見出し画像

どんな自分であれ、自分を好きでいて欲しい。それが他者に優しくなれる秘訣

新年会。学生時代の仲間と。ゲイの仲間も。マイノリティの立場のいる仲間の苦労をいろいろ聞く。世の中、もっともっと優しくなって欲しい。日本で、日本人として、男として、ストレートとして、生きていると、女性やマイノリティや海外からせっかく日本が好きで来日してくださった方の、不要な苦労の実経験はない。でも、現実に多々あるのだ。

日本の制度は本当、古くさい。自由の価値、個人を大切にする価値を心底わかっていない。そう思う。

ただ、制度は常に後追いだ。しょうがない。まずは1人1人が、自分が常に正しいなんてクダラナイ思想に陥らず、千差万別、多様性、色んな趣味嗜好を当り前に受入れ、そんなことで他者に苦労・苦難を強いることを止めるべき。そういう社会にだんだんなっている。けど、制度があるべき姿になるにはもう少し時間と草の根パワーが必要なのかしらね。

みな、ひとりひとり、両親が産んでくれた大切な子供なのだ。地球の46億年の歴史の中で、生命が誕生した40億年の歴史の中で、たった1人の、ご先祖が積み重なる苦難を乗り越えて、生んでくれた奇跡の存在。1人1人が奇跡の存在。だから、違いにばかり着目して互いを大切にしない理由がわからない。違いがあるから価値がある。違いがあるからイノベーションにつながり社会がより良質になる。違いこそが価値なんだ。

それに、自分があるようでない。遺伝子や教育、文化のせいで、今の自分になってしまうのだ。自分で意図したことではない部分も多い。だから、個人を批判、否定、拒否、忘れ去るなんて、大いなるお門違い。

今の自分は自分が原因ではない


ボクは自分がなぜ、梨が好きなのか、好きな女性のタイプが特定されるのか、巨人ではなくて阪神を応援したくなるのか、わからない。
強い男よりも優しい男になりたいのか、アルコールに弱いのか、赤い服を着たくないのか、わからない。どうしてこんな性格なのか、趣味なのか、わからない。自分でコントロールしたわけではない。気づくとそうなっている。

大人なんだから、自ら学び、変化・進化しろ、と言われても、今の自分が制限してしまう。もちろん変わる時もある。自分の価値観のパラダイムシフトも経験する。でも、なぜ、今までの自分と違い、その考え方・行動が好きになったかはわからない。

自分すら自分の個性がわからない


だから、わからないということで、他人を寛容に受入れないならば、自分も受入れられなくなる。
これは避けるべだし、自分を受入れるならば、他者にもやさしくなれる、というロジックに気づくべきなのだ。

自分で自分を大切にしないといけない


なぜ、今、こんな自分になっているのかはわからないけど、自分は自分しかない。他者とは違う自分。
大切にして、好きでいて、こうなりたい!と思う自分がいるならそれを目指せばいい。周囲がなんと言おうとも。自分は自分。他者とは違う。個性なんだ。そして、そう価値設定できれば、つまり、他者にも優しくなれる。応援、支持、助けたくなるはず。

自分という個性が大切なら、
他者という個性も大切になる


ということで、今日のメッセージは、より優しい社会に向け、どんな違いがあろうとも他者を大切にするために、まずは自分を大切にしよう、でした。

読んで頂きありがとうございます。
(職場を/人生を良質にするコンセプトv6_86)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?