見出し画像

卒業後のランドセル

小学校を卒業した長男のランドセルのお話。

以前こんな記事を書きました。



ランドセルの寄付

これは、まだやったことは無いのですが、今年で長男が6年生なので、タイミングとしてはピッタリだなと思い、話し合いの結果、長男が卒業後にはランドセルを寄付することに決めました。次男も卒業後に寄付をすることに決めたそうです。

この活動を知ったきっかけは、小4次男の国語の教科書でした。今年から教科書の内容が変わったようで、長男が4年生の頃にはこの単元はありませんでした。次男が音読の宿題で読んでくれた事がきっかけで、ランドセルの寄付について知ることができました。

どこに寄付するのかと言うと、アフガニスタンです。紛争の絶えないアフガニスタンでは、子ども達が教育を受ける機会に恵まれていません。そこへランドセルを送ることで、ランドセルを背負った子どもを見た親が子どもを学校へ通わせたいと思うようになったり、ランドセルが、校舎も机もない学校での机の代わりになったりするのだそうです。読み書きや計算ができない事で仕事につけなかったり、安全の確保ができなかったり、薬を買ってきても用法容量がわからなかったり。学ぶことが自分や家族を助けることになると分かっているので、学びたいと言う意欲があるものの、環境が整わない。そんなアフガニスタンの子ども達。特に女の子にとって教育を受ける事はとても難しい事のようです。

童謡 赤とんぼの3番の歌詞

十五で姐やは嫁に行き
お里の便りも絶え果てた

一番の歌詞で、この子をおぶっていたのは姐やなのだろうと思います。嫁に行く前は、小さな子を世話する姐やとして働かされ、15で嫁に行き、子どもを生み育てる。女の子が歩む道は長い間ずっとそのような状態にありました。そして、現在でもやはりそうなってしまう現実がある。豊かになった日本でさえも、薄っすら覗くこの感じ。いつも心が苦しくなります。貧しく過酷になればなるほど、求められることは性(さが)でしかなくなっていきます。性(さが)としてできることを全うする事が生きる事であり、それ以上の価値は見いだされないかのような。

豊かになった日本に生まれ育った私でさえ、その性(さが)を求められることを苦痛に感じたり、重荷に感じたり、足かせの様に身動きが取れなくなってしまうことがたくさんあるのです。性(さが)を求められること自体が悪いわけではなく、性(さが)のおかげてできることもたくさんあるのですが、どうしても心が締め付けられるような苦しさを感じてしまう。

そんな私にできる事。うちに2つある黒いランドセル。それがアフガニスタンの少女をほんの少しだけでも守ってくれるものとなってくれたらいいな。息子たちが無事に小学生を全うした暁には、この活動に参加したいと思います。

思い出のランドセルギフト


https://www.joicfp.or.jp/jpn/donate/support/omoide_ransel/





あれから半年が経ち、長男は無事に小学校を卒業しました。

6年間の思い出が詰まったランドセルをお掃除して、梱包し、一緒にコンビニまで持っていき発送してきました。


σ(゚∀゚ )オレのネームプレート(外せ無い)が付いたランドセルを遠く離れたアフガニスタンの子に使ってもらえるなんてすごいね。これが机になるのか。屋根の無い学校ってどんなだろう。一年生が使うのかな?


アフガニスタンでは日本の子どもたちのように年齢に達したら皆が学校へ通えるわけでは無いので、どの年齢の子が使ってくれるのかは分からない。けれど、あなたのランドセルがアフガニスタンの子どもたちにとってとても大切な贈り物になるだろうし、そのランドセルのおかけで少しでも多く教育受けることができて、子どもたちが身を守る術を身につけられたりするかもしれない。アフガニスタンの子どもたちが教育に恵まれるようにランドセルを送ろう。


ランドセルの寄付には、アフガニスタンまでの送料などの諸費用1800円の寄付と、

〒224-0053
神奈川県横浜市都筑区池辺町4261-13
横浜貿易倉庫内
サンライト

までの、発払い送料が必要です。


卒業後のランドセルの行き先が決まっていない場合は、ご検討してみてはいかがでしょうか。




お気に召しましたら、サポートよろしくお願いいたします。癒しのマドンナから(ФωФ)(◉ω◉)(=❛・❛=)5万にゃんポイントが贈られます。サポートは(ФωФ)(◉ω◉)アタシ達のごはんになるのにゃん♪ちゅーる!食べたいにゃん♡