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小説に出てきそうな漁村Crailクレイルを探索!【スコットランド】

『アレルギーがあってもなんとかする!!高校生の人生初イギリス旅行BLOG』
#7


前回は港町「クレイル」に到着して、人生初のフィッシュ&チップスを食べてみました!▶

2024年スタート!
明けましておめでとうございます。
さて前回のブログではエジンバラ→ルーカース→漁村クレイルというルートでクレイルに向かい、そこにある母の友人宅で一泊しました。

その翌日の今日は、なんとあの「ネス湖」に行くのですが、まずは朝クレイルの海にとても感動したので、一日を三つに分けてそれぞれじっくり書いていこうと思います。

①クレイルの海の探索 ◀
   ↓

②長年待ちに待ったネス湖
   ↓
③ハイランドで絵本に出てきそうなAirBnBに出会う

● 9/23(SAT), 2023

朝のクレイル

朝起きて、家から海まで向かう目線が味わえるような写真を撮っていたので、それに沿って書いていきます。

▼朝早いクレイルの街並み。
起きてすぐの様子です。路肩にめっちゃ車が止まってる!
みたことない馬のロゴの車(ボクスホール)をしげしげと見つつ、いったん家へ戻る。

海が、見えとる、、

身支度してもう一度外へ出る。
▼先ほどの道を少し下ると海のありそうな雰囲気になってきました。
この斜面沿いの家々もレンガがおいしそうでおいしそうでたまらない。
わくわくしながら下りていく。

するとこの坂の左側に突然曲がり角が。


なんとそこには真ん中に朝の海を抱えた短い路地があったのです。
▼海だ!!
朝早く誰もない港の石畳。少し湿っていて突然ここまで海が来たらどうしよう、とか思った。

周りにだれもいないイギリス、スコットランドの朝の海。

ここは、アガサ・クリスティーの小説『金塊紛失事件』を読んでイメージしていたコーンウォールの海岸とほぼ同じで感動しました。
▼本当に海賊船が座礁してそうなクレイルの海岸。
ここから下の写真は翌日その海岸を歩いたときに撮ったもの。

暗い海に、曇りの空。コケむした陸地に、遠景に見えるは二階建ての洋館。今度はアガサクリスティーのまた別の小説『血にそまった敷石』の舞台に見えてきました。
イギリスの郊外で悪らつな夫妻のうちの夫の方が、何人もの女性を別荘に連れ込み、保険金目的に彼女を殺害し、溺死に見せかける。そしてその事件の背景には夫妻のうちの妻も関わっていたという話なのですが、

この洋館がまさにその舞台の別荘に見えました。

▼クレイルに住んでいる母の友人が、よくここで座って読書するという海岸のベンチ。
うらやましすぎる!!
ここでアガサクリスティーの小説を読んだら、自分もその中にいる気分になれること間違いなしだろう。

▼海岸の途中で見つけた謎の庭園とオブジェクト。
ゲーム『ダークソウル』とかに出てきそうな石碑が中央にある。
誰かの墓なのだろうか。何年前のものなのだろうか。
中世っぽい。

▼母の友人が教えてくれたクレイルの地元の史跡「Priory Doocot」。

このドゥーコット (英語では dovecote) とは、食料が少ない冬の時期に食料を提供し、ハトを守るためにハトの巣箱を集めた塔のこと。この塔の中にはなんと700個の巣箱があるという。

▲中に入ることもできた。
こんなに状態が良く保存されていて、あらゆる史跡をできるだけそのままに守り抜こうとする姿勢に驚いた。


▼海辺からクレイルの町に戻ると、こんな素敵なブリティッシュ!な家が何軒も軒を連ねていて、ついつい見入ってしまった。
クレイルは徒歩圏内に見どころが多すぎる町だった。

母がこの骨董品工房でマグカップを買ったのだが、なんと経営している女性の方は、福井に数年間住んでいたようで、日本語で「ありがと♥」と言ってくれた。


また行って、
今度はあのベンチでアガサ・クリスティーの小説を読みたい。

このあとレンタカー屋に行き、車を借りてネス湖まで行きます。


B.O.M.B.E.S.T.A.K.I.N.I


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