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ムジュラの仮面の考察㊵「タルミナ平原の壁に星座の石。その理由は〇〇を描くためだった!」


 タルミナ平原の壁に、

「カシオペア座」と「北斗七星」

を表す石が埋め込まれています。


 この2つの星座の近くには

「北極星」

があります。北極星は、常に同じ位置にあるので方角を知るのに適しています。


 北極星を探し出すには、まず目印である「カシオペア座」か「北斗七星」を最初に見つけること。

ガロ族にとって目印の星座は重要なため、タルミナ平原の壁に石を埋め込んだのでしょう。


 そしてガロ族が方角を知りたい理由は、

「正確な地図」を描きたかったからです。

(歩いた距離、コンパス、北極星の《角度》。これらから正確な地図を作り出すため、方角を知るだけでは地図は作れません)


 正確な地図さえあれば、自分たちが優位な状態で戦うことが可能。ガロ族からすれば、地図はとても重要な情報だったと思います。

そう思うと、チンクルは重要なポジションだということが伺えます。


 また、アンジュのおばあちゃんが本を読んでくれるときの絵には、なんとチンクルが描かれています!

左側に「チンクル」、そして右側にはなぜか「オドルワ」のお面があります。(理由は不明です…)



 ※地図の話は「伊能忠敬」をモデルにしているでしょうね。

 伊能忠敬が書いた地図は正確であるがゆえに、国家機密レベルだったと言います。(当時からすれば、とてつもない精度の地図)



 最後までお読みいただき、ありがとうございました!









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