれど、でも『頼るといいよ』そう思う。

私の家系の遺伝子的に、目が悪い。耳が悪い。ついでに運動神経も悪い。良いところはいっぱいあるけど、弱い所とか悪いところとか誰でも遺伝子的な問題をかかえているもんだ。遺伝子関係なく弱い部分もいっぱいある。完璧な人はこの世にはいないんだからしょうがにゃい。幸い、夫の家系は目が良い。耳も良い。運動神経もそれなりに良い！すばらしい！ブラボー！

夫と息子は発達障害だけど、それが何か？

本当にそう思っている。
今夜は夫にこんなお願いをした。

私『聞くことと、見ることは頼んだ！もうね、本当に聞こえないもんは、聞こえないんだからしょうがないわ。任せた。託した！』

夫『おぅ！頼まれたwww』

子どもたちがね、お外で鳴いてる虫の音がうるさいって言うの。でもね、私には聞こえない。1ミリも聞こえない。他の音は聞こえてるけど、その虫の音は全くもって聞こえましぇん。そうやってだんだん聞こえない音が増えて行くのだろうと思う。ご近所のおばあちゃまにも聞こえが悪い方が何人かいらっしゃる。車の音が聞こえて無いから、ちょっと、いや、かなり危なかったりする。

夫も、子どもたちも耳が良い。子どもたちはまだ分からないけどね。私の遺伝子で将来聞こえが悪くなったら…それはごめんだわ。でも、ほら良いところだって似たはずなのよ♡えへ。

とにかく、聞くことはもう色々な人に頼っちゃう。聞こえて無くて事故にあっても困るものね。老化だからね、逆らえにゃいのですよ。

息子たちにもいっぱい頼っている。私が頼ると子どもたちは育つし、子どもたちは、私に頼る時のいい口実にもなる。思春期の兄ちゃんも甘えたい時がまだまだあるんだから、ちょうどいいわ♪

持ちつ持たれつつ、助け合い。
得意な事や、強い所だけじゃない。苦にならないことや、気にならないこと。そうした細かい所でも家族で助け合っていると実感できる。だから弱い部分が必要なのかもしれない。完璧じゃない方が幸せなんだと私は思うの。