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はじめまして

はじめまして、note。
誰かのためになる事も、目から鱗も、きっと書けません。
だけどちょこっと、お邪魔させてください。

週末にふらりと立ち寄った本屋さんで、
一冊の本を手に取りました。

今週からは新学期も始まり、自分だけで過ごす時間が増えるのもあって、一人時間のお供にと選んだ一冊、


クリームイエローの海と春キャベツのある家
(以下、クリキャベ)

です。

一年前の春、税務署の短期パートに通ったのを最後に、ここ一年は専業主婦をしていました。


忙しい日常を送る家族とは違い、主に家事だけをこなす自分を情けなく、旦那さんに申し訳なく思っていました。
いゃ今も、どこか思っています。


世間ではどこからともなく、専業主婦は時代遅れだ、と言う声も聞こえてきます。


そうでなくても物価高は頭が痛く、
「ここに私の収入もあれば、、、」と自分を責める気持ちが湧いてきます。

私自身、クリキャベの主人公である津麦と同じく、体の限界を感じ、仕事を辞めました。

そこからは長期の仕事には続かず、ここ一年は専業主婦。


家庭のある友人たちは皆、仕事をしている。
70を超えた母も、週に2日は仕事をしています。

家事と、少しの家族の世話だけでいいのか。
自分を時々は認めてみたり、また否定したり、気持ちは行ったり来たりと、波のように不安定でした。


誰かと比べなくていい。


本の帯に大きく書かれたこの言葉。
分かってはいるの。と、文字を見つめながら声にはならない、心のつぶやきが溢れます。

そして私は、背中をとんとんと、優しく叩いてもらっている様な気持ちで、読み進めていきました。

家事も、仕事も、育児も、どれも難しく、どれも大変。
だからこそ全てが完璧でなくても良い。色んなパターンがあって良いのでは?


またすぐに、自分の今に、不安になる事もあるでしょう。でも今は、ひとまず肯定して褒めてあげよう。

本を閉じて、夕食作りに台所に向かう時には「よしっ」と自然に言葉がでていました。


そしてクリキャベの生まれたnoteで、
春から私も新しく、書く事を始めてみようと思っています。

誰かと比べずに、楽しく、自然体に。

よろしくお願いします。








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