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教えて下さい49: 将来に可能性はあるの?何歳になっても?(v5_もぐらさんの悩み)

8月19日。土曜日。ジャック・マーのスピーチがSNSで表示された。若いうちはやりたいことに挑戦しないと。年取ると色んな足枷でできなくなる、なんて話。どうなんだろう。リタイアして時間ができるからやりたいことをできる、とも言えるし、若い頃は死に物狂いで動いたから資産が蓄積され、年取ってから余裕ができる、いろいろ挑戦できる、とも言える。

ところで、もぐらさんが仕事で高齢者に向けた素敵なスピーチがある。みんなにデジタルデバイドを使わせ、覚えさせ、そして結構な負荷の運動をしてもらうため: 何歳になっても人間は今が一番若い。そして、筋肉は何歳でもつく、柔軟にもなる。そして運動して健康になり、自立する。自立し続ける。なぜか? 自分のため、ではない。家族のため、近所の友達のため、だ。地震や洪水など、逃げないといけない時が来る。自分だけなら諦めてもいい。でも、大切なひとがいる。だから逃げよう。足の不自由な友人や小さい孫を助けて一緒に逃げよう。チカラを貸し、励ます言葉をかけよう。まだまだ社会の役に立ってください。私達はまだまだ皆様のチカラが必要なんです! 80歳でエベレストに登頂した三浦雄一郎さん、めざしませんか!あ、それは無理か。。。でも、近づけます!

今日の悩み: ”将来に可能性は常にある。何歳になっても。諦める選択肢をわざわざ取る必要はない、あるいは、現実は厳しく、歳を取ると体力・気力的にも諦めることが多々出て来る。将来に可能性などはない。諦めるチカラをつけるべき”。

案1:
当然、年齢に人間は縛られる。健康・体力・知力のみならず、何かを成し遂げるには仲間の協力が必要だから、年齢に相応しない目標を立てても誰もサポートしてくれない。例えば、60歳になっての夢がオリンピックで金メダル!なんてこと(それがやりたいと主張する50歳は知的成長・人格形成などに問題有りかと。。。)。こんなことには当然ならない。

その歳を大前提で素直に自分がやりたいことに挑戦すれば良い。将来に可能性は常にある。逆に言うとそう思わないで何ができるのか。希望をひめて取り組まないと取り組めない。できない/できるようにならないと明確にわかっていることにどうして挑戦することができようか。生身の身体で空を飛びたい、に挑戦するひとはいない。空を飛びたい、に挑戦するはありえる。諦める選択肢を取る理由は見当たらない。。。

あるいは

案2:
難しいことを言ってもしょうがない。歳を取ると夢を諦めることは出て来る。将来に希望が持てないことも多々ある。体力的に無理。知力的に無理。できたことができなくなる。したいことリストから、できることを巧みに選択できるチカラを養うべきだ。諦めるということは否定的な面だけではない。一定の年齢を重ねてからは、諦めることはチカラだ。諦めるチカラ。自身に正面から向き合い、精神的な葛藤と平穏のバランスを実現し、諦める。

ま、案1でも案2でも、どっちでも良いかな。ひとそれぞれ。第3の選択肢もありえる。人生に「正しい答え」無し。

大切なのは:
1.
どっちか悩む/どっちもあり/変化する、そんな自分を知ること
2.そして、自分と違う他人がいても、差別せず受け入れること
3.そして、大切な家族/恋人/仲間が悩み、辛く感じるその時に、案1、2のどっちがより心を落ち着かせ、安心させられる温かい言葉になるかを考えてプレゼントすること

そんな風に思ったりします。

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