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誠実・素直・正直(素敵なリーダーになりたい編_v4-4)

上に立つのは、リーダーであることは、知識や技術、ロジカルな思考力や営業成績など、全てに優れていること、ではない。けど、そうじゃないと恥ずかしい、下が馬鹿にする、付いてこない、権威・権力が喪失する、と勘違いしているひともいる。弱いです。

あわせて、自分がTOPである会社をより良く見せたい、と思う感情を制することができず、ウソ・誇張の魔の手に落ちてしまうひともいる。ピノキオのように鼻が伸びないことを良いことに。。。ま、大企業では無いことでしょうが、世の中大半というか99%ほどが中小企業(会社数という意味では)と言われる中(2021中小企業白書)、ありそうです。特にベンチャーとかスタートアップなどと言われる会社で出資を探している場合などは。自分を大きく見せたい、そんな衝動に。弱いです。

ウソや誇張があると、そんなリーダーの発言に接すると、社員は混乱する。なぜなら、事実は一つしか無いから、社員も答えられるが、ウソや誇張は、”指導”が無いと、答えられない。事実は一つだけどウソは無限に可能性があるから。ウソや誇張も阿吽の呼吸で、空気を読んで答えろよ、なんて言われても、無理な相談だ。リーダーから「毎回、ポジティブなデータは何事もXX%上乗せして、外部にはアピールしてください。」みたいなクダラナイ指導あったらべつだけど!?!? 売上が1億なのに、1.5億!です、とか、〇〇資格を持った社員は6人なのに約10人います!とか。笑い事だけど、ありがちだ。

リーダーはできることも、できないこともある。わかることも、わからないこともある。自信があるときも、不安なときも。別にそれで良いですよね。素直にそれをメンバーに伝えれば。飾ることはない。自分の気持ちに正直に。ある意味、強くないとできないですね。

自分も、会社も大きく魅せたいひとは、権威をかざし、権力による上下関係・指示命令関係・主従関係・服従関係が、心地良いのでしょうね、それを維持したいからだと、察します。弱いひとですが、もはや、リーダー1人のチカラで会社を導くのは不可能な時代ですが、大丈夫かしら。心配してしまいます?!?!

正直で、誠実で、素直で。強い心でそうあると、リーダーがそうあると、部下もそうあります。リーダーシップはフォローワーシップに常に先んじます。正直で、誠実で、素直は、社員にとってストレス・負荷のない行為。このようなプラス方向の試みは社内で自己増強ループして行きます。良いことです。組織の強さにつながるから。

失敗しても、間違えても、正直で素直な内容が、誠実に報告が評価され、原因究明・解決に取り組めば良いと指導され、そんなリーダーであり社風であれば、社内全体が挑戦を行いやすい。ウソ・隠し事で問題が大きくなることも、取り返しが付かないことも無い。安心して仕事ができる。業績が悪く存続の危機意識を持つことが必要な場合も当然あるが、それと、社員がこのリーダーのもとで一生懸命に挑戦することへの心理的安心を持てることは両立する。結果としては数値が付いてきえる(と思うなぁ)。

少なくともウソ・偽り・誇張でビジネスが中長期に成り立つ訳がない。いずれホコロぶ。社内が、正直で誠実で素直であれば、何よりリーダーが裸の王様に陥らず、適切な情報を持って、リーダーとしてのメインの役割である「判断する」ことを、会社にとって、社会にとって、社員にとって、より正しく行ええる。

「素敵なリーダー」: いつも飾らず、自分らしく、正直で、素直で、誠実。リーダーがこうあると社内もこうなる。リーダーシップは常にフォロワーシップに先んじる。すると、社内で自己増強ループが働く。ストレスも軽減。リーダーがそうであれば、社員も自分らしくあって良いのだから。自分らしくあれることが認められるならば、その特性としてストレスの温床である組織で、安心して仕事に取り組める。そして、正直・素直・誠実が、人格的・知性的成長の礎。そういう社内で、みなの、挑戦心も、経験も、知識とスキルとロジカル思考力も高まっていく。人間になることができたピノキオを見習いたいですね。それこそが素敵なリーダー。

こんな素敵なリーダーになりたいですね。

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