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我が家の兄弟ケンカ攻略法

今回は、兄弟ケンカについてどう対処していたのかが知りたい。というご要望にお答えして、我が家の兄弟ケンカ攻略法を一挙公開したいと思います!何かしら参考になる事があれば幸いです。

現在の子どもたちは、そこまで兄弟ケンカはしません。基本的に和気あいあいやっておりますが、ここまでくるのには結構道のりが長かったです。

親にとって、兄弟ケンカって(´Д`)ハァ…死ぬほど面倒くさい…。なんでそんなくだらない事でケンカするかな?って思うこともしばしば。くだらないかどうかは置いといて、ケンカをしている本人も周りも疲弊しますので、できれば、そりゃー、少ないほうがいいって思う。

とはいえ、私と夫だって犬も食わないような夫婦ケンカするしさ。←先日、本当にどーでもいい事でカンカンのプンプンに怒れてきちゃって半日口きかなかったもん。だから、やっぱり子どものことをとやかく言えるようなもんでもない。大人になったってケンカもするし、仲違いもする、争いも起こる、揉め事もある。それはしょーがない。

みんな、みんな、自分が一番大事。そして、自分の目線でしか世界を見れない。

生まれながらに戦う事に長けている子もいるし、生まれながらに平和主義の子もいる。生まれながらに縦社会を生きている子もいるし、生まれながらに横のつながりを意識している子もいる。生まれながらに単独行動の子もいれば、生まれながらに群れを欲する子もいる。そうそう細かいことを言い出したらきりがない。

そしてそれらは、たいていの場合、家族の中にも散らばっている。一つの家族の中に似たような性格の人は居ない。だって、同じような性格に偏っていたら、そもそも家族として機能しないと思うのですよ。見事にバラバラということもあるだろうし、近いようでいて実はかぶってないみたいな事もある。違いがあるから助け合えるのだけれど、違いがあるからこそケンカしたり、いがみ合ったり、争ったり…

何事にも良い面もあれば悪い面も存在する。

しかーし!面倒くさいことに変わりはにゃい。

で、ここからが本題。

面倒くさがりで、怠惰で、何をするにも楽な方がいい。とか思っている私が、どうやってこれまで子どもたちの兄弟ケンカとお付き合いしてきたのか?←まだまだこれからも続くけどもw

というわけで、我が家の兄弟ケンカ攻略法いってみよ〜う!

①この子は何をどこまで理解できているのかを把握せよ!

これは、本当に本当にめちゃくちゃ大事。

日々、成長していく子どもたちだけど、トントン拍子に成長するわけじゃない。行ったり来たりする。そして、親がもっとも見誤るのは、自分の視点でしか見れないって事だと思う。自分の感覚値からどれくらい離れた所にいるのか?って事が分からない。みんな子どもだったし、できない時があったはずなのに、思い出すことができない。だから、結局の所、今の私がいいと思ってることを押し付ける事になってしまう。

これがね、本当に災いの元。火に油。大参事。大怪我の元ですねー。これをやったらだめですにゃー。分かっちゃいるけど、難しい。これは本当に日々精進。

今、目の前に居るこの子は何を理解して、何が分からないのか、それが把握できていないとケンカは日々じゃんじゃん、どんどん勃発します。┐(´д`)┌ヤレヤレとか言ってる場合じゃないくらい…

特に、子どもたちが小さい頃は、子どもたち本人も経験が浅いですが、私も親としての経験が浅いのでしっちゃかめっちゃかで、もう、とんでもない事になっておりました。

例えば、おもちゃを取り合ってケンカする。

『いい加減にしなさい』とか『ダメよ』と言って止めに入ってもムダで、その場は収まったとしてもまたしばらくすれば同じことが起こるw

『これはお兄ちゃんのものでしょ?!』とか言った所で何の効果もにゃいw

『弟に貸してあげて』とか言ったってムダw

自分の物が理解できている子が、他人の物もあることを理解するかどうかは、全く別の問題でそこにはものすごく開きがあって、たいていの幼児は分かっててない。小学校低学年でも、分からない子は結構いると思う。発達障害児はこれが分かるまでにかなりの支援が必要です。

子どもたちの発達具合というのは千差万別で、どこから理解が進むのかは本当に人それぞれ。育児書に載っているように、この年齢ならだいたいこうした理解の仕方をします。みたいな事は参考にはなるけれど、順番通りには行かないもんです。

