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怠惰な私のへんてこ子育て

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怠惰な性格の私が、母親になると子育てはこうなってしまう。へんてこだけど、だいたい幸せで、まあまあいい感じ。
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2019年11月の記事一覧

自己受容②『お母さん、世界で一番大切な人は誰?』

自己受容の続きです。 前回のエピソード1でお話しした、自己受容が出来てきた事で、お友だちの事を認めたり、誉めたりすることができるようになってきた息子。 日々の成長を感じます。その数日後の出来事。 エピソード2息子『お母さん、世界で一番大切な人って誰?』 なんの前触れもなく、子どもは親に確認にやってきます。どこのご家庭でも、1度は経験あるのではないでしょうか。 これまでは、息子のこの手の質問には、お兄ちゃんが居るときバージョンと、二人きりバージョンで、分けておりました

人間関係 相性④ ネガティブ自立×ポジティブ依存

来てくれて ありがとう 人間関係 相性③ ネガティブ自立 ✖ ポジティブ依存 の続きだよ ネガティブ自立 ✖ ポジティブ依存の 感情の綱引きは どうしたら いい方向へ向かうのだろう 引っ張り合っていた綱を「緩める」 ってどういうことだろう 真ん中を目指すってどうすることだろう 綱引きを終わらせる為には 綱を「緩める」事が大切で その為には 君が勇気を出して一歩前に進めばいい 引っ張り合っていた綱の中心を目指すんだ お互いが理解しあえる場所は中心しかない 中心に近

自己受容

セルフコントロールとアンガーマネジメント『怒り』の生まれるところ の続きです。 ようやく、現在の息子の様子を紹介できる時がやってきました。長々と綴って参りましたが、後もう少しで一旦終了となります。もう少しの間、お付き合いよろしくお願いいたします。 自己卑下から自己受容へと、歩みを進めていると感じる出来事がいくつかありましたので、ご紹介していきたいと思います。 その前に、自己卑下ってなんとなく分かりやすいと思うんですが、自己受容ってどんな状態なのか? 自己受容(Sel

人間関係 相性③ ネガティブ自立×ポジティブ依存

来てくれて ありがとう 人間関係 相性② ネガティブ自立 ✖ ポジティブ依存 の続きだよ ネガティブ自立 ✖ ポジティブ依存の感情は どちらも誰でも持っている そしてそれは性格ではなくて 感情なんだという事が わかってくると だんだんいろいろな事が見えてくるよ 今まで相手に対して この人 "性格" 悪いわー っと思っていた相手は "性格"は違う可能性の方が高い 君がもし 相手の事を ネガティブ自立の人だと 思ったのならそれは 君が ポジティブ依存に居るから

セルフコントロールとアンガーマネジメント『怒り』の生まれるところ

発達障害児と実践!セルフコントロール の続きです。 発達障害児を育てていると、『怒り』と言う感情にしばしば、出会います。 それは、息子が放つ『怒り』のこともあれば、私や他の家族の『怒り』にももちろん出会います。 この、『怒り』と言う感情をどう捉えていくのか?で、日々の生活は変わるのでは無いでしょうか。 私の持論として、感情を『抑えよう』『無くそう』『殺そう』などと思えば思うほど、大きくなるものだと思っています。なので、私は怒ります! 『怒り』はなかなかコントロールが

人間関係 相性② ネガティブ自立×ポジティブ依存

来てくれて ありがとう 人間関係 相性①ネガティブ自立✖ポジティブ依存 の続きだよ 今回は 家庭でポジティブ依存が 出来上がってしまう パターンを紹介するね 君たちがこの世に産まれたばかりの 赤ちゃんだったころ みんながポジティブ依存の状態なんだ 赤ちゃんは圧倒的に依存していないと 命を落としてしまう そして自分の考えは持っていない 赤ちゃん 「明日の予定はおばあちゃんにあやされて笑顔をつくることだね」 とか 「最近の世の中はこのままじゃダメだな」 とか言って

