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悩む選択 v2-58:未来を正しく予測しよう vs 未来を自分で創りだそう

今日の悩み:
A.過去を見返し、今を知り、未来をなるべく正しく予測しよう。そして自らを柔軟に変化させて生き抜こう。

B.未来なんてわからない。予測不能。自らが主体的に未来を創りだぜば、確実な未来予測だ。

なんて、二者択一の話、よく見聞きします。未来を予測、想像する力をつけよう的な、あるいは、未来なんてわからないから、自分で創り出せばいいんだよ、的な。

概念的には両方とも理解でき、正しいように思います。

なるべく未来を予測して、自分の人生、特に仕事で役立てる。でも、未来なんて本当にわかるのかしら?わかるひといるのかしら?いたのかしら?連続現象であるはずの天気予報だって、よくわからなくなっているのに。今と未来はつながっているようで、断絶している。偶然が大いに影響しているのが個々の人生。ノーベル賞だって偶然の産物は多々あると聞きます。これを足し算して、人類総論として、未来は正しく予測できるのだろうか。

温暖化になる、寿命が伸びる、不死になるかも、自動運転になる、お札、コインがなくなる、テレビがなくなる、みたいなざっくりしたマクロ的なこと以外に。

一方で、未来なんて不確実でわからないから自分で創ればいいんだよ、的な主張も多々見受けられるし、理解できる。けど、本当に可能なの?こんな複雑な、技術進歩が速い世の中で、自分以外の要素がとても影響し合う中で、創り出す、なんて可能だろうか。って思うのも正直なところ。

なんて話を不動産会社のひとと話をしていました。今が不動産を売却する良い機会なのか?どうか。未来はどうなるのか?円はドルに対してもっと下がるのか。それなら海外のひとにいい物件を高く売ったらいいかもだけど今なのか、みたいな、やりとり。雑談で目的が無いから、最後は「未来なんてわからないねー」ってことで終わった。

以下のような言葉、未来を創るに関する言葉、本をパラパラすると、たくさん:

・成功したいなら、過去の勝者が踏みならした道ではなく、新しい道を行け
・人生とは自分を探すことではない。自分を創ることだ
・ありとあらゆる解釈や記述を読むよりも自分で歩いた方が道はよくわかる
・チャンスがノックしてこないなら、そのためのドアを作ってやればいい
・本当に信じていることは必ず起こる。信念がそれを実現させるのだ
・最高のものが手に入らないなら、手に入るもので最高のものを作ればいい
・限界はいつも心の中にある。想像力を駆使すれば、可能性は無限に広がる
・鉄が熱くなるまで待つな、自分で打って熱くしろ
・未来は様々なことに左右されるが、ほとんどは自分次第で何とでもなる

そして:
・未来を見通す最良方法は、自ら未来を創り出すこと
(「倒されたかどうかは関係ない。立ち上がるかどうかが問題だ」(ブランドン・ハースト編 アルファポリス))

勇気もらえます。

成功者・著名人などと呼ばれる人たちの言葉をちょっと見ると、こんな未来を自ら創ろうぜ!的な姿勢を支持する言葉がたくさん。

そして、これらの言葉を記してあるところには、誰の言葉かが紹介されています。名前と、そして職業や何の分野のひとかが記されています。どの分野で活躍したかが特定できるのです。当たり前ですね。

つまり、これらの成功者・著名人は、”特定の分野”で秀でた人たちです。もちろんです。当然です。アレもコレもで成功するのは稀有ですね。何かに集中して打ち込んでいたから、何かを達成したのですね。

例えば、プロ野球選手として、何度も優勝させるコーチとして、哲学者として、脳外科として、ビジネスマンとして、大統領として、冒険家として、デザイナーとして。一方で、プロ野球選手兼物理学者ではないですね。何かで結果を残して、他の分野に参入して一時的ヒットを飛ばしたという人はいるでしょう。例えば、サッカー選手が本を書くとか、俳優から大統領とか。ただ、どちらかはどちらかに比較し一過性。継続的に結果を出すのはやはり専門分野がありますね。

だから、自分が集中している、専門な、ニッチな分野/領域であれば、自分が追い求めていることは、いつか実現させようと思っているわけだから、未来を創っていることになります。完成しなくても、その途中経過が世の中に影響を与えて、ある意味、未来を作っているのだと思います。それに、その専門分野に限っては未来がどうなるかある程度わかりそうです。当たるかどうかは別にして、今の自分の知識・知恵ではこうなる、って未来を自分なりに予測ができそうです。

ということで、未来、創れる、と思うのです。何かに集中して、それが好きで、愚直に打ち込んでいたら。あわせて、未来の予測も可能になると思うのです。

だから、こういう名言があちらこちらに生まれているのですね。そして、何かに集中していないような状況にある(ボクのような)場合は、未来って創れるなんて不可能かぁ?、とか、未来予測なんて無理だよ!、って思うのですね。創っているものがないから。。。

マクロな地球全体に関する、あるいは自分の知らない分野に対する未来、ではなくて、自分が燃えて集中している分野の未来、であれば、創れる。そして、予測できるのだろうと思うのです。

ということは、集中して、大好きで、燃えて取り組むことが、今ココに、目の前にあるか、が重大な課題、なのかな、って思います。

それがあるひとは幸せ、ですね。今、無い人は、いつかそれがやってきますね。チャンスがやってきます。同じ上述の本からの引用です。

・チャンスを見逃さない注意力、チャンスをつかみとる機転と勇気、チャンスを最高の結果へと推し進める力と根気。それが、成功を手にする勇者の徳である。
・君の現状は、君の才能とは関係ない。
・すべての夢はかなう。追いかける勇気さえあれば
・何をするにせよ、中途半端にするな
・間違いだらけの人生は、何もしない人生よりも気高く価値がある
・遅かれ早かれ、勝つのは勝てると思っている人間だ

ということで、今は夢がなくても、いつかチャンスが来るのでしょうね。そう信じて、そのときは、チャンスかなと自分が直感的に思ったら、それに取り組んで、そして未来を創っていきたいですね。

それに、純粋に、「未来は創れる」って思った方が、信じた方が、人生わくわくしませんかしら。自分を自分自身を信じて。

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