自分のものが理解できている子には、自分のものを与えなくてはいけないので、2つの年の差のある我が家の兄弟は、一時期なんでもかんでも同じものが2個あったりした。The兄弟あるあるですにゃ。

細かい発達の具合をいつも観察しておかなくちゃならない。小さな変化を見逃さずにキャッチする。ケンカをしていない時の行動や言動、ケンカの最中のやりとりなどなど、一見ケンカとは全く違う場所で発達が進んでいたり滞っていたりする。

こうした日々の観察は何も兄弟ケンカの時だけに役立つわけじゃなくて、本当に様々な所で生きてくる。日々、データを積み上げて置く事が後々とっても育児を楽にしてくれると思っている。

観察するというのは面白いし、観察する為には、子どもとの間にある程度の距離が必要だから、自然と母子間にゆとりが生まれる。子どもを近くで見過ぎていると全体像が掴めないし、細かいことが気になり過ぎて母子間に歪みが生じてしまう。母子の繋がりは強烈なもの。お腹の中で一体となっている状態からスタートするのだから、意識していないと、ずーっと距離が近過ぎる状態を維持しようとしてしまう。

②通訳に徹するべし!

ケンカしている子どもたちの同時通訳機能を果たす。言葉なのか絵や図なのか、はたまたもっと違うアプローチもあるのかもしれない。

子どもたちは、上手く表現できないもどかしさを抱えている。その子が持っているやり方で表現している事が相手にとって理解できない事であった場合、ケンカになってしまう事がある。あるいは、ケンカの最中にお互いの発達の違いによってさらにヒートアップしてしまう事も多い。

間に入ってケンカを止めたり、なだめたりしてはいけない。ケンカから学ぶことを取り上げてしまっては、成長するきっかけや、経験を摘み取ってしまうから。

だから、同時通訳機能を搭載したAIロボになるか、国際会議の同時通訳に抜擢されたつもりでひたすら通訳すればいい。

そうすると、相手がなぜ怒っているのかとか、自分がなぜ嫌だと思っているのかとか、どうやってくれたら許せるのかとか、代わりにどうして欲しいのかとか、とかとか、いっぱい相手や自分の事を知るチャンスに出会う事ができる。

③お互いの中間地点を目指そう!

『自分だけがいっつも我慢してきた!』
と、どの子もみんな思っている。←はず。きっと。

ケンカして、通訳を入れて、両者の言い分や思いがお互いに知る事ができたら、最後はどちらか一方の意見に軍配を上げてしまうと、ここでゲームオーバー。必ず次にそれをネタに、またケンカを始めるwww

だから、必ず『中間地点を探す努力をしよう』と提案する。どちらも妥協するし、どちらも楽しみを得られる。そんな場所はどこにあるだろうか?一緒にそれを探す。あーでもない。こーでもない。『だったらこうしてこうならオレはいいけど』こんな言葉が必ず出てくる時が来る。

交渉が成立してしまえば、仲良く楽しくやっていける。

それでも、似たような事を繰り返すwww

そうすると、前回の中間地点を探した経験か生きてくる。『前回の経験を活かして今回はどうするの?』と聞くだけで、自分たちで折り合いをつけられる日が何れ来てしまう。経験を奪わなければ、必ずいつか成長して、その問題から離れていく事ができるようになっていく。

④兄弟ケンカは成長の源

そう肝に銘じておく。
うん。これしかにゃい。
修行ですにゃー。

実際、発達障害児次男は、兄弟ケンカがあったおかげで今では学校や習い事のお友達との間に問題を抱えなくなった。多少のことならば、ある程度自分で処理できるように成長したのだから、これは兄弟ケンカの功績だと言っていいと思う。

⑤暇はケンカの元と心得よ!

暇つぶしにケンカを始めるよねー。

『アンタたちそれは、暇だからケンカしてるんでしょ。何か面白い遊びを考えな!』

長いお休みにありがちパターン。ニャロナ休みにはこの手のケンカが耐えませんでした。これは面白いことが見つかれば解消◎

⑥疲れはケンカの元と心得よ!

疲れすぎてもダメですにゃー。
早寝早起き。健康第一です!風邪の引き始めなんて、余裕が無くなって相手に当たったりしますからね。無理は禁物。体調が優れないのに、予約してあった遊びや、約束に出かけたりしたら、結果は最悪。とっととキャンセルしてお休みするのが一番にゃのです。

と、我が家ではこんな感じで兄弟ケンカを攻略してきました。最近は、本当に子どもたちが育ってしまって、ハプニングがほとんどありません。ゆえに、ネタに困っております(^_^;)

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