見出し画像

メンタルダウンで仕事を休む話①【コミュ力が高い人の感性】


こんにちは、江場です。

今回は僕が、
メンタルダウンで仕事を休む話を書いていきます!

僕は小さい頃からコミュ力が高く、それ以外の目立った能力は特になし、という人間でやってきました。

そんな僕が就職直前まで思っていたのは、

「まぁ、世間的にもコミュニケーションが大事ってよく言われてるし、社会人になったら今より活躍できるんだろうなぁ。」(純粋無垢)

です。

そして僕は社会人になります。

1年目

周囲の先輩や上司、おじさんたちにめちゃくちゃ可愛がられました。

「人の話がよくわかる!誰ともでもスムーズなコミュニケーションが取れる!仕事が早い!大型新人だぁぁああ!!」

みたいになりました。

2年目

良い評判はさらに広がり、自分が知らない人も気さくに声をかけてくれます。

「お!君が江場くん?聞いたことあるよ!仕事ができるって評判だね!」

「ありがとうございます!僕なんかまだまだです。これからも一生懸命頑張ります!」
(すかさず、謙虚な微笑み、そしてお辞儀)


相変わらずパーフェクトなコミュニケーション。評判はうなぎのぼりです。

3年目

僕「ちょっと課長、ここ間違ってますよ」
(あえての、生意気な口調)

課長「あーごめんごめん。さすが江場くんだなぁ」(あえての、丁寧な口調)

僕「気をつけてくださいよ!」
僕・課長「あははははは」
2人の明るい笑い声。

そう、僕はコミュ力だけで、社会人3年目にして上長たちと「あえての生意気口調」を楽しむまでに成長しました。

圧倒的なスピード出世!!


そして、4年目

ある日課長が突然のメンタルダウンで会社を休み、その日から会社に来なくなりました。

途端に、課長の仕事が僕に回ってくるようになりました。

周囲のおじさん達は、
「江場くんなら大丈夫!江場くん、優秀だもん。ここを乗り切って一人前!」
くらいの感じです。

僕も、いままでの3年で仕事や会社が嫌いではなかったので、
「まあ、会社にも課長にもお世話になってきたし、頑張るか!!」(気合十分)

という感じでした。

が、

「はいこれ、江場くん頼むね!」
「これはどうすればいい?」
「ここはどうなってるの?」

!!!
おぉぉぉぉおおお!!そうか!!
そういうことか!!
僕は別に特別仕事ができるわけじゃない、コミュ力が高いだけだった!!!

四年目にして、これに気づきました。
気づいたというか、思い出しました。

②へ続く。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?