感情ってその時だけだけど、言葉って残るんだよな〜

感情マーケティングという言葉を
ご存じだろうか?

・残り3品しかありません
・季節限定の商品なので来月は販売してません
・売れすぎてるので残り1枠のみです

みたいな謳い文句が
世の中にはめちゃめちゃ多い。

「限定性を効かせる」

という意味では
すごい良いのだが、
それら全ては感情マーケティングでしかない。

感情マーケティング自体を
俺は否定するわけではないのだが、
それの返金率って高いの知ってる?
って逆に聞きたい。

返金率込みでビジネス全体を
構築しているなら
別に良いのだが、
それすら考えずに
何かを売っているなら
滑稽でしかない。

でも世の中そういう奴が
多すぎるんだよね。

感情マーケティングは
非常に返金率が高いということを
あらゆるマーケッターが知っている。

でも実力がないからこそ、
小手先のマーケティング手法に
頼ってしまうのが現状だ。

例えば、あなたは数年前に観た
ホラー映画を引きずっているだろうか?

俺がちゃんと観たホラー映画は
「着信アリ」という
映画になるのだが、
当時観た時はめちゃめちゃ怖かったし、
携帯を持つことさえ
躊躇うほどだった。

でもそれって時間が流れる中で、
どうでも良くなる。

それが普通だ。

逆に「着信アリ」を数年前に観て、
いまだに携帯を持つことに
抵抗があるならなんらかの病気だ。
病院に行った方が良い。

ただ、良い言葉は
いつまでも心の中に残るものだ。

俺も心の中に残る言葉は
たくさんあるし、
思い出せば
その情景さえ思い起こせる。

つまり何が言いたいのかというと、

「感情に訴えかけるよりも
言葉で訴えかけて売る方が、
明らかに売り上げが良くなる」

ということだ。
売り上げというより
LTVが良くなる。

俺も以前、感情マーケティング主体の
ビジネスをしていたが、
回収率が悪かった。

仮に1億円を売り上げたとしても、
回収率が50%なら、
5000万円にしかならない。

こんな手法に頼っていたのは
俺の黒歴史だ。

こんな感情マーケティング主体で
考える人と仕事をしたくないと
思ったのもそれが最初だ。

ちなみにその人は、
いまだにそんなマーケティング手法しか
取れないらしい。
滑稽だ。

もうそろそろ売り上げも
立たなくなり、
落ちぶれる未来しか見えない。

でもマーケティングの世界は
そういうものだ。

本質的なことを気にかける人がいれば、
小手先のことしか気にかけない人もいる。

1・単価300円でリストを獲得できる広告手法
2・費用対効果10倍の広告手法

という文言があれば、
俺は2を選ぶが、
多くの人が1を選ぶ。

明らかに2の方法の方が
良いのにも関わらずだ。

それはなぜかというと、
1はリスト獲得単価が安いことと、
リスト獲得が正義だと思っている
情弱が多いからである。

この令和の時代に
メールアドレスの価値なんて何もない。

ダークウェブで拾ってくれば、
メールアドレスなんて
100万単位で気軽に手に入る。

それすらもわからない情弱は、
メールアドレスを取得するのが
正義だと思っているのだ。

再度言っておくが、
メールアドレスなんて
ダークウェブで拾ってくれば
100万単位で気軽に手に入る。

それすらも知らない奴が

・リスト(メールアドレス)獲得単価が安い!
・リスト(メールアドレス)は獲得した方が良い!

とか言っているわけだ。

ダークウェブで拾ってくれば、
クレジットカード情報や住所さえ、
簡単に手に入る。

じゃあそのリスト以上に
メールアドレスに価値があるのだろうか?

はっきりと言うが
無い。

住所がわかればDMを
送ると言う手法も取れるわけで、
メールよりも反応率が良いのは
統計的に分かっている。

ポスティングが無くならないのも
それが理由だ。

メール以上にDMの方が
見る人が多い。

その結果、反応率も良いのだ。

だからこの令和の時代に、
メールアドレスを獲得するなんて、
ほぼ意味がないのだ。

逆にインスタのリストを
獲得した方が
よっぽど売り上げが上がるだろう。

それは感覚的にわかると思う。

それくらい情弱が多いという現状を
優秀なマーケッターは知っている。

だから、言葉に訴えかけて
商品を売る努力を惜しまないのだ。

感情はその場限りだが、
言葉はほぼ一生残る。

「そうだ京都に行こう」

というキャッチコピーは忘れないが、
着信アリを観た時の感情なんて
数日経てば忘れるだろう。

人間はそういう脳の構造になっている。

その脳の構造をうまく使って、
マーケティング活動をしないと
すぐに売れなくなるのは
明白だろう。


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