見出し画像

ボクともぐらと 92_もぐらさん、さようなら。送別会で見た仲間のチカラ

ボクはやさしいひとになり、そうあり続けることが夢。けど、恥ずかしいから心にひっそり。いつもの美容院の待ち時間に、ふと目に入った「ぼくモグラキツネ馬」(絵本)。やさしさを夢に持とう、やさしさは強さ、とあたたかく伝えてきた。そっか、自信持ってこれが夢って言おう!と思った。同僚のもぐらさん、とてもやさしい方だったから、このお話をしたら、もぐらさんも同じ夢を持っていたことが判明。やさしくありたいって。だから、2人でこの夢を実現すべく、色々課題山積の組織にやさしさで強くすべく、やさしいリーダーになろうと約束。その気づき・学びをnoteに綴るアイデアをもぐらさんからもらって、一歩一歩のnote。

もぐらさんは転職。同僚期間は8月末まで。あと数日。業務で助けてもらい、色んな人生の気付き・学びをもらい、noteのアイデアをもらい、仲間にもやさしさを提供してもらい、ありがとうございました。やさしい素敵なリーダーです。新しい会社でも仲間をやさしさで、くるんくるん、くるんであげてくださいね。

ひとは皆、奇跡のひとです。それぞれが生まれた確率は1000兆分の1、ですって。地球に生命が生まれた確率は10の4万乗分の1、ですって。すごい数字。意味不明です。つまり、かなりの奇跡ってことです。

奇跡のひとであるもぐらさんが、奇跡のひとである今の会社の仲間と別れて、転職先で出会う奇跡のひとと仲間になり、組織のビジョン実現に向けて歩んでいく。新しい会社のビジョン、素敵だとイイな。もぐらさんが選ぶのですから素敵なビジョンですね。そこで奇跡のひとである仲間と歩んでいく。嬉しい限りです。

で、昨日は、もぐらさんの送別会。スアちゃんとアイム君とボクで。スアちゃんが選んでくれたおいしいビザ屋さん。3密回避で、できました。

感謝の気持ちのプレゼント交換して、おいしいご飯食べて、お店の方も良い方で、写真もたくさん撮って、寂しいけど、あたたかい素敵なひととき。

会話の中でそれぞれの良い点が話題になりますね。

アイム君のすばらしさ:

他の部署の課題や相談ごとを目にすると耳にすると、自分の知識や調査能力で、ヨコからすいませんが、こういう案もありますよ、って。これがありがたい結果を生むもので、みんな感謝です。昨年度の会社の幾つかの大きな意思決定における最大の功績者はアイム君の”ヨコから失礼”提案でした。

普段から社内外の色んな事へ関心高く、調査しているから、できることですね。情報は活かされ仲間の役に立った時に価値を持ちます。その時を信じ、我慢し、蓄積を継続しないとダメですが、そのチカラがあります。尊敬。

で、ボクは「ウェルカム領空侵犯!」と表現しています。縦割り、部署の垣根を気にせず、サイロ化せずに、自分が役立てるかな、と思ったら、口出しどんどんしよう!行動指針です。ボクはこれが好きです。

ただ、課題は、領空侵犯の時間は本来の業務をできない、ことです。時間は戻せない。時はみんなに平等。常にトレードオフ。本来の業務時間を失うことになる。だから、領空侵犯が反対のリーダーやマネージャーもいる。正解は無いですね。どちらも有りでしょう。

ただ、それでも、不完全な個性、強みが異なる個性、知識量がそれぞれの個性、スキルが異なる個性が、リーダーのビジョンに惹かれて組織にいるのだから、ボクは「ウェルカム領空侵犯!」派です。

領空侵犯し合って、ヨコからすいません、と口出しする方が、全体的には効率的。そして助け合う機会となり、チーム意識が高まると信じています。ボクともぐらさんの目指すやさしいリーダー像は「ウェルカム領空侵犯!」

次、スアちゃん:

スアちゃんは、仲間の誕生日や記念日や家族構成や趣味や過去の出来事を覚えてくれます。なかなかの営業マンです。実際にもそうなのです。お客様からも愛されます。プレゼントとか記念日の朝の挨拶とかが、心をくすぐられます。”ええ、覚えていたのぅ!?” ”ええ、なんで知っているのぅ?”なんてこと多数。だから、この送別会でのスアちゃんからの「今までありがとう」プレゼントは相手の心をくすぐり、涙が出ます。仲間のこと知っていて、気にかけていてくれて。

ボクの思うやさしいリーダーがつくる職場は、飾らず・素直で・自分らしくあれて、個性を大事にし合うところ。リーダー自身も飾らず、弱さも、臆病さも見せながら、仲間を大事に、未来を信じる強さを持ち、組織と個人の成長にこだわり、常に希望を運ぶ。だから、みなが安心しながら自分でいれて、自分をプライベートを語れる。

こういう職場ではスアちゃんは本領発揮ですね。

そして、もぐらさん:

どんな仕事もやり遂げます。上から指示される「これって価値あるの?」業務、まぁ、ありますよね。「会社の主要業務じゃないよなぁ・・・」って思える業務。でも、やり遂げます。高品質にそして笑顔で。裏ではブヒブヒ言うこともありますが。指示に対する返事もいつも心地よく愛嬌ある表現で。だから頼まれがちです。ぐっと自分を我慢する強さ・やり遂げる強さ・逃げない強さ、があります。ま、たまには逃げないとストレス溜まります。

もぐらさんのこのスゴさの本質は、スタートした時に価値が低かった「これって価値あるの?」業務が、結果的には思いもよらない価値を持つことです。もぐらさんがチカラを注いでやり遂げるからです。だから、思いもよらず第二弾がスタートしたり、拡大したり、会社の主要業務になってしまったり。自分は、えええ、またこれやるのぅ!?ってなるのですが、世の中に対して価値を自らの頑張りで作っているのです。尊敬。

そして、もうひとつ。もぐらさん自身が気づきにくいスゴさが「一生懸命の波及」です。「もぐらさんが、”あんな”業務で一生懸命やっているならボクらもがんばらないと」。仲間がそう思い・行動します。本人は気づかないのですが、仲間は見ていますね。見ている仲間は必ずいるものです。個のチカラが自走する組織を生んでいます。

それに、仲間が困っていると自分の業務より優先的に助けてくれます。だから、感謝され愛されますね。ご自身が思っているよりも仲間はもぐらさんに感謝いっぱいです。スアちゃんからもぐらさんへの感謝のプレゼントは巨大な巨大な美味しそうなお菓子と、同じブランドのキャップを4人に。これ被ると仲間を思い出し、仲間意識が永続です。

仲間って素敵。転職すると仲間・同僚が、今度は「友達」になります。これもまた嬉しい! 人生って嫌なことも多いですが、悪くないですね。素敵な送別会でした。もぐらさん、また、どこかで会えるかな。これからは友達としてですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?