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理系雑学①【あなたは静電気発生の仕組みと防止する方法、知っていますか⁇】

こんにちは、かつです。
今日から何週間かにわたり、理系雑学を発信していきますので、よろしくお願い致します。
まずは第一弾、静電気が起こる理由と対策について説明したいと思います!

1.はじめに

静電気とは何か

静電気とは、帯電した物体(帯電体)に分布している流れを伴わない電気のことです。

日常生活での静電気の影響

日常生活の中の身近な静電気といえば、空気が乾燥している時に衣類を脱ぐと、パチパチと音がしたり、頭を下敷きでこすると髪の毛が逆立ったりすることが挙げられます。自然現象であれば、雷も静電気です。

記事の目的

  • 静電気の発生メカニズムとその防止方法について読者に理解を深めてもらうため。

2.静電気が起こる理由

静電気は、物と物が接触した状態で擦り合ったときに起こる摩擦によって発生します。摩擦などによって静電気現象が起こるのは、物体の表面間で電子の移動が起こり、一方の表面付近の原子が電子を得て負に、他方は逆に電子を失うことで正に帯電するためです(図参照)。

図.静電気が発生する仕組み
引用: https://www.mizsei.co.jp/seidenkitaisaku/

特に表面積が大きい物同士の摩擦では、静電気が起こりやすく、衣類と肌の摩擦によって、体に電気がたまり、ドアノブや水道に触れると放電が起こります。つまり、静電気は摩擦による電荷の移動が主な原因であり、衣類と肌の摩擦が重要だといえるでしょう。

3.静電気を防ぐ方法

空気が乾燥している日は、体に自然と静電気を帯びてしまいます。すると、ドアノブや階段の手すりに触れたときに静電気が流れて、痛い思いをすることがあります。帯電した状態のまま金属など、電気をよく通す物質に触れることで、静電気が一気に放出されるのが原因です。これは、静電気を徐々に体外へ逃すことで防ぐことができます。例えば、電気を通しにくい木やコンクリートでできた壁に触れた後でドアノブに触れると良いそうです。

引用: https://chiik.jp/gizlc/より

締め

以上、静電気のメカニズムとその防止方法について説明しましたが、いかがだったでしょうか。
読者に静電気のメカニズムと防止方法を伝えておくことで、恐怖心が緩和できる上、自然科学を学ぶ機会にもなります。快適に冬を過ごすためにも静電気予防をしてみてくださいね。

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かつ
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