発達障害児と実践!セルフコントロール

の続きです。 最近よく耳にするセルフコントロールという言葉。難しいと考える人も多いかもしれません。 でもね、以外とかんたん♪です。これを続けて行くためにも、周りを巻き込んでやることをオススメします。一人でやっていると、これまでの状態の方が慣れ親しんでいる分、気を抜くと勝手に元の状態に戻ってしまいます。 一緒にやってくれる人や、もうすでにできてる人にお願いして、元の状態に戻っていないか、お互いにチェックしあえるとスムーズに事は運びますよ。 今回紹介する方法は、内面や過去

発達障害児の見る世界(特性と誤学習)

のつづきです。 発達障害(ASD ADHD)の息子にとって、自分以外の人と、自分の区別をすることは非常に困難でした。そして、相手の状況を推測することはほとんどできませんでしたし、ましてや相手の気持ちとなればもっとハードルは高くなりました。 これは恐らく、ASD 自閉症スペクトラムの特性だと思います。(今ならそうだと分かるのに。当時は全然わからなかったなぁ。) 一つの人間関係のトラブルに対して、なぜその様な事が起こったのか?を説明しても、息子には理解したり府に落ちることは

人間関係② 相性の良くない相手

来てくれて ありがとう 人間関係①相性の良くない相手 の続きだよ ネガティブ ✖ ポジティブ がどうして相性が良くないのかを 説明する前に ネガティブとポジティブはさらに パターンが別れるから説明するね 自立(自分の考えを持っている)と  依存(自分の考えをもっていない) の2つに分ける事ができる これも、どちらが 良い 悪い 正解 不正解 と言う事とは関係ないよ 勘違いしないで聞いてね ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

誤学習から学び直しへ

誤学習のからくり のつづきです。 小学一年生だった、発達障害児(ASD ADHD)の息子は、集団登校の歩くスピードに着いていけず、軽いパニックを起こしました。それを、スピードを緩めるための手段として誤学習してしまいます。歩くスピードに着いていけ無くなると、かんしゃくやパニックを起こし、班の仲間たちへ迷惑をかけてしまうことになってしましました。 集団登校から一度離れて、学び直しをする必要が出てきました。学校と、登校班に許可を取り、息子との話し合いをしました。 その時の事を

誤学習のからくり

自己肯定感を育てる工夫② のつづきです。 行動が強化されていくには、行動が起こった後に注目していかなくてはなりません。 行動と感情を別のもと扱って行くと、とても良く理解できますが、意識していないと、なかなかその発想にいたることは難しいかもしれません。 行動が強化されるためには、その行動を起こした後に何らかの『刺激』があって強化されていきます。 その行動を続ける意味があれば、繰り返し行うようになると言うことです。 その行動を続ける理由は様々ですが、一番初めにその行動が

人間関係 相性ってなんだろう

これまで悪口を言う人について いろいろ掘り下げてみたんだけれど ここからは少し 視点をずらしてみたいと思うよ 悪口を言う人のパターンは その人だけで成立しない場合も けっこう多いよね 対象となる相手も必要だし 仲間もいるかもしれない お互いの関係性とか やり取りの方向性なんかが けっこう重要だったりする 悪口に至るかどうかからは  少し離れて  人間関係の中で あまり良くない関係性になってしまう パターンを紹介していきたいな こんなタイプの人とは いつも気が合わ

自己肯定感を育てる工夫②

自己肯定感を育てる工夫①のつづきです。 アメとムチムチは無くても、出来ることあるよ。そんなお話。 前回の記事でも書いたように、どれ程痛い目にあっても、どれほど叱責されても、また元の状態へ戻っていってしまう。回復の原理というものがあります。 ムチの副作用①行動自体を減らしてしまう しかられないようにするために、何もしないようになる。 ②何も新しい事を教えたことにならない 新しい行動は強化と消去の組み合わせによって生まれる。 ③一時的に効果があるが持続しない 回復の原理

悪口を言われてしまった君へ②

来てくれてありがとう 悪口を言う人 エピソード⑧負けず嫌いな人 の続きだよ ここまで 悪口を言ってしまう人の 状態やパターン 解決案なんかを紹介してきたけれど どうだっただろう 初めにイメージしてもらった キャラクターは いったいどんなストーリーの 中にいるのだろう そのキャラクターが 悪口を言わなくても済むような パターンもあるかもしれないし そのキャラクターが悪口を 言ってきた時の リアクションも考えてみると いいと思う 悪口を言って来る人に 一度も出会